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大学で意識高い系(笑)だった僕が起業してさらに意識高い系(笑)になってしまった。

意識高い系の大学生とはまさに僕のことであっただろう。ウィキペディアで検索したら意識高い系の学生の定義として書かれていたことはまさしく僕そのものであった。

学生が各種講演会に出向いたり学生団体を立ち上げたりしたことをSNSに投稿するようになり、その欺瞞的態度に対する批判が挙がった[8]。朝日新聞社が運営するwithnewsは、2008年時点で既に「意識の高い学生」という言葉は末尾に「(笑)」が付けられるなど嘲笑の対象とされており、2010年になるともはや嫌悪の対象となっていたと報じている

グーグルで意識高い系と入力したら僕の画像とか出てきてもいいくらいだと思っている。やってたことは非常に意識が高くてがむしゃらに行動していたなと改めて思う。大学時代、関西で1番伸びたと言っても過言ではない実績で2ヶ月で150人まで急激に広がった学生団体Actionを立ち上げた人間でした。

同志社の学生団体に出会ってかっこいいと思った。レゲエシンガーで情熱を燃やしている親友みたいに熱狂できる空間が欲しかった。

寮生活で野球をやっていた僕が、世の中のことを全く知らなくてはじめたのが学生団体だった。学生団体は意識高い系(笑)と笑われる格好の餌食である。ただ今自分で会社をやってみて起業の追体験をできる組織だと確信している。なんだったら会社を作るよりも0円ではじめることができるしランニングコストも全くかからない。その割に金銭の動きを発生させればそれだけで孫正義やマックザッカーバーグになるための一歩を踏み出せるのだと思う。

よくあるビジネスコンテストで夢アワードにも出てみたり、自分たちで近くにいる起業家を呼んでみて講演会を主催したり東北に100人のボランティアツアーをやったりまさしく意識高い系大学生でしかなったし自分でも意識高いなー。という自負があった。

意識高くて本当によかった。実力のない僕が、意識の高さだけでなんとかビジネスマンになれた。

この世の中を変えるための実力も認知度もない僕が、意識の高さだけで突き進んできた。ただ圧倒的にまだ実力が足りなすぎる実感はある。5年間社会人をやっていてさらに意識が高くなってしまったと思ってしまうし、今後もやたらと意識だけ高いのだろう。今の僕は独立してから自分の目標に全力で向き合える。やりたいことを中心にスケジュールを埋め込める。そんな人生が最高に楽しい。今まで僕の頭の中にあったこれはできないという固定観念とか。自分の中で勝手に作り上げてしまったバイアスがあったことに気付くようになったし。硬い頭を今もぶん殴っていくかのようにもし今、この世の中をよくするためになんでもやっていいなら何がしたいのか?という質問を自分に問い掛けることによってドーパミンが出てくるのを感じる。

意識高い系(笑)を認めて、このまま振り切ってみよう。

今まで知り合ってきた意識低い系で、実力がめちゃくちゃあるタイプには僕はなれないだろうから安西先生が言っている左手は添えるだけというくらいの心づもりで意識高い系は実力をつけるだけというのをモットーに自分の意識の高さを認めてあげたい。逆に、意識の高い自分を認めてあげることができなくて、コンプレックスに感じることもある。であれば、認めてあげて高みを目指していく方がいいんじゃないかと思っている。

志と、現在地の乖離は常に広がる一方で辛くなる時も多いのだが笑われるくらい失敗し続けて意識高い系(笑)でも少しくらい人の役にたったなって思われながら死にたい。自分にしかできない生き方を貫くしか今まで出会ってきた甲子園の猛者達と同じくらい猛者なビジネスマンとは太刀打ちできないだろう。なので意識高く(笑)、後悔しないために自分だけの道を進んでいこう。
僕は意識高い系(笑)が活躍して事を成した事例を作りたい。

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