【文字起こし】コウ・仕事術ラジオ#2-4 【話し方②】基本にして奥義!「相手視点」の重要性
こんにちは!Ryotaroです! 今回はコウ・仕事術ラジオというPodcastの文字起こしを記事にしていきます!
それでは早速、どうぞ!
オープニング
岡島
はい、というわけで、コミュニケーション回の第4回です。
川地
はい、第4回。
岡島
第4回、今回のテーマは何でしょうか、川地さん。
川地
はい、今回のテーマは【話し方②】としまして、「相手視点」ということをいろいろ話していきたいと思っております。
岡島
相手視点が大事ですからね。
川地
そうですね。これまでの回でもちょくちょく話してきたんですけど。
岡島
そうですね。
川地
やっぱり、コミュニケーションとか話し方においては、とにかく相手視点を持つということが大事だよね、っていう。
岡島
ところどころ話してましたからね、我々、相手の視点が、みたいな話はね。
川地
そうですね。このラジオは、基本的に仕事術ラジオっていう形で、ビジネスパーソンに向けた話をしてますが。
ビジネスってやっぱり基本的には相手視点の積み重ねじゃないですか。
岡島
本当にそうだと思いますね。
川地
それこそ社外という意味では、お客さんの求めるもの、ユーザーの求めるものを提供する、ユーザーの視点に立つということで売り上げを作っていくっていうのが大事ですし。
仮に社内だとしても、上司から依頼されたとか、上司が求めるアウトプットを出すっていうことで評価されるっていうのが大事ですよね。
岡島
そうですね。なんかめっちゃ社会って感じがする。
川地
仮にビジネスじゃなかったとしても、自分をこう押し出す、自分自分っていうコミュニケーションを取っちゃう人って、ちょっと相手するのが辛いなって思うときありますか?
岡島
そうですね。ちょっとね、それだとちょっと。
川地
この人自分の話ばっかだなみたいな人よりは、やっぱりこう、自分が欲しい言葉をくれたり同調してくれる人っていうのを好きになるっていう、まあ前も話した好意の返報性ってやつですね。
岡島
そうですね。自分、俺だぜ俺だぜみたいなコミュニケーションはね、想像したら多分ちょっとしんどいなみたいな人はいると思うんですけど。
川地
ありますよね。
岡島
さっきも社会みたいな話しましたけど、やっぱ人と人で全部成り立ってるから、そうなったときに相手が求めるものを出すっていうのはやっぱりね、大事でそのために相手の視点を知りましょうっていう話ですね。
川地
はい、そういうことです。なので、この回ではそういう話をしていきます。
岡島
じゃあ話していきましょうか。
川地
はい、よろしくお願いします。
岡島
お願いします。
「相手視点」の重要性
岡島
はい、というわけで、相手視点なんですけれど、当たり前の話なんですけれど、相手が誰かによって視点は変わるものですよね。
川地
そうですね。さっきも例で出した通り、上司なのかユーザーなのかで同じではないですよね、当然ですけど。
岡島
まあなので、相手を知ることで相手の視点を持てる、そこを予測できるっていう風になっていくって感じですよね。
川地
そうですね。
相手にとって何がメリットで何がデメリットになるかっていうのは変わっていくとので。
岡島
そうですね。
川地
そこをちゃんと把握しようねっていうのが前提の話かもしれませんね。
岡島
すごい大事ですね。
川地
まあもうちょっと具体度をあげると、その相手がどういう立場にいるのか。
さっき言ったようにお客さんなのか、上司なのか、それこそ株主みたいな人なのか、あるいはどんなことに興味があるのか、何をこちらに求めているのかとか。
ビジネスによるところであれば専門的な、それこそ業界に関する要素についてどれくらい理解している人なのか。
あとはその人が何に対してネガティブな反応をするのかっていうところとかを把握しておくっていうのが前提として大事。
岡島
そうですね。
なんか要素はいろいろあるし、どういう立場っていう、お客の中でも取引先なのか。
取引先とかだったりすると、その会社としてのメリットみたいなのもあると思うんですけど、
自分が相手をしてる向こうの担当者はどんな人なのかみたいな、によっても結構変わってくるから、その辺を細かく見ていく必要がありますよね。
川地
そうですね。それが消費者レベルになってくるとマーケティングみたいな話とかに近くなってくるかもしれませんから。
岡島
そうですね。
川地
それも大きく見れば人とのコミュニケーションかなというところですね。
岡島
そうですね。
川地
まず相手が誰なのか、その人はどういう立場でどういうメリットを持っている人なのかっていうのを知った上で、相手の求めている内容を伝えるっていうのが大事です。
これは本にあった言葉ですごいいいなと思ったんですけど、
「話すっていうことは自分の視点を離す。」
これ分離の方の離す、距離を離す方の離すなんですけど、自分視点を離すっていうことで話すことができるよっていうのがありましたね。
岡島
ダジャレね。
川地
ちょっと音声で聞くと難しいんですが。
岡島
でもね、なんかそういうちょっと言い回しみたいなのあると、なんかちょっと頭に入るなーみたいなのもあって、ちょっとこの話ししますかっていう感じで原稿に入れたんですけどね。
川地
そうですね。
これどういうことかっていうと、人は基本的に自分が聞きたい情報だけを受け入れるっていうのがあるので、何かを言ったら絶対何かが伝わるってことはないんですよね。
岡島
そうですよね。
本当に必死に伝えても結局ちょっと相手の中でも結論というか、俺はこうなんだみたいなのがすでにあったりする場合とかも結構ありますもんね。
川地
ありますね。
そんな感じで人って自分が聞きたい情報を受け入れるんで、逆に言うと話す側からしたら自分が話したいだけの話っていうのは受け入れてもらえないので自分を離そうと。
岡島
そうですね。
できるだけやっぱ相手に寄り添った形で相手の視点に立ってっていう伝え方が必要だよっていう。
川地
そうですね。
よくある話ですけど、正しいこととかファクトだけでは人の心って簡単には動かせないので、それこそ確証バイアスみたいなね。
以前話した自分の考えを支持する情報を集めちゃって、そうじゃない情報は無視しがちみたいなのって、人間誰しもあるものなので。
岡島
そうですね。
川地
加味した話をしないとなっていうところですね。
岡島
そうですね。
ファクトはファクトでめちゃくちゃ大事なんですけど、それが全ての判断の基準になったりするんだけど、それもあった上で相手はどう思ってるのかっていう視点が結構大事だよっていう話ですよね。
川地
そうですね。
大事だけど全てではないですね。
岡島
そうですね。
川地
なのでさっきも言った通り自分が話しやすい、自分が投げやすい球ではなくて、相手が受け取りやすい球を投げなければならないっていうのが、話し方においての大事なところなんです。
岡島
キャッチボールって言ったりしますもんね、会話もね。
川地
そうですね。
この自分がしたい話とか、自分をアピールしたいっていうエゴを離す、距離を離すことが会話、話すことの上達につながるっていう話でした。
岡島
分離の方の離すのね。
川地
離すと話すが同じ音なの、ちょっと聞いてる側からしたら難しいかもしれませんが。
岡島
そういう言葉ですからね。
川地
そうですね。
僕個人的にこの話を聞いていて思い出したのが、やっぱり転職とかもそうだなと思って、
転職活動とか面接とか、その求職者というか受ける側の時って、どうしても自分がやってきたことのアピールとか、自分のスキルの話とか。
当然するべきだし、することで相手に知ってもらうっていうのは大事なんですけど。
それと同じぐらい、面接官の人とか面接する会社ってどういうところなのかっていうのを聞く。
相手に話してもらうような、いい質問をするっていうのも同じぐらい大事だし、面接とかって転職とかって合格不合格をテストみたいにつけるというより、お互いのマッチングみたいなところが大きいので。
岡島
そうですね。
川地
お互いにキャッチボール的に話を聞いたり話したりっていうのができるのが、すごく大事かなということを思いました。
岡島
どんだけすごくてもね、そのポジションでこういう人が欲しいっていうゾーンに当てはまってなければね、「大谷翔平です」っていう人が来たとして、めちゃくちゃすごいんだけど、今求めてるのプロダクトマネージャーなんですよみたいな。
川地
確かに。
岡島
野球むっちゃできます、自分みたいな。
マジ実績出してますみたいな時に、「すげえな」ってなるんだけど、多分、今求めてる人ではないんですよってなっちゃう。
これ極端な例だと思うんですけど、そういうことって結構あると思うので。
川地
そうですね。
今の岡島さんはだいぶ極端な例ですが、全然あると思うんで。
それこそエンジニアの方であれば、
技術力がすごいっていう方と、マネジメントができますっていう方。
やっぱ両方優秀ではあるんだけど、その時会社がどっちを求めてるかって、また全然違うじゃないですか。
岡島
その求人がどうかみたいな感じですかね。
川地
です、です。
というので、相手が求めてるのは何だろう、
それに合わせた話をしようっていうのは結構、
転職活動とかでも使えるのかなと思っています。
岡島
そうですね、大事。
川地
とはいえ、相手視点の話を話すためには、具体的にはどうしたらいいのっていうところなんですけれども。
これまずは正しい話より「好かれる話」をするっていうところが大事ですね。
岡島
さっきの話にも近いですね。
川地
まさにです、まさにです。
ファクト、何度も言うんですけど、ファクトが大事じゃないとは言わないです。
ファクトは大事です。
なんですけど、正しい話よりまず好かれる話をしようっていうところがあって。
相手を気遣って遠回りの話し方をするっていうのが、一見、非効率に思えるかもしれないですと、ズバッといった方が早いじゃないですかって思うんですけど。
相手を気遣うことで、相手優先で好かれる話をすることで、結果的には大きなチャンスを掴むっていうことがすごくあります。
岡島
あるかもしれないですね。
これ結構、実際どうかっていう、そういう人が本当にチャンス掴んだのかみたいな話で言うと、実例とか出すのは難しい気もするんですけど。
この前、どっかで見たいいなって思った言葉があって。
「運は機会と準備が出会った瞬間」みたいな言葉があって、すげえいいなって思ったんですよね。
機会が巡ってきたときに準備してた人は、それに合わせていろいろできるみたいな。ちゃんとそこでやるべきことをやれるっていうのが、運のいい人の特徴だみたいな話があったんですけど。
機会がそもそも巡ってくるっていうのって、機会をくれるのって結局人じゃないですか?
みたいな話で言うと、当たり前にたくさんの人から好かれてる人の方が、結構機会って巡ってくると思うし、準備はしておかないといけないんですけど、準備できた人で、その上で、人から好かれてる人っていうのがやっぱり、チャンス掴みやすいっていうのは、僕は結構納得感あるなって思ったんですよ。
川地
いいですね。それいい言葉ですね。
なるほどな。
相手に好かれるためっていうのもありますが、
そのためには自分の話したいことっていうよりは、相手の求めてる話をするっていうのがやっぱり大事です。
売り込む、自分の話したいことを話すっていうのは、結構自分を売り込むっていう行為だと思うんですが。そういう売り込むではなくて、相手に役立つ情報を届けるみたいな意識が大事ですね。
岡島
そうですね。
ただ押し付けるんじゃなくて、お互いにとってプラスになるような形にするみたいなことですよね。
川地
そうですそうです。
あとはちょっと別のシーンで、例えば会議に参加してるときとかも結構あって、会議であれば、何かを聞かれたっていうときに、相手の立場に立って、相手が何を質問してるかっていうのを見つけて、それに回答する。
これトークストレートって前もちょっと話した話ですけど。
岡島
そうですね。
川地
相手が聞いてる質問に対して、イエス・ノーで答えられればいいのか。
アイディアを聞かれてるなら、アイディアを答える。
懸念点を聞かれていれば、懸念点を答えるみたいな。
聞かれてることに真っ直ぐ答えるっていうのは大事です。
岡島
そうですね。
仕事だと本当に結構大事な、結構基本っぽい話ですけれど。
めちゃくちゃ大事なんだけど、案外結構忘れがちというか何というか、ちゃんと身につくまで、しっかりやらないと身につかないなみたいなイメージありますね。
川地
ありますね。
この話、立場を逆転すると、質問する側も質問する側で、相手にイエス・ノーで答えて欲しいのか、アイディアが欲しいのか、承認して欲しいのかとか、そういうことをちゃんと分かってもらえるような質問の仕方をしないと難しいっていうのもありますね。
岡島
そうですね。
質問もね、分かりにくいとね。
なんか、我々とかはたぶんちょっと慣れてきてるから、相手の質問で何求めてるのか分かんなかったら、たぶん川地さんとかもそうだと思うんですけど、「これは何を聞かれてるんですか」っていうのを、結構逆に質問したりするじゃないですか。
川地
そうですね。
岡島
こっちが分かんなかったとき。そこはすり合わせないと、結局時間考えて考えてレスしても、
相手が求めてない回答だったら、それで一往復無駄になっちゃったりするから、っていうこともできるんですけど。
お互いにまだ一緒に仕事をし始めて、あんまり時間が経ってなかったりとか、新しい職場での仕事だったりとか、そもそも新人さんとかだったりすると、そもそも何聞かれてるか分かんないっていうので、結構相手がちょっと停滞しちゃったりすることもあると思うんで。
質問も大事ですよね。
これも相手視点と言えば相手視点ですね。
川地
お互いの視点なんでね、コミュニケーション。双方向で。
岡島
相手に何を聞いてるのかが分かりやすいような質問をするっていうことですよね。
川地
そうです。
会議に参加してるときでもう一個大事なのが、
会議ってこう、賛成反対とか決定をするみたいなことが多いと思う。
そういうときにちゃんとポジションを取って話すっていうことも大事です。
今のその、何を質問されてるかみたいな話の中でもちょっと出たんですが、上司に説明するときとかもすごい大事なことがあって。
これも本にあった話なんですが。
「配慮はしても遠慮はしない」っていうのが大事なんですよね。
岡島
大事っすね。
川地
まさにさっき岡島さんが言ってくださった通り、この会議まだ入ったばっかで、何聞かれてるかよく分かんないけど、なんか聞けないなみたいな、これどっちかっていうと遠慮なんですよね。
なので、しないほうがよくて。
上司に説明するときであっても、遠慮して、この上司はこういう意見嫌いそうだからなみたいなので、遠慮はしない。
だけど、言い方の配慮はする。っていうのがすごい、上司と話すときは大事なところかなというポイントです。
岡島
大事っすね。
何度かやっぱり繰り返して話してる内容ですけど、本当大事だなと思いますよね。
で、まあ、上司が何求めてるか分かんないみたいなときとかが結構あったりもすると思うんですけど、それ知りたいんだけど分かんないみたいな、何考えてるんだろうみたいなときもあるかもしれないですけど、やっぱりそういうときは、直接本人にストレートに聞くとかがやっぱり一番いい感じはしますよね。
川地
そうですね。
そこを遠慮して聞かないほうが結果的に時間がかかって、結果的によくないコミュニケーションになるっていうパターンですね。
岡島
やっぱり相手視点大事だし、こっちを理解してもらうのも大事な気がするし、相互理解大事ですね。
川地
大事です。コミュニケーションはやっぱり双方向なので、何度でも言いますが。
岡島
そうですね。じゃあ、ここら辺で一回またまとめておくと。
相手視点が大事だよって話なんですけど、それはそもそも相手が誰かによって変わるので、まず相手を知らないといけないですと。
その視点を持った上で、相手の求めている内容を伝えるのが大事ですと。
キャッチボールで例えると、自分が投げやすい球じゃなくて、相手が受け取りやすい球を投げるっていうのが大事ですと。
具体的にどうすればいいのかっていうところで言うと。正しい話より相手に好かれる話をするっていうことのほうが結構重要度が高いっていうところと。
あとは相手に質問されているときとかに、相手が何を聞いているのかっていうのをちゃんと把握した上でそれに回答するっていうのが結構大事だったりするよみたいな話ですかね。
川地
そうですね。
岡島
はい、こんな感じですかね。
川地
ありがとうございます。
岡島
このまとめの後に、ちょっといい感じの一言を言いたいんですけど。
川地
すごい。裏側っぽい話。
岡島
一言を言いたいんだけど、結構やっぱなんか、読んでてそうだよなーしか結構出てこない話が多くて、今回。
それだけ結構大事というか、ずっと難しいんだよね。相槌も「そうっすよね」ってずっと言っちゃってる気がする。
川地
納得感が前面に出ちゃう話ですよね。
岡島
ほんとそうだよなー。うん、そうだよなー。ってずっと言ってます。
川地
聞いている方々も結構頷いてくださっているのかそれとも意外だったのかちょっと教えてほしいですよね。
僕らは結構うんうんって感じで読みながら聞きながらでしたけど。
岡島
そうですね。前回に引き続きですけど基本っぽい話をしっかりしているということで。
じゃあ次行きますか。
相手に理解してもらいやすい話し方をする
岡島
次がまたこっちも相手は誰かっていう視点を持った上で「相手に理解してもらいやすい話し方をするのが大切です」って話ですね。
川地
そうですね。もうちょっとこう具体的な話し方の話をするんですけれども。
そもそもですね。理解しやすい話をするっていうところで言うと、まず自分が話す前の理解に時間を使うっていう、話す前がすごく大事っていうのがありますね。
岡島
理解できてない話ってどんだけ話し方うまくてもうまく話せないですからね。
川地
まさにですね。
頭のいい人っていう、話うまいみたいなのよくあるじゃないですか。
難しい話をね、わかりやすく話せるなみたいなのは難しい話をちゃんと理解できてるから話せるっていうのがあるんですよね。
岡島
ありますね。
僕NFTとかちゃんと説明できないですもん。いまだに。
川地
確かに。NFTとかAIとかも結構その使ったらわかるんだけど、あれなんでどうすごいのみたいなのとか言えないですよね。
岡島
難しいですね。その度にちょっと調べるんだけど結構概念として難しいものとかはなかなかね。
それがちゃんと理解できてる人は一言でめちゃくちゃ軽やかな説明をしてくれたりしますからね。
川地
そうですね。
なので逆に言うと理解できてない人って話し方をどうこうしてもどうしたってわかりやすくならないんですよね。
岡島
そりゃそうですよね。
川地
話し方以前の問題。
人間わかってないことはうまく言えないんだなっていう当たり前の話ですね。
岡島
やっぱそういう意味だとつけ焼き刃で喋ってもバレるし。
逆に言うとその話し方が苦手って人でもしっかり理解できてることについてはすごいわかりやすく説明してくれることとかもあると思うので。
川地
そうですね。
この理解した上での話にここからなっていくんですけど、まず大事なのが相手に合わせて平易な言葉で喋る。
これは前も話したところで何度も言ってるってことはそれだけ大事ってことなんですけど。
岡島
そうですね。
大事なことなので3回言いましたみたいな、ありますもんね。スラングなのかな。
よくわかんないけど。見かける言い回し。
川地
出典はよくわかってないけど。
そうですね。
前も言ってましたが中学生ぐらいでも理解できるような語彙でできるだけ話しましょうっていうのが大事ですね。
岡島
そうですね。
これ実際にその中学生が聞いて理解できるかどうかみたいなのはまあわかんないですけど。
意識の話でなんかその言葉の選択に迷ったときによりそのわかりやすいすごい平易な言葉を選びましょうみたいな意識の話だと思うんで。
川地
そうですね。
岡島
大事ですよね。
川地
平易な言葉もそうですし知識がない人に説明しても理解できるように話すっていうのも同じくらい大事ですね。
岡島
大事ですね。
これ結構ねなんか知識がある人だけで喋ってるとなんか全然その、気づけなかったりしますかね。
川地
いや本当に。なんかついついこう専門用語に専門用語を重ねたりとか雰囲気で話しちゃうんですけど。
いざこう全くない人に話してみると全然伝わらないってことはこれはなんというか話し方が
間違ってるんだなっていうのを気づけたりしますね。
岡島
そうですね。川地さんが前言ってましたけど。
IT系じゃない友人になんか話すと、なんかその
ITリテラシー高い感だるいみたいになんか言われたみたいな話が。
川地
あ〜そうですそうです。
それこそ、もうすごい細かい話だと
ワイヤー作るって言ったときに
「ワイヤー?ワイヤーって何?」みたいな。
岡島
いや〜そうですよね。
ここでもね多分「何ワイヤー?」ってなってる方いると思うんですけど。
ワイヤーフレームっていうねウェブサイトとか作るときのなんか設計図みたいなのが多分あるんですけど。
川地
いい表現です。
岡島
今頑張ってその分かりやすい説明を今意識して喋りました。
川地
早速実践してるとこなんですけど。
岡島
伝わってるかな。伝わってるといいな。
川地
まあでもこれすごく大事でその全く知らない人にあえて説明をすることで理解を深めるっていうのは結構いいことだと思ってるんですよね。
自分の理解のための。
岡島
あえてそのじゃあ例えばそういう人に向けて伝えるってなったときに同じぐらいの知識量の別の業界の友人なのか、なんなのか分かんないですけど。
ちょっと聞き役になってよってちょっと練習させてよって言って同僚とかでもいいですけど喋らせてもらって。
それで伝わるかを試すとかでそのギャップを埋めていって、ここが伝わらないんだなとか、ここから説明した方がいいんだなとか分かったりするからそういう予習をするとかも結構ね有効ですよね。
川地
そうですね。とても大事だと思います。
今の話にもちょっと近いんですが。話すときに相手が理解してるかどうかっていうのを推し量るっていうのも大事ですね。
岡島
相手の様子を見ながら喋るってことですね。
分かってなさそうだったらフォローするみたいな。
川地
これも本で見つけたいい言葉シリーズなんですけど。
「無言は理解ではなく無理解のサインだ」っていう言葉が。
めちゃくちゃいいですよね。
岡島
黙っちゃうっすもんね。
これもね。多分僕とか川地さん結構もう仕事して慣れてきてるから、分かってないときあえてバカっぽい質問多分するんですよね。
川地
そうですね。よくやりますね。
岡島
「なんかほんとすみません。ごめんなさい。自分ここから分かってないんです。基礎でちょっと申し訳ないんですけど、すいません分かってないです」
って言うと案外実は私も分かってなかったです
みたいなことあるじゃないですか。
結構バカっぽい質問だけどしちゃうと、結構その場でみんな「あ、そこからか」みたいな感じになって「よかったよかった」ってなってそこからちゃんとみんなで理解していくみたいになったりするんですけど。
それがしづらい環境だったりとか、それこそまだ慣れてない職場だったりすると言いづらいのでどうしても。
僕とか川地さんも結構、今アルっていう会社で結構長く働いて結構知った顔同士だからそういうの言いやすいとかがあるけど。
環境によってはすごいそういうの言い出しづらいまま、会議に参加してる人が分かってないまま次に行っちゃうとか結構あると思うんで。
川地
そうですね。
だいたいよくある風景としては「なんか質問ありますか」って言って、誰も何も言わないっていう状態になって次に進むっていうの。これは僕はやっぱ前の会社とかではあるあるだったので。
岡島
それもやばいな。サインの一個かもしれないですね。「自分は大丈夫です」みたいな。本当に大丈夫な場合ももちろんあると思うんですけどね。
なんかそれで言うと、圧かけるやつあるじゃないですか。
どういう圧かというと「質問が出ないってことはここまで皆さん完全に理解してくれたってことでいいですか」
って言う人いるじゃないですか。それ言った時に「やばい」ってなって「じゃあえっと」みたいな感じになるじゃないですか。
あれ結構いいコミュニケーションだと思います。ある意味。
川地
そうですね。
あとは質問を出してもらう時にどんな質問でも
質問してくれた人を褒めるっていう、プレゼンする側の技術ですけど。
こんな質問していいのかなって、みんな質問する人めちゃくちゃ思うんですよね。
なんですけど最初の一歩目が一番緊張するので一番一歩目を出してくれた人をめちゃくちゃ褒めるみたいなのは話す側としては結構やるかもしれないですね。
岡島
そうですよね。
さっきも話しましたけど、結構バカみたいな質問僕ら割としますみたいな話しましたけど。
バカみたいな質問する人めっちゃ偉いみたいな話あるじゃないですか。自分らが偉いっていう話を別にしてるわけじゃないんですけど。
結構その話してる側からすると、そこの場の理解みたいなものがすごい大事だから、それを構成するための要素として、そういう質問って超大事だよね、みたいな話もあったりしますよね。
川地
そうですね。超大事だと思います。
とはいえ相手の理解度を推し量る。様子を量るっていっても、どういう時が理解している、どういう時が理解していないの、みたいなのもあると思っていて。
今、「無言は理解じゃなくて無理解のサイン」っていうの紹介しましたけど。他にもいくつかあるんで。
例えば「だいたいわかりました」とか「おおよそわかりました」みたいな曖昧な返事とかも理解しないシグナルの1個だったりしますし。
あとこれはちょっとオフラインの話が近いんですが。こちらを見ないで隣の人の顔を見ているとか。
岡島
情景が浮かびますね。
川地
浮かびますよね。
あとこれはちょっとプレゼンとかの例に近いんですけど手元の資料とかはこちらは次進んでくださいってめくってるときに、まだ前の資料を見てるとか、無理解のサインだったりしますね。
岡島
話聞いてないのか。聞いてないのはもうわかんなくなっちゃったから話聞いてないのか。
それかなんか普通にその前の資料の段階で理解できてない部分があるのか、まだ見てるのかわかんないですけど。
確かにねこれはちゃんと理解が場の進行に追いついてないみたいな状態なんでしょうね。
川地
そうですね。
今挙げたあたりがあったらもしかしたら理解してないかもなっていうのでちょっと補足したり追加したり質問したりがいいかもしれないですね。
あとはですね。相手のフォーマットに合わせるっていうこれもまたちょっと前に話したような
内容だったりするんですが。相手の土俵に徹底的に合わせた形で伝えるってのが大事です。
相手の言葉とか、考え方とか伝え方みたいなのの癖を研究して、それに合わせて伝えるとか。
言葉じゃなくて文章書く方であれば相手の用いるフォーマットに合わせて文章を作るとかが大事ですね。
岡島
それこそさっきのワイヤーフレームとかもそうですけど。業種によって専門っぽい言葉もあるしもっと細かいところで言うと社内用語社外用語みたいなあるじゃないですか。
よく聞いたりしますけどね。
よくリクルートの社内だとこういう言葉があって、とか。
サイバーの人はこういう言葉があって、みたいなよく聞いたりしますよね。
IT業界の話だとそういうのあったりすると思うんですけれど。相手に合わせたそういう言葉を
使うっていうのは結構大事だと思いますね。
川地
そうですね。
社内用語は社内用語で、それによってコミュニケーションが円滑になるっていうそれはそれで大事なものなんですけど。
それが誰にでも使っていいってわけではない
っていうのは大事な視点として持っておいた方がいいかもしれない。
岡島
社内とかコミュニティの中だと円滑になるし、
外で使うと逆にダメになるみたいな、そういう言葉ってありますよね。
川地
なので。相手がどういう立場なのか教えてくださいっていうのが一番大事なところです。
岡島
相手視点ということで。
何より相手視点です。
じゃあここもまたまとめておくと。
相手が誰かっていう視点を持った上で、その相手に理解してもらいやすい話し方をするのが
大切ですと。
具体的にどうすればいいのみたいな話でいうと
話す前にその物事自体への理解に時間を使うとか、相手に合わせて平易な言葉で喋るとか、あとは知識がない人に説明しても、理解できるように話すとか、相手の理解度を推し量りながら話す。あとは相手のフォーマットに合わせて話す。
この辺を結構押さえておくと相手にとって理解してもらいやすい話し方ができますよ、っていう話でした。
エンディング
岡島
というわけで。今回、相手視点の話をしてきましたけど。やっぱりこれまで話した内容、これも前にも話しましたけど、みたいな話がちょっとお聞きいただいている中でも結構多い回だったかなと思うんですけれど。
やっぱり「相手視点」みたいなものってビジネスにおいてあらゆる場で大事というか、ビジネスだけじゃなくて人とのコミュニケーションの中でめちゃくちゃ大事なので。
いろんな本を読んでいるとその要所要所で相手視点の話が出てきていたから、被った話が多かったのかな、と思ったりしましたし。
やっぱり川地さんも言ってましたけど。何回も出てくるってことはそれだけ大事なことだったりするので、改めて結構被ってる内容とか多かった気もしたんですけど、「相手視点」という括りでもう一回おさらい的に聞いていただけたらよかった内容かなっていうのがありましたね。
川地
そうですね。
相手視点っていうところも基礎中の基礎というか、コミュニケーションといえばみたいな一番前提の考えに近いようなものというか、すっごい大事なところなので。
これ何回も聞いて覚えてほしいなと思ってます。
岡島
そうですね。
これからも多分いろいろ話していく中で、こういう相手視点の話みたいなのが結構出てくるかなと思うんですけれど。
それだけ大事なんでね。これからも都度ちょっと切り口とかを変えつつお話ししていければなと思います。
という感じで、今回はここまでなんですけれど。
次回ですね川地どんな話していくんでしたっけ。
川地
次回はですね【話し方③】としまして、「嫌われない話し方」っていうテーマで話をしていきたいと思います。
岡島
そうですね。
嫌われないの大事ですからね。
川地
何わろてんねん。
岡島
嫌われたくないなと思って。
川地
なるほど。
この話ちょっと、今回話した「相手視点」に近い部分はあるんですけれど「嫌われないためには相手の感情に寄り添うのが大切だよね」みたいな話をしていこうと思っております。
岡島
そうですね。
コミュニケーションの前の回とかでも基本的な振る舞いとして「減点を減らす」ような立ち回りができるといいよね、みたいな話をしたかなと思うんですけれど。
その辺をもうちょっと話し方にフォーカスしてお話ししていくって感じになりますかね。
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください。
ありがとうございます。
川地
ありがとうございます
今回は以上です!
次回の放送も楽しみですね!
ではまた!