CJ京都美山 レースレポート
大会:Coupe du Japon 京都Stage XCO#5
日時:2022年9月10,11日
会場:京都府・美山大野ダム公園
天候:晴れ
カテゴリー:男子エリート
コース:XCC 0.9km×9Laps=8.10km / XCO 2.73km×11Laps=30.0km
リザルト:DNF (XCC 17位 / XCO 25位)
ー使用機材ー
バイク:Canyon Exceed CF SLX
ホイール:DT Swiss XRC 1200 Spline 30
タイヤ:Maxxis Recon Race F/29×22.5 R/29×23.5 1.3ber
サスペンション:Fox 32 Step Cast Factory Fit4 Remote Forks
コンポ:Sram Xo1 Eagle
ウェア:Sunvolt S-Ride Proパフォーマンスセパレートワンピース
ボトル:Beka
インカレロードから1週間。ロードレースが終わり瞬く間にマウンテンバイクへとシフトした。5月の八幡浜以来のマウンテンバイクと期間が開いてしまったのとインカレロード後1週間安静にしていたのでかなり不安要素が多かった。
会場は関西シクロクロスでお馴染みの美山。お馴染みと言いながら実は初めて訪れた。大阪から2時間、京都市内から1時間で来れる場所でCJの大会で日帰りができることに新鮮さを感じた。コースレイアウトはCJのコースにしては比較的短く簡単なコース。テクニカルな登りは1箇所だけであり後はアップダウン。自分からしたらオフロードリハビリにはちょうど良かった。
前日は試走とXCC。試走では鈍っているオフロードの感覚を取り戻すために長めに行った。少々ウェットなコンディションでタイヤに悩んだがリーコンレースでレースを走ることに決めた。XCCまでは久々のマウンテンバイクの知り合い達と話すことができて良かった。沢山の方がインカレでの落車を心配していただきありがとうございます。インカレロード後安静にしていたおかげで痛みは無くなり、紫外線対策としてガーゼを当てるのと保湿液だけで良いようになった。
XCCは3列目スタート。道幅が短いコースなのでいかに順位を上げることができるかが重要だと考えた。スタートから順位を上げていくが中々上位に入ることができなかった。序盤から心拍が一気に高くなり苦しくなってしまいペースを落としてしまった。
その後も回復することができず終始心拍、心臓がキツい時間が続いた。修正しようとしたが、短いコースで先頭のペースが速く80%でカットされた。
XCCを走りかなり不味い状態だということが分かった。脚には問題がないが、マウンテンバイクレースの高強度に身体が全く対応できなかった。明日にはXCOだが、今すぐに解決できるものではないと感じた。その夜には反省とXCOでの目標を改め、身体を休めた。
身体の疲労を感じることはなく良い目覚めをすることができた。昨夜でウェットだったコースが乾き始めたみたいで走りやすいコンディションになっているみたいだ。レース1時間前からアップを開始。今回は実走で近くの舗装路を淡々と踏んだ。やはり舗装路での感覚は良かった。あとはレースでどんな走りができるかだったが、今の自分に集中した。
スタートは昨日と同じ3列目。いきなり心拍が上がらないように落ち着いてスタートした。1周目の登りから踏んでみたが、やはりすぐに苦しくなってしまった。自分のペースを意識して淡々と踏もうとしたが、全く自分の走りができなかった。
2周目も苦しい中前だけを意識したが、追い抜かれる方が多かった。マウンテンバイクに乗っていなかったブランクやテクニック不足などという次元ではなく、ただ単にフィジカルが圧倒的に不足していると感じた。情けない自分に落胆したが、レース中なのでレースに集中した。
しかし、周回を重ねるこどにペースは落ちていく一向で自分の走りをすることができなかった。そして、6周目に入るとこで80%でカットされ25位のDNFとなった。
順位もつけてほしくないくらいの結果であり、自分の無力さを思い知らされた。元々走れないことはある程度想像はしていたが、これほど走れなくなっているのは想定外だった。今の現状を受け止めて強くなることしかこの悔しさは晴らせない。先週のインカレといい悔しい結果ばかりは本当に嫌だ。幸いにもマウンテンバイクの全日本選手権はまだ残っている。後半シーズンはマウンテンバイクに集中するので全日本選手権で勝てるように調子を上げていきたい。直近の目標では全日本選手権XCC。去年1番走れていた大会だ。今年は狙っていけるように集中して練習していく。沢山の方に支えて頂いているという自覚を持ち、強くなる。
沢山の応援、サポートありがとうございました。
高本亮太