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【読み物】の読解-フィナンシェ上のメインコンテンツを、プロジェクトの進行にしない方がいいかも‐(2024年3月31日)

こんにちは!Ryotaroです!
今回はSWCというFiNANCiEコミュニティでけんすうさんが書かれている【読み物】というコンテンツの読解をしていきたいと思います!

「SWCって何?」という方はこちらをチェックしてみてください。

こちらの記事はSWCトークンを1000トークン持っている人だけが読める、読み物【1000】というコンテンツを扱っていることもあって、内容はわりと省略しています!

原文が気になる方はSWCをフォローして1000トークンを集めてみてください!そうすると読み物【1000】が読めます!

それではいきます!


印象的なセンテンス①

というので「プロジェクトの進捗をコンテンツにしたばっかりに、みんながメインで見るコンテンツがトークン価格になってしまい、結果として売られてしまう」みたいなことが起こってしまうんじゃないかなあ、と予測しています。

2024年3月31日の読み物より

印象的なセンテンス②

SWCのフィナンシェコミュニティが「僕の読み物」だったり、「チャレンジ企画」(何かをするとトークンがもらえる)」だったり、「質問広場」「みんなのまなび」などの、ユーザー投稿系を中心に置いているのはこの状態にするため、と言っても過言ではありません。

2024年3月31日の読み物より

プロジェクトの進行をメインコンテンツにしない方がいい理由

「プロセスエコノミー」という言葉があります。これはコンテンツのプロセスを公開しながら進める、というもので現代はこれがすごく重要な時代でもあります。

ただ、FiNANCiEという場で「プロセスエコノミー」をやろうとするのは実はミスマッチだったりします。なぜならプロジェクトってそんなにスピーディーに進んでいかないからです。

そんな、スピーディーに進まないプロジェクトのプロセスを公開しようとすると、その内容が単なる「業務報告」になったりしてしまいます。これって、全然面白くないんですね。

だからみんな、プロジェクトの進捗よりも面白いものを求めて、結果的に「トークン価格」に注目してしまうことになります。

となると、運営からの業務報告よりも、トークン価格の揺れ動きの方が面白いコンテンツとなります。

つまり、FiNANCiEコミュニティのメインコンテンツを「プロジェクトの進行」にしてしまうと、運営が提供できるコンテンツが面白みのない「業務報告」になってしまうので、みんな面白みのある「トークン価格」に注目してしまう、ということです。

で、このトークン価格の揺れ動きを「面白い」と思えるのって「トークンが値上がりしているときだけ」なんですね。

だから、トークン価格が下がってしまうと「怒る人」「疲れる人」「売る人」が出てきてしまうんですね。

で、トークンを売ってしまったら「自分が売ったトークンが値上がりするのは嫌だ」という理由でそのプロジェクトのネガティブキャンペーンなんかを始めたりしちゃう人も出てきます。

このように、プロジェクトの進行をメインコンテンツにしてしまうと、あんまりいいことがないんですね。


SWCのコミュニティ設計

SWCは、プロジェクトの進行はメインコンテンツになっていません。

SWCでは、

  • けんすうさんが毎日更新する読み物

  • メンバーがそれぞれ投稿する企画や文章、作品

がメインコンテンツとなっています。
こう書くと、

  • え、メンバーの投稿がメインコンテンツになんてなり得るの?

という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、それが案外メインコンテンツとして成り立つんですよね。

これ、SWCにいる僕としても不思議に思ったんです。
不思議すぎたので一回そのことをnoteにまとめてみたのですが、

まとめた結果、

  • SWCにはまなぶ意欲が高い人たちが集まっている

  • その人たちがトークンを使ってあれやこれやできるように運営があまり口を出さないようにした

  • 結果、トークンが様々な形でコミュニティの潤滑油として機能している

というのがメンバーの投稿がメインコンテンツになり得ている理由だと僕は結論づけました。

となると、

  • この形って他のプロジェクトで再現可能なの?

という疑問も出るかと思うのですが、
これは運営が

  • プロジェクトの進行をメインコンテンツにしない

  • メンバーの投稿をメインコンテンツにする

  • 運営はメンバーの行動にあまり口出ししない

これらのことを心がけるだけでも「トークン価格」がメインコンテンツにならずに済むのかなというのはあります。

プロジェクトの進行をメインコンテンツに据えてるばかりに、メンバーの注目がトークン価格に集まってしまっているプロジェクトは一度コミュニティの設計を見直してみるのもありかもしれません。


今回は以上です!
ではまた!

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