Jクラブと海外クラブのゲームモデルの作り方の違い!?サントスFC編
Oi gente tudo bem ??(毎度お馴染みですが、ポルトガル語で「皆さんお元気ですか?」)
今回は海外クラブとJクラブのゲームモデルの作り方の違いについてお話ししたいと思います。
今ではJクラブもフットパスによるコンサルティングを受けているため、ゲームモデルを作ろうという動きが活発になってきました。
なのでJクラブにおいては「ゲームモデルとは何か?」という段階は過ぎているとも思います。
ただ、実際に他のクラブはどんなゲームモデルがあって、どんな風にゲームモデルを構築していっているのか?
参考になる具体例が欲しい段階かなとも思います。
実際海外でもゲームモデルをかなり細かく作っているチームやそうでないチーム、メリットもデメリットもしっかりあるので、そこも踏まえてお聞き下さい。
🌟サントスFCの場合
サントスFCと言えばペレ、ネイマール、ロビーニョを輩出したブラジルの育成に定評のあるクラブです。
いずれも軽やかなドリブルが出来る世界のスーパースターですね。
そんなサントスFCのゲームモデルの根幹には、
・ボールは友達
・遊んでプレーする
というものがあります。
勿論ボールは友達、遊ぶというのは根幹であって、その先にはもっと細かく育成段階の各年代で目指すべきプレーの計画的獲得目標などがあります。
ただしやはりこの根幹というのは当たり前、大雑把の様に見えてもとても大事なものなのだなと思います。
まずは一本の筋があって、そこから枝が分かれる。
この一本さえあれば色んなものがブレずに進める。
サントスFCのゲームモデルの作り方・育成計画の作り方は、まずは本質から入る、ブラジルらしいやり方と言えますね。
現にペレ、ネイマール、ロビーニョなどは楽しそうにボールと遊んでプレーしています。
この根幹が成功している理由でしょう。
ただ、ペレなどが生まれた歴史からこの根幹、チームコンセプトが自信持って形作られたという一面もあります。
チームコンセプトがあったからネイマールが生まれたのか、ペレが生まれた成功例があったからチームコンセプトが生まれたのか。
どちらにせよ、Jクラブにはまだまだ欧州や南米と比べて歴史が浅い事実があり、世界的に超有名選手はまだ生み出せていません。
なので自分達の過去の超成功例からゲームモデルを作る事はまだ難しいのかも知れません。
そのため、海外の超成功例を参考にするというのも1つの手ではあるのかも知れませんね。
フットパスによるコンサルティングでベルギーの成功例が参考になればJクラブにとっては良い見本でしょう。
もしくは、クラブ自身の過去超成功例からではなく、クラブの存在する地域の歴史からゲームモデルを作る事も1つなのかも知れません。
こういう県民性で、こんな事をやってきた、こんな事が好きだ、それをサッカーに落とし込む。
そういうやり方も1つかなとは思います。
今回は"作り方"なので、サントスFCのゲームモデルや育成計画等の公開はまた別の機会にします。
また別の回ではニューウェルス編、コリンチャンス編、バイーア編、レアルマドリード編、アトレチコマドリード編、ポルト編などを考えています。
クラブによっては限定的な公開にはなりますが、今後も注目よろしくお願いします。
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