フランチャイズの事業検討の際に気をつけるべきことを本部の人間が教えます。
フランチャイズで事業検討をされる中で
今まで何社の事業説明会を聞きましたか?
私はこれまでリサーチと新規事業の調査も含めて
100社以上のFC事業説明会を聞きました。
そこで見えてきたフランチャイズの闇と裏側について解説していきます。事業を検討する上での参考になさってください。
【注意すべきフランチャイズ会社】
①加盟金が極端に安い
②FC加盟店数が0もしくは100以上
③実際の数字を教えてくれない
です。
まずは①から解説していきます。
①加盟金が極端に安い
今、加盟金0円でスタートできます。という謳い文句で店舗を増やしているFCが増えています。0円までいかなくとも50万円ほどからスタートできるプランも注意が必要です。
この裏側はどうなっているかというと
1、人材不足でキツすぎる仕事だから
FCという形で人員を増やそうとしている
2、加盟後にかかる内装費、什器備品代、材料等の仕入費用で
本部は稼ごうとしている
という裏側があります。
1のパターンは清掃業や配送業に多いです。
需要は地域によっては確かにあるものの分給換算すると賃金は低かったり
暑い、臭い、きついなどで人が定着しない業態である可能性が高いです。
直営だと人が集まらないからFCという見せ方をして人材を確保しているパターンです。
ハードであることを理解して身を粉にして働き続ける覚悟がある方ならいいですが、それならわざわざFCとして動く必要はなくどこかに雇用された方がリスクなくできるので、加盟する必要もない気がします。
2のパターンは飲食や施工業、スマホでできる副業系に多いです。
加盟金は確かに0なものの内装や備品、仕入業社も全て本部指定のものになりそのうちの何%かが本部に入るという仕組みになっています。
それ自体はビジネスモデルの一つなので否定はしませんが
最初の想定よりお金がかかり
かつ本部が利益をとっている分自分の利益率は低い
そんな仕組みになってしまってます。
上手い話には裏がある。楽して儲かるは全部サギ。
このことだけ頭に入れて事業説明会を何社も受けられることをお勧めします。
②FC加盟店数が0もしくは100以上
ここでいきなりですが、クイズです!加盟すると成果が出やすいフランチャイズはどれでしょう!
1、直営店10、FC加盟店0
2、直営店2、FC加盟店7
3、直営店30、FC加盟店200
正解は2です!
理由は2が『仕組みも整っていて、さらに店舗数を増やすため本部も本気でサポートしてくれるタイミング』だからです。
1は直営では成果が出ているもののFCとしてはまだまだ手探り。
他の地域ではどうなるかが未知数。
3はもう成熟期にあり、成果が出やすい地域はすべて埋まってしまっている可能性があることと、本部としても店舗数が多いとサポートが行き届かなかったり、コミットしてもらえないこともあります。
2はまだまだ店舗数が少なくブランド力、認知力が低いかもしれませんが
もっと店舗数を増やすべく、本部も本気で動きます。
嫌らしい話、2022年7月現在の弊社
整体院フランチャイズシステムが2の状況です。
成果を出させることにコミットして全力でサポートする明確な理由が弊社にはあります。
こんな考え方も大切になりますので、FCを検討される時の一つの指針になさってください。
③実際の数字を教えてくれない
多くのフランチャイズ本部は
加盟店の細かな売上やかかった経費、稼働日数、労働時間
こういった数字を公開しないケースが多いです。
ざっくりとした収益モデルや売上予測を
資料に載せて公開しているパターンもありますが
本当に知りたいのはリアルな生々しい情報ではないですか?
しかもそれっていい加盟店の実績だけではなく
あまり成果が出ていないところの数字もちゃんと見せてこそだと思ってます。
フランチャイズに加盟するということは
自分の人生がかかった大きなチャレンジをして
ステップアップをするということに他ならないはず。
きちんと生の情報を出してくれるフランチャイズ本部を選ぶことが大切です。
と言いつつうちが公開しなければやばいので
加盟店オーナーと共有しているスプレッドシートを公開します。
一番安定的にうまくいっている南浦和はこんな感じ(2022/6月/独立フル稼働4ヶ月目)
一番苦戦している立川の店舗はこんな感じです(2022/6月/独立フル稼働4ヶ月目)
それぞれ成果には理由がありますが
・他の加盟店の情報
・数字のもっと細かな中身
・成果の出るところと出ないところの差
この辺りは
本気で検討いただける方にお伝えしたいので
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