【Race Report】JCL 高知県宿毛市ロードレース
大会名:三菱地所 JCL プロロードレースツアー2023 高知県宿毛市ロードレース
開催日:2023年9月24日
開催地:高知県・宿毛市内特設公道ロードレースコース
天候:晴れ
コンディション:ドライ
コースレイアウト:12.5km × 10Laps =125km
リザルト:DNF (-2Laps)
-使用機材-
ホイール:DT Swiss ARC 1100 Dicut 50
株式会社マルイ様より
バイク:Canyon Aeroad CFR
ウェア:Sunvolt Proレーシング半袖ジャージ
グローブ:Sunvolt エアログローブ
ボトル:Beka
タイヤ:Vittoria Corsa Pro 4.0ber / 4.3ber
インカレが終わり今大会から後半戦がスタート。三菱地所JCLプロロードレースツアーの 高知県宿毛市ロードレースに宿毛市選抜チームとして参戦することとなった。
昨年から夏合宿でお世話になっている高知県宿毛市さんや沢山のご縁が重なり今回このようなプロのレースを走る貴重な機会を経験させていただきました。
インカレが終わってから身体や精神的に疲れを感じていたので帰省も兼ねて短期間の休息を入れることに。リフレッシュしすぎた感が後々思うこともあったがしっかりと休むことができた。
大会前日は宿毛市主催のすくもサイクルフェスティバル2023に参加させていただき、MTB90分耐久リレーレースに立命館大学のメンバーと福大まるこぅと参加。いつもはバチバチなMTBだが、今回はイベントとしてチームリレーを楽しむことができた。また来年も来たいなぁ。
イベントも楽しんだ後にレースのコース試走へ。高速道路区間はレースでしか走れないのでそれ以外の区間を走ることに。基本アップダウンが多いがそこまで高低差がないので後半に掛けてキツくなるであろうと感じた。
高速道路後の田園区間が道幅が狭く、昨年の動画からも縦に大きく伸びることから位置取りが重要になるセクションだと感じた。後半に脚を残すためにも集団前方に居なければ。
あとは気温が高くなるのと予報なので補給や掛水を積極的に行うこと。インカレで重要であることを身を持って実感できたからこそ今回でも怠らないように心がけようと決めた。
レース当日
夜はあまり良く眠れなかった。
深くは考えずレースに向けて集中することに。
会場に着くとまるで宿毛市選抜ジャージのような青い晴天でこれとないレース日和。気持ち的にもレースに向けて高まった。
レースまではオープニングセレモニーに参加したり、宿毛市の小学生との写真撮影などプロチームのような経験をさせていただいた。
特にオープニングセレモニーでは大トリとしてチーム紹介に。ステージで沢山の方に注目されてまるでプロになった気分に。出走サインを行うのがいつもより高級感溢れていて新鮮だった。
アップは身体を動かしてから10分程度軽くローラーをして温めた。コースの試走も兼ねて最初の1周はローリングとなるので追い込む必要がないと判断した。
今回の目標は「積極性」
プロとのレースという機会だからこそ自分らしい走りをするために積極的に動機走り抜くことができたらと考えていた。
過去のレースからも消極的なレースより積極的に動いているレースの方が結果も着いているので自分の走りに集中することを意識していた。
選抜チームとして最前列でスタートラインに。
全てにおいて新鮮な気持ちでしたがやるべきことに集中できていた。
スタートが切られゆっくりとしてスピードでローリングに。早速高速道路区間に入りテンションが上がった。まさか本当に高速道路でロードレースができるなんて。経験したことがないことにワクワクした気持ちでいっぱいだった。
そんな中あっという間に1周が完了してリアルスタート。一気にペースが上がり本格的なレースがスタートした。序盤から学連のレースでは感じられないスピードでレースが進んだがそれは今年の富士クリテリウムで経験していていたことなので想定済み。集団待機に徹した。
しかし早々にハプニング。2周目の高速道路区間で蜂かアブのような虫が鼻の穴に入ってくるという確率の低いことが発生ししかもベストフィット。もちろん刺された。即座に取り除いて水で洗い流して対応してレースに気持ちを切り替え。予想外のハプニングだったが冷静に対応できた。(その日は大丈夫だったが翌日腫れました)
何度か逃げができる展開となっていたが決定的な逃げが決まることがなかった。個人的には逃げに乗りたかったので何度も機会を伺ったがチャンスに乗ることができず判断を誤ってばかりで無駄脚を多く使ってしまっていた。
マークしていたヴィクトワールのカーター選手の動きに合わせることに集中していたことで何回もアタックに乗ることを試みていたが決まらず。。自分が休むために集団後方に下がってしまっているうちにマークしていた選手たちの逃げが決まってしまい集団に残る状況になってしまった。当時かなりもっと落ち着いていれば良かったものの思った展開にならない現実に焦っていた。
逃げるために何度も脚を使っていたせいで集団内でもかなりしんどくなっていた。レース後半にかけて集団のスピードが上がり遅れを取ってしまった。その後疲労と暑さによって脚も攣り始めペダルを回すこたができず2周を残してDNFとなった。
自分の実力不足と自信過剰な結果によりプロとの力量の差を痛感した。自分でももっと走れるだろうと思っていたが想像以上に走れない身体になっていた。インカレ後休みすぎたことに悔やむが気持ちが休みたかった以上休んだ結果は良かったのではないかと思う。
重要なのはここから後半に向けて繋げること。
休んだ分しっかりと本格的なトレーニングを再開し調子を戻していこう。そして身体作りも一から。大事な大会はまだまだこれからも続くので切り替えて集中しなければ。
今回のレースでは、
-良かったこと-
・目標である積極的に動けたこと
・ハプニングに冷静に対処できたこと
-悪かったこと-
・決定的な動きの際に動けなかったこと
・重要な局面での落ち着き
・実力に見合った走りができなかったこと
プロチームとの貴重なレースで学んだことが多く結果には実らなかったが収穫のあるレースになったと感じる。課題は自分自身が1番理解できているので成長に繋げられるよう精進していきたい。
次戦はJBCF全日本トラックを予定している。来年の全日本トラックの出場資格を獲得するのが目標であるので準備に努めていく。
そして10月は多くのMTBレースに参戦するのでそちらの方の準備も行っていきたい。
今回も沢山の応援、サポートありがとうございました。
そして貴重な機会をご用意して頂いた宿毛市の皆様、JCL関係者の皆様、竹之内監督ありがとうございました。
立命館大学自転車競技部
高本亮太
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