又吉さん。
密かに待ち望んでいた又吉直樹さん「人間」の文庫本。
書店へひとっ走りして買いに行ってきました。
買ってお店を出た後に、揚々と又吉さんのインスタグラムを見たら、どうやらサイン本というものがあるらしい。
ここで「あーそれ知ってたらサイン本の方買ったのに」とは思わないのが私だ。
「大きな店舗に行けばサイン本があるのか、もう1冊買える理由が出来たな。」
と思った。これが推しというものなのか?
早速大きな書店へ電話してみたら優しい声色の女性の方が対応してくださった。奇跡的に残っていて取り置きをしてもらえることになった。
とても親切な方だったのだが電話を切る間際、取り置きの際の名前をたずねられた時のこと。
「それではお名前と、あとお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
確実に、2回名前を聞かれた。
大抵、名前の次は電話番号だ。
ただ匿名性の高い昨今、ここは敢えて2回名前を聞くことで信頼度を上げようとしてくれているのかもしれない。そう思った私は
「きくちりょうたです。えっと、きくちりょうたです。」
確かに2回言った。
するとどうだろう。優しかった女性の声が僅かに震えながら
「あ、、えーっと、、お電話番号お伺いしてもよろしいですか?(笑)」
わろてるやん。笑みこぼれてもうてるやん。
「あはは、そうですよね、~~~です。」
と誤魔化しながら、なんとか電話を終えた。
「いや、2回聞いてきたんそっちやからな!!!!!!」
とは思わないのが私だ。
「よーし、これnoteに書こ。」
と思った。
本を買うタイミングを間違えたり、話す事を間違えたり、人間だれしも間違いはあるものだ。
肝心なのはそれをどのように消化するか。昇華するかである。
書店の店員さん、とても親切な対応でした。
取りに行った時に直接お礼が言えたらいいな。
「ありがとう。ありがとう。」
RyotaKikuchi
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