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キャリアのJカーブ

株式会社ニュートラルでCDOをしています、りょーたです。
最近Youtubeで動画を見て、これまでのキャリアについて良い気づきを得たので、入社して半年たった今、振り返りも兼ねて書き残したいと思います。

↓ 視聴した動画はこちら


私のこれまでのキャリアを記載しておきます

2020年:神戸大学工学部機械工学科を卒業

2020年 - 2022年:株式会社神戸デジタル・ラボでフロントエンドエンジニアとしてプロジェクトに複数の従事。MVPや新規サービス開発、保守運用を担当。

2023年 - 現在:株式会社ニュートラルでCDOに就任。デザインエンジニアとして、プロダクトの設計、フロントエンド開発にコミット。


守破離を意識する


動画を見て強く印象に残ったのは、「守破離」という言葉です。

守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前) ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「守破離」と言う考え方は初めて知ったのですが、今後のキャリアを考える上でとても良い指標になりますし、仕事を行う上で型として実践しやすいものだなと思いました。

自分の経歴を守破離で当てはめてみると、

【守】
2020年 - 2022年:株式会社神戸デジタル・ラボでフロントエンドエンジニアとしてプロジェクトに複数の従事。MVPや新規サービス開発、保守運用を担当。
【破】
2023年 - 現在:株式会社ニュートラルでCDOに就任。デザインエンジニアとして、プロダクトの設計、フロントエンド開発にコミット。

となります。

私のファーストキャリアは、教育担当だった先輩エンジニアの教えを守り、基礎を構築することに注力していました。業務の大半は、受託開発と保守運用でしたが

  • (PMなどへの)報連相を徹底する

  • 納期を守る

  • ヒューマンエラーを減らす工夫を怠らない

といった点は、ここで定着したと思います。

そして今は、培った基礎をもとに【破】を実践している真最中です。


"経験"を買って成長する


次のキャリアは事業開発に携わりたい、という思いが強くあり転職活動を始めたのですが、ご縁があり、株式会社ニュートラルで0→1のフェーズのサービス開発に携わることになりました。

年収で言うと前職よりも下がる結果にはなりましたが、創業期のスタートアップでサービスの立ち上げを行うと言うのは、いざ経験しようとしてできるものでもないと考え、入社を決めました。
この決断に関して、迷いは少なからずありましたし、周りから驚きや否定的な声もいただきました。

ただ、動画で田辺さんの話を聞いて、「ああ、自分は今キャリアのJカーブを掘っているのか」と気づき、これが自分の選択した道なのだと言語化することができました。


Jカーブとは、一時的に下がって、その後、急成長を果たす成長曲線を指し、その曲線が英語のJに見えることからJカーブ(またはJ字カーブ)と呼ばれています。


Jカーブの法則 普通の人が天才になれる
出典:https://plus-work.jp/circle/book/jcarve.html


今回は、それをキャリアに当てはめているのですが
「線形に成長するのではなく、自分の過去の経験が活かせない領域にリスクを持ってでも挑戦することで、後に活かすことができる大きな経験を得られる」というものだと解釈しました。


最後に


転職をして約半年が経ちましたが、今はこの選択をして良かったなと思っています。

それは、スタートアップのリアルや事業の立ち上げの難しさや楽しさを知り、マインドセットや視座に変化が生まれ、他の選択では得られなかったであろう成長を感じられているからです。

今後、【離】に至るための糧になるように、そして、会社も共に成長し、綺麗なJカーブが描けるように頑張っていこうと思います。

以上です。


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