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琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで〜Vol.3 バンスコを終えて琴平でやっていきたいこと〜

みなさんこんにちは。バンスコを終えて、次の目的地であるポルトガルのマデイラ諸島に来ております。

残念ながらユーロ2024でポルトガルは負けてしまったので、盛り上がりには欠けますが、シェアハウス的なコリビングで生活しています。
これもスグにまとめます。

そんな今日は、バンスコでのイベント参加、参加者との交流を経て、琴平でやっていきたいこと・個人的にやらなければいけないことをまとめていきたいと思います。

完全に個人的な意見でチームと話しているわけではないので、帰国後の報告会にでも相談・ブレストできればなと思います。※そんなに目新しいことは全く無く、自分の考えをまとめるためにも書いておきます。

これまでの「琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで」はこちらから


琴平町のデジタルノマドに関する現状

まずは、琴平町のデジタルノマドに関する現状をまとめてみます。

▼これまでの取り組みからできていること
・中長期滞在型の宿泊施設が複数ある
・コワーキングスペースやWIFI付きのカフェも多くはないがある
・交流人口よりの関係人口は増えてきている
・地域側のコミュニティはできている(受け入れに対してウェルカム)
・複数の企業との連携による受け入れもして共創できている

▼まだできていないところ(個人的に感じていること)
・デジタルノマドへのアプローチ
 →どんなデジタルノマドに来てもらい、どんな滞在をしてほしいのか
・地域側の受け皿がないため、ホスト-ゲストの関係性になっている
 →コミュニティと言われると違うと感じる
 →来訪者に「役割」を持ってもらうことで、生産側の関係人口へ
・琴平町だけでなく、近隣エリアを巻き込んだコミュニティ形成
・オンラインコミュニティ
・定期的なイベントの実施
・起業家支援、事業構想プログラムなど
・空き家の把握
・英語対応

※まだ3月にオープンしたばかりなので、優先順位の問題です。

琴平町でやっていきたいこと

前述したまだできてないことをどうやって進めていくのか、まだ見えてないところもありますが、下記記載のようなことができれば、より琴平町が観光地ではなく、色んな人にとって滞在地となり、デジタルノマドの聖地になることもできるのではないかと思います。

①ターゲティング
②コミュニティに入る、形成する
③コワーキングスペースをハブとした活動
④空き家のリサーチ
⑤Popup Coliving Program
⑥その他

大きく分けると上記の5つ(+その他)かなと思います。では詳細を見ていきましょう。

①ターゲティング

一番初めにすべきはターゲティングです。どんなデジタルノマドにどんな滞在をしてほしいのか?それ次第でどんなコミュニティを形成するのかなどの「How」が変わってくるからです。

また、Kotori Coworking&Hostelはゲストハウスよりのコリビングですが、ターゲティングによっては、ミニマムステイなど設けたほうがいいかもなと思ってます。
※ゲストハウス型だと、やはり観光目的で1泊2日の人と、コミュニティを求めてる人が入り交じると、あまり何も起きないと思ってます。

Kotoriの場合は、プライベートルームとドミトリーとあるので、プライベートルームにミニマムステイを設けるなどできたら差別化できていいかもなって思ってます。

※コリビングの種類(個人的主観)
①ゲストハウス型
 ゲストハウスとして運営しながら、中長期滞在もターゲットとしている
②シェアハウス型
 最低1週間からなどミニマムが設けられている

②コミュニティに入る、形成する

「①ターゲティング」で定めたターゲットの属しているコミュニティにまず入りアプローチすることが大事。そこで情報発信をしながら、興味がある人を琴平のコミュニティに誘い込んでいく。

オンラインとオフラインのコミュニティを行き来することで、コミュニティのエンゲージメントは高まる。

そして、オンラインコミュニティにもいくつかの段階があることを最近学んだ。※オンラインコミュニティは考えることたくさんだし、運用も大変そうだけど絶対大事。

そして、英語での運用です。

▼オンラインコミュニティ
①マスに届けるオープンなコミュニティ
 ┗とりあえず情報がほしい(宿泊や地域、イベントなど)
②1度来訪した方や会員専用のクローズドなコミュニティ
 ┗よりディープなコミュニティで、今後のコミュニティについてのディスカッションや共創プロジェクトのディスカッションなど

※オンラインコミュニティにはコミュニティオーガナイザーが必要。かなり大変そうだが、同じような質問が来たときは、「もう既に〇〇で議論しているからそこ見てね」と案内しているそう。(蓄積型の情報発信も大事)

▼使用しているツールは?
プラットフォームがたくさんあり、どのタイミングでどのプラットフォームを使うかがすごい大事。
①Facebookグループ
 誰でも入れる手軽なコミュニティ、エンゲージメントは低い
②Discord / Slack
 登録をすれば誰でも入ることができる
 登録の際にアンケートを取ることで個人情報を手に入れることができる
③Whatsapp / Telegram / Line
 個人情報は手に入れづらい
 クローズドコミュニティなため、深い議論が可能
④Instagram / Webサイト
 基本的な情報を一方的に発信

③コワーキングスペースをハブとした活動

スペースを持っているのは、めちゃくちゃ強いなと、何でもできます!笑

コワーキングスペースをハブに色んな人が集まり、お互いを刺激しあい、自己成長や琴平をフィールドに共創プロジェクトが生まれたり、琴平で起業したい人をみんなでサポートしたり、いろんなことをしていきたいですね。

まずは琴平にコワーキングスペースがあることの認知。ぶっちゃけわざわざ仕事しに、琴平には来ないと思うのですが、瞬間的にでも「人」が集まりだせば利用者も増えるのかなと。

スペースを軸にしたイベントをまずは続けることが大事かなと。
無理してても毎週イベントして、人を集めて、最終的には自分たちではなく、コミュニティメンバーが自発的にイベントをしてくれるようになれば最高です。

▼イベントの例
・ご飯会
・SNS勉強会
・英会話カフェ
・ブレスト会
・読書会
・ピッチイベントなど

④空き家のリサーチ

今年長野県飯田市に行ったり、島根県奥出雲に行った時に不動産の大事さをすごく感じました。
どちらの地域も関係人口創出の取り組みをしているのですが、一つの出口として、空き家の紹介ができているのがすごく魅力的でした。

「ここにこんな空き家があって、こんな事できそうだけど興味ある?」ってかなりゴリ押しでしたが、確かに訪れた地域に空いている場所があって、やりたいことがある人にとってはかなり魅力的だろうなと。

デジタルノマドも不動産事業にかなり興味関心でした。自分が使ってないときは誰かに貸すことで不労所得を得ることができるし、自分が使いたいときは第二のホームとして使うことができる。

日本には空き家が安価でたくさんあるので、チャンスだなと思ってます。

⑤Popup Coliving Program

バンスコに行ってみて、「コリビングがあるから来てねー」だけでは、弱いなと思いました。何かバンスコや福岡のようにプログラムを作り、少人数でも一気にデジタルノマドを集めるイベントが必要だなと思います。

台湾人をターゲットに1週間のプログラムを提供している「日常非日常」のようなイメージですが、日常非日常は観光よりなのでもっと議論やデジタルノマドにとっても刺激やビジネス上でもためになるプログラムが必要かなと。

ただ、個人的にバンスコや福岡のようなプレゼンしてアンカンファレンスしてみたいなイベントはたくさんあるし、同じ土俵で戦っても難しいかなとも思っているので、工夫が必要と考えます。

ジャストアイデアですが、琴平はまだデジタルノマドに関してはビジョンはあるけど、スタートラインにも立ってない状態です。
そこで、「今後、琴平がデジタルノマドの聖地になるための指針や戦略をデジタルノマドのみんなと考えるプログラム」はどうかなーって思ってます。

メリットは「一緒にデジタルノマドの聖地を作る」コミュニティに最初から入れること。もちろん何かしら割引などは必要かもですが、面白そうだなと。

もちろん日本文化の体験やビジネスマッチングの要素もいれる必要はあると思います。

今年できたらなと思っているので、お楽しみに!

⑥その他

メモ程度に、コリビング内のホワイトボードとかって大事だなって思ってます。
どこまで書くかですが、どんな人が滞在しているか・今後のイベント情報・スタッフの情報・意見ボードなどなど。そこにあるか見てしまうことってあると思います。コルクボードでもなにかあればいいなと。

個人的にやらなければいけないこと

先程までは、Kotori琴平で何をしていくべきかを僕の視点でまとめてみました。さあ、これからは個人的に何を感じてどうしていくの?って話です。

上記でまとめたこともやっていくのですが、それ以外で「個人」としてにフォーカスしてます。

①英語

これはこのコラムで何度も行ってますが、英語で挫折をしたので、もっと発音を改善したり、単語を増やしていく必要があります。

TEDトーク見て、復唱したり、学びたいことを英語で学んだり、琴平の説明
ができるようプレゼンの練習したり、ここはギア上げる必要があるなと。

みんなの英語でプレゼンがすごくかっこよかった。

頑張ります。

②自らデジタルノマドへ

今回バンスコで感じたのは、1度会うだけではなく、仲良くなるだけでは十分ではなく。「もう一度会う」ことでより印象を残せるのかなと。

なので、行けるタイミングでは自らデジタルノマドとなり、海外に行くようにしたいと思います。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
完全な個人的な主観なので、正解かどうかもわかりません。ですが、今現在誰も正解はわからないので、やってみるしかないかなと。

色んな人とブレストしながら、どうやって行くかは決めていければなーと思います。

ノマドクルーズが日本に来る、アジアでデジタルノマドのイベントが続いて開催されるなどチャンスの年だと思うので、今年が踏ん張りどころかなと!

そして、バンスコであった、チェンマイのコリビング経営者のJohnが琴平に弾丸で来てくれそう!日常非日常的なプログラムもできそうだし、まずは琴平を見てもらい、コミュニティ運営についてたくさん学びたい、、、!

色々チャレンジができる環境に感謝🙌

※次はマデイラ滞在の途中経過を簡単にまとめようかな。
Coliving SemcovoやBansko Nomad Festのイベント運営についてもまとめなきゃ。。。!

これまでの「琴平町がデジタルノマドの聖地になるまで」はこちらから


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