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琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで〜Vol.7 タイ・チェンマイのコリビング「Alt_Chiang Mai」滞在記〜

みなさん、こんにちは。香川県琴平町でデジタルノマドの誘致に取り組んでいるりょーたです。

9月のはじめにデジタルノマドの聖地「チェンマイ」に行ってきました。
そして、コミュニティを大事にしているコリビング施設「Alt_Chiang Mai」に10日間ほど滞在したので、その時のことをまとめてみようと思います。

先輩のようなメンターのようなJohnにまた会えて嬉しかったです。
※Johnが琴平に来てくれた際の記事は下記からご覧ください。

※過去の記事はこちらから!

※Kotori琴平のインスタグラムはこちら!

今回のチェンマイ滞在の目的は?

大きく2つの理由があります。

①Alt_Chiang Maiのコリビング体験
②Johnと楠木さんのMTG

特に②に関しては、Johnとバンスコで会ったときから、Johnがすごく会いたがっていたので、僕も二人が対面するのはすごく楽しみでした。

Alt_Chiang Maiについて

そもそもチェンマイとは?

チェンマイはバンコクの北方約720kmに位置するタイ第二の都市と言われています。例年11月〜5月頃は平均気温が26度程度で暑すぎず過ごしやすい気候なので世界中から観光客が訪れます。

空港も近く、街もコンパクトで非常に過ごしやすい都市です。

Alt_について

初日のスタッフディナーに招待してもらいました!

Alt_は現在2つのコリビングを運営していて、「Alt_Chiang Mai」は2021年オープン、「Alt_Ping liver」は2024年オープンです。Alt_は徹底的にデジタルノマドやリモートワーカー向けの建物を作り、コミュニティをすごく大事にしているコリビングです。

オーナーのJohnはAlt_Chiang Maiを建設するときに、デジタルノマドやリモートワーカーがどのような環境であれば働きやすいかを完璧に理解できていなかったため、Facebookのグループですでにあるコミュニティに自分の考えている案を投げかけたそうです。もうこの時から「コミュニティと一緒に作り上げる」Johnの大事にしている部分が伝わってきます。

また、Alt_Ping liverを建設するときの資金調達は、クラウドファンディングにて資金調達をし、ここでもコミュニティの力を発揮しています。

Alt_Japan Popup Colivingについて

2024年10月に実施予定だった、Alt_Japan Popup Colivingは人数が集まらなかったので、キャンセルとなりましたが、学ぶことがあり、来年春に向けてリベンジをしたいところです!!

実際にAlt_Chiang Maiに滞在してみて

Alt_での経験

コミュニティを大事にしているAlt_だからこその仕掛けが色々あり面白かったです。

・Family Meeting

 毎週月曜日にAlt_のスタッフと滞在している人たちが集まる時間です。この時間で新しく滞在している人の自己紹介やその週になにかやりたいことがあれば、コミュニティに共有をする時間です。

僕らは、香川からうどんを持ってきていたので「Japan Night」を提案したり、週末のバイクツアーを提案している人、この日にここに行くけど行きたい人いる?みたいなコミュニケーションも行われていました。

これをすることで、スタッフの手離れも良くなるし、誰でもなにか提案できる流れを作ることができ、コミュニティ形成にいいなと思いました。

Japan Nightの様子
別日にお好み焼きも作りました
日本語も喋れるAlt_のスタッフ

・Tea Time
  週に2回程度?15時くらいに滞在者のTea Timeがあります。日中はそれぞれ仕事をしているので、Tea Timeのように時間を作ることで、コミュニケーションが取れる仕組みになっています。

・ヨガやアイスバスなどの定期イベント

記念写真を撮ってくれたので無理やり笑顔を作りました

 滞在している人が集まる仕組みとして、ヨガやアイスバスを毎週やっていました。ですが、Johnに後日聞いたところ、リトリートや健康を考えてやっているのもあるけど、コミュニティビルディングの一貫としてやっているのがメインの理由とのことでした。

アイスバスって結構冷たくて、10名くらい参加者がいて、2名づつしかアイスバスできなくて、その間みんながその2名を応援し、終わったあとに拍手が自然と起こる空間でした。

ああ、こうやって自然とコミュニティを形成していってるんだって思わされました。アクティビティはあくまで手段でそれを通して、何をしたいのかをもっと明確にしていく必要があるなと思いました。

Johnとボス

最後まで不思議で幸せな空間だった

今回の裏目的でもある、Johnと楠木さんがゆっくり話す時間を取ることが、ギリギリに達成できてよかったです。(Johnが琴平に来てくれたときは、楠木さんが不在だったため。)

Alt_からは、Johnと日本生まれ日本育ちのAlt_でコミュマネをやっているJazminが参加。Jazの通訳がなかったら、二人の本心のコミュニケーションは伝わらなかっただろうなと思います。

Alt_とKotoriのコラボについても話したかったが、ビジネスの会食というよりは、二人の生い立ちとかこれまでの経緯を知り合う時間に近かったです。

Johnがバンスコからずっと言っているのは、下記の2つです。
そんなところからbossである楠木さんがどういう考えをしているか知りたいという感じでした。

・バス会社がなぜコリビング?!
・コリビングという概念は日本ではまだ馴染みないのになぜ?!

他にもJohnがコリビングを運営している経緯や過去の仕事、インフルエンサーとしての思い出など本当にざっくばらんに話しました。
普段自分がいなくてもいい場所にいるのは嫌ですが、この時ばかりはずっと聞いてられるなー、終わるなーって思いました。(もちろんたまに通訳したりしましたが。)

JohnとJazとは福岡でも会えるので楽しみです!

チェンマイでのお気に入りの写真

最後に

これまでJohnから聞いた話やプレゼンなどでAlt_がコミュニティを大事にしていることを、現地で滞在しながら体感することができてよかったです。

そして、Johnと楠木さんの信頼関係??も築けて、来年以降次のステップに行けるのがすごく楽しみです。

ただ、チェンマイのような場所を目指すべきかと言われると違うなと思いました。そもそものコンテンツの豊富さ(ジャズバーなどの夜のコンテンツ、カフェの多さ)や物価の安さ、チェンマイという既にあるブランディングなど。Alt_のコミュニティという面は参考になりますが、あくまでも違うものと考えるべきだなと思います。

いろんなところに滞在して、少しづつシャープになっているのは、バンスコのときに感じた、
「デジタルノマドはデジタルノマドのコミュニティを求めている」
 →デジタルノマド(コリビング内)のコミュニティ内の行動(コミュニケーションが主)

琴平ではそれを求めてなくて、ローカルとのコミュニケーションやコラボ、何かをシェアやギブする機会を作りながら、滞在をしてもらい、地域の一員になることで、琴平がよりワクワクする街になるなと思います。

9月から10月の間に2名のデジタルノマドが初めて中長期で滞在してくれ、手応えもあったので、次にまとめます。

ありがとうございました!

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