【読み物】の読解-「「コミュニケーション」と「コミュニティ」の違いについて‐(2024年4月1日)

こんにちは!Ryotaroです!
今回はSWCというFiNANCiEコミュニティでけんすうさんが書かれている【読み物】というコンテンツの読解をしていきたいと思います!

「SWCって何?」という方はこちらをチェックしてみてください。

こちらの記事はSWCトークンを1000トークン持っている人だけが読める、読み物【1000】というコンテンツを扱っていることもあって、内容はわりと省略しています!

原文が気になる方はSWCをフォローして1000トークンを集めてみてください!そうすると読み物【1000】が読めます!

それではいきます!


印象的なセンテンス①

なので、コミュニティを作るときに「コミュニケーション(つまり、AさんとBさんのやりとり)」を強化してしまうと、読んでいる人にとってつまらない場になってしまうというのがあったりします。

2024年4月1日の読み物より

印象的なセンテンス②

読み手を考えると、この「パケット型」を増やす方がいいわけですね。グルーミング型は、あっちゃいけない、というわけではないですが、SWCだと「ロビー」とかで挨拶や雑談、お礼をいう、という形にしています。あそこはまあ、読み手にとっては見なくても大丈夫、みたいな場所です。

2024年4月1日の読み物より

「コミュニケーション」と「コミュニティ」の違い

コミュニケーションは人がやり取りをする際に生まれる「線」であり、コミュニティはコミュニケーションの線がいくつかある「面」です。

自分が誰かとコミュニケーションを取りたいと思ったときには、自分から出された線を受け止めてくれる相手が必要ですが、

自分がコミュニティにいたいと思った時には必ずしもコミュニケーションを取らなくてもいいわけです。そこにはきっと自分以外の誰かと誰かがコミュニケーションをしているはずです。

そのコミュニケーションを自分が見ている、ということもあり得るのがコミュニティです。もちろん、自分がそのコミュニティで誰かとコミュケーションを取ることもできます。

コミュニケーションは線で、コミュニティは面である。このことを抑えておいてください。


見ているだけの人が大多数

SWCは、コミュニティ内でメンバー同士のコミュニケーションに重きを置いていないそうです。

  • え、コミュニティはコミュニケーションができてなんぼでしょ。

そう思われた方もいるかもしれませんが、それはあなたが「コミュニケーションをするタイプ」の人だからそう思うだけなのかもしれません。

コミュニティには、コミュニケーションをする人もいればしない人もいます。先ほど確認した通り、コミュケーションをしなかったとしてもコミュニティにいることはできますからね。

で、このコミュニケーションをする人って全体の5-10%くらいしかいないようなのです。

となると、その他の90-95%の人というのはコミュニティに名前だけあるだけで覗きに来ない人か、覗きに来たときに他者同士のコミュニケーションを見ているだけの人というわけです。

コミュニティにおいては、コミュニケーションをする人たちが目立ってしまいますが、見ているだけの人の方が圧倒的に多いんですね。

だから、コミュニティをよくしよう!とか思ったときに、コミュニケーションをする人たちの意見をコミュニティ全体の総意だ、とか思ってしまうのは分かりやすく誤りだということです。

コミュニティにおいては、見ているだけの人のことも考えることが大切です。これは運営が、というわけではなくて、コミュニケーションをする人たちも考えなければならないことです。


コミュニティ内のコミュニケーションについて

コミュニティでは、人がたくさん集まっていて、コミュニケーションの量が多い方が良さそうなものですが、

コミュニケーションの種類が「馴れ合い」や「個人的なやり取り」ばかりになってしまうと、見ているだけの人にとってはつまらないものになってしまいます。

仮に、あなたが「見ているだけの人」だとします。そのコミュニティで、

  • 「Aさんは前回のオフ会で遅刻したから今回は間に合ってくださいね」

  • 「いやいや、遅れたのは俺じゃなくてBさんじゃないすか、何言ってんすか」

  • 「www」

みたいなやり取りだけだったら、「何これ?」と思いますよね。

こういうやり取りって、やり取りをしている人同士は面白いのですが、それは話の内容が面白いわけではなく、やり取りそのものが面白いだけなので、見ている人にとってはつまらないものなのです。

一方で、

  • 「今日はプレゼント企画の応募最終日です。お忘れなきように」

  • 「今日から参加したのでよくわからないのですが、どこで応募できるのですか?」

  • 「こちらにリンク貼っておきます」

  • 「ありがとうございます」

というやり取りは、見ている側からしても「あ、そういえばそうだったな」と役に立ったりもするので見ていられます。

このように、情報に重きが置かれているやり取りを「パケット型のコミュニケーション」と言い、

もう一つのやり取りそのものに重きを置いているやり取りを「グルーミング型のコミュニケーション」とけんすうさんは名付けました。

コミュニティにおいては、パケット型のコミュニケーションが多い方が見ているだけの人にとっても面白いです。

ただ、グルーミング型のコミュニケーションをメンバー同士でとってはいけないわけではないので、そういったコミュニケーションはそれ専用の部屋でやったりだとか、直接DMのやりとりをしたりして楽しめばいいと思います。

コミュニティにおいては、見ている人たちのことを考えながらコミュニケーションを取れるとよいですね。


この読み物の内容がとても面白かったので、以前この内容をテーマにして記事を書いたことがあります。

それをこちらに貼っておきますのでよければ合わせて読んでみてください。

今回は以上です!
では!

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