日本発のテクノロジーで世界で勝負できるシアワセについて
製造業向けにAIを提供しているアダコテックの河邑(かわむら)です。アダコテックに参画してから1年が経とうとしているので、改めて「なぜアダコテック?何が面白いの?」を深掘りして書いてみました。アダコテックに興味を持って頂けるキッカケになれば嬉しいです!
そもそもアダコテックって?という方には、2分弱のサービス説明動画がありますので、宜しければご覧下さいm(_ _)m 動画リンク
ディープテック系ベンチャーはオモシロイ
アダコテックは産総研ベンチャーのエンジニアが立ち上げた会社で、更なる成長を目指すべく、経営のバトンを受け取りました。
(以下、創業エンジニアの伊藤(左)と伊部(右))
アダコテックは「異常検知」の世界では唯一無二の技術力を持っています。技術的に競合に負けたと思ったことはありませんし、発明者である技術顧問の先生方や、創業エンジニアの二人は天才だと思っています。
しかし、それでもビジネス化が進まなかった。市況要因やタイミングの要因も大きいですが、「資金」「ノウハウ」「人材」といったインフラ面もなかなか揃うことなく、創業から7年が経過していました。
生活や社会を一変するようなインパクトと価値のある技術でも、条件が揃わなければ、簡単に埋もれていってしまいます。私はゼロイチで何かを生み出すような起業家タイプではありませんが、事業のシーズを育て、しっかりと世に届けていくのは得意です。自分が加入することで、可能性に溢れたアダコテックの技術で世界と勝負できる。他にはない、心からワクワクする挑戦に、入社を決意しました。
蛇足にはなりますが、日本では毎年3.5兆円にも及ぶ資金が大学に投資されており、国際特許出願数においても常に世界トップ争いをしていますが、技術の実用化による社会還元が進んでいないという課題があります。こうした領域に飛び込む経営人材が増えるといいなと思っています (手前味噌ですが、商社のバックグラウンドはすごく向いていると思います。)。
日本発の技術で日本のお家芸「製造業」をアップデートする。
「AI」というフィールドは、米国や中国が先行しており、残念ながら日本は周回遅れとさえ言われています。(以下、近年の特許出願数の比較です。)
そんな中、アダコテックのAI技術は、既存のAI技術(Deep Learning)に対して明確なエッジがあり、世界で勝負できるポジショニングがあります。しかも、それを日本のお家芸とも言われる製造業に適用していく。「製造業×AI」というフィールドで、スタートアップとして思い切り挑戦できることはやりがいしかありません。
また、少し個人的な話にはなりますが、私は小学校と中学校をアメリカで過ごしました。当時は少なからず差別を感じることもありましたが、その頃アメリカでは、メジャーリーグに野茂選手が挑戦し、イチロー選手や松井選手が続きました。彼らの大活躍で、私はとても勇気をもらいましたし、周囲の日本人に対する見方も変わって。自分も日本人に誇りに思ってもらえるようなことをしたいという想いが芽生えたんです。それをまさに体現するようなビジネスに今関われていることは、他でもないシアワセなことだと感じています。
一緒にアダコテックで勝負しませんか?
アダコテックは新しい仲間を継続的に募集しています。上記のような大きな挑戦に向けて、志を共にしてくれる方からの応募をお待ちしております!カジュアル面談も大歓迎です!