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隙があるので醜い自語りをしよう。


自己紹介をしようと思う。

1992年6月20日に三重で産まれ、
日本人の父とクオーターであるフィリピン人の母を持つ。
国籍はフィリピン共和国。

なぜ、国籍を日本に変えないのか?
日本に住むのであれば日本国籍を持っている方が快適に過ごせるし当たり前の事だと思う。

ただ、在留カードや国籍の話しはネタに使えるからだ。
話す事が苦手な自分にとってこれほど話題作りをしやすいものはない。


去年の梅雨頃から一眼カメラを始めた。

私はサバイバルゲームフィールドの店長をやらせてもらっている。
そこでは利用者の楽しんでいる写真を撮影するのだが、
当時私は一眼カメラなんて持っておらずiPhoneで撮影をしていた。
iPhoneでも一眼カメラに負けないクオリティや構図を作ろうと試行錯誤しながら利用者に写真を提供していた。

この頃は知り合いが経営しているBarへよくお世話になっていたのだが、
そこでとある方と知り合う事になる。
その方が私にカメラを教えてくれた恩師であり師匠である。

私は二児のシングルファザーをしていて経済的にカメラを買う余裕などはない。
そんな私を見かねてなのか、それとも頑張っている姿勢を認めてくれてなのか、
私には分からないがそんな私に使わなくなった一眼カメラを差し出したのだ。
今でも大きな感謝を抱いている。

頭を上げるつもりはないし、その方が右を向けと言えば右を向くだろう。
なぜなら私の人生を変えたのだから。
大袈裟かもしれないが私は常にそう思っている。

長くなってしまったけれど、ここから私のカメラ生活が始まったのである。


カメラのある生活と自分自身。

始めの頃は職場であるサバイバルゲームフィールドでのみ撮影をしていた。
しかしそんな事では満足してもらう写真を提供する事ができないと思い、
プライベートでも持ち歩く様になった。

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今まで気にも留めなかった景色が見違える様に変わって見えた。
目を覚ました時の日差しが刺さる部屋、
通勤途中の商店街、
嫌いだった蒸せかえる通勤電車、
誰も気に留めないボロボロの看板、
避けて通った水溜り、
自然のオブジェクト。
喫煙所の灰皿やカラスが荒らしたゴミ捨て場さえ見方が変わった。

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知識を増やす為に色々と撮っている。

日々、勉強の積み重ねである。


ある自分に気づく。

撮っているからには誰かに見て欲しいという承認欲求が出てくる。
承認欲求や名声欲なんて物は元からあったのでそこに関しては驚かないのだが、
カメラを始めたばかりの素人がそんな簡単に欲求を埋めれるはずがない。

そこで、ある事に気づく。
サバイバルゲームフィールドで写真を撮っているのだから、
銃を構えた写真は誰よりも経験値があるはずだと。
それを自分の強みにしていこうと。

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かっこいいな。

我ながら思う。
勿論、モデルの方のおかげである事を忘れてはいけない。

最近、変な嫉妬心が芽生える。
オタクを拗らせているので武器を扱っている作品の写真も撮りたいと思い始めた。
その界隈は上手に撮影される方が非常に多い。
しかし、作品に出てくる武器の扱い方や体重の掛け方を知らない方もいる。
そんな写真を見る度に思う。

私に写真を撮らせろ。

私なら一般の人よりも扱い方を知っていると自負している。
臨場感のあるリアリティな写真を撮る事が出来る。
構図やライティングなんて初心者だ。
上手な方々から見れば下手な写真だと思われるだろう。
だが、下手と思われても私は作品の中身に重点を置いて写真を撮りたいと考える。

これが新たに気付いた承認欲求や名声欲とは別の私である。


最近では。

こんな私と撮影をしてくる方が徐々に増えてきた。
写真嫌いだった人が楽しいと言ってくれたりもする。
大変喜ばしい事だ。

技量なんて全くない。
それでも、誘ってくれたり撮らせてもらえる方には感謝しかない。
一緒にいい作品を作る為に試行錯誤しながら撮るのは楽しい。

この記事にどれだけの人が覗きに来るだろうか。
有名人でもなんでもない、写真を趣味にしている一般人だ。
日陰の日陰だ。
もしかしたらこの記事を覗いてくれる方がいるかもしれないし、
私を撮影に誘ってくれる変わった方がいるかもしれない。
あまり期待はしていない。
このnoteだって気分で初めてみたものだし、
私のやる事は決まっているからだ。

日々勉強である。

とイキってカッコつけてみる。



R y o 太 郎 。@tarocha_1992



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