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ストーブリーグ@1アマチュアレーサーのストーブリーグの動き
こんにちは。こんばんは。おはようございます。
レーシングドライバーの澤井良太朗です。
今日は、ストーブリーグという謎のリーグについてのお話をしようと思います。
あなたは、ストーブリーグというものをご存知ですか?
ストーブリーグとは、スポーツ選手の契約更改や移籍についての話題のことで、元々は野球関連で使われていた言葉だそうです。
ストーブが必要な季節=オフシーズン
オフシーズンの動向についてという解釈ですかね。
名前の由来では、ストーブ囲って契約の交渉などを行うからという由来もあるそうです。
つまりは、オフシーズンという事ですね。
プロのサッカー選手や野球選手は、契約の交渉をしたり、フリーになった選手は移籍先からのオファーを待ったりしますね。
では、レーサーのストーブリーグはどうでしょう。
1.プロレーサーのストーブリーグ
これに関しては、僕はプロでは無いので、断定はできませんので、半分憶測で書きます。
プロレーサーであれば、他の競技の様にオファーを待つ選手もいると思いますが、オーディションを行うチームもよく聞きますね。
他自動車メーカーのドライバーになるために、オーディションを行って、タイムを出した選手が来年のシート(コックピットに座る権利)を獲得できるという形。
これは、だいたいの方が予想できると思います。
日本で1番有名なカテゴリーである、スーパーGTもオーディションで選手を選んだりしているみたいでした。
2.アマチュアレーサーのストーブリーグ
これは、なかなか一般の方には想像できない分野かもしれませんね。
中には、メーカー育成のドライバーになるために、オーディションを受ける選手がいたり、メーカーでは無いチームもオーディションでドライバーを決めているチームもあったりしますので、
まずは、来年のシートを確保することから、だいたいは始まります。
僕もこれまで、何チームかのオーディションを受けた事がありますが、思っている程狭き門では無かったりしますが、やはり未経験だと厳しい事もあるかもしれません。
僕がレースを始めるきっかけとなったチームのオーディションでは、未経験で参加し、一応合格は頂けましたので、運が良ければ合格を勝ち取れることもあると思います。
本題はここから
アマチュアレーサーのストーブリーグの動きについてです。
レースって、お金が凄くかかるイメージがあると思います。
だいたいのチームが、契約する際、契約金を支払うように言われます。チームによって額は多少ズレますが、安い軽自動車の新車が買えるかなー買えないかなーくらいのお金がかかります。
間違いなく、他のスポーツをするよりはお金がかかるので、
オフシーズンは、仕事プラスαでバイトをしまくったり、スポンサーになってくれる方に営業したり。
人それぞれ形は違いますが、その資金を集めるために動きまくっていますね。
もちろん、軽自動車の耐久レースや、マイカーで出場できるレースなどは契約金はかかりませんが、スーパーFJのようにレンタル契約でレースをしている選手が多数のカテゴリーでは、そういった活動が必須になります。
3.1アマチュアレーサーのストーブリーグの例
最後は、僕のストーブリーグのスケジュールをざっくりと紹介させて頂きます。
現状、来シーズンカテゴリーはスーパーFJでのレース出場を目標としています。
その中で予算を出して、自分の持ち出しの資金といくら足りないかを把握。
その後は、スポンサー活動をしたり、掛け持ちでお仕事をしたりと色々やっています。
仕事から帰ったらスポンサー様に提出するための資料を作ったり、休みの日も他の仕事をしたりと、忙しいくさせて頂いて、僕の場合は、1月の休みは無かったりしますね。
スポンサー様の営業は週2回程度で、他の日は仕事帰りにせっせと資料作りをしてできたらプレゼン
その繰り返しです。
4.ストーブリーグで1番大切なこと
ここで1番大切なことは、気持ちの強さです。
社会人になって間もない時は、レースのためにバイトもしていましたが、好きな事をしている時間にしないとなかなか続きません。
レースのためにというのもあって当然ですが、
その仕事に楽しさを持って向き合うことで、良い方向に進むと思います。
この記事を読んで、大変そうだなと思う人は、多分レースには出れないと思います。
全て気持ちの問題でなんとかなりますので、何も考えずにその場に飛び込んでみて下さい
色々なものが見えてくると思います。