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【Race Report】2023 インカレトラック

大会名:文部科学大臣杯 第78回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会  

開催日:2023年8月25~27日

会場:千葉県・TIPSTAR DOME CHIBA

出場種目:4kmチームパシュート (TP) / マディソン (MD)

リザルト:TP  10位 /    MD 6位(予選敗退)


-使用機材-

バイク:Cervelo T4

ホイール:F  Realize  /  R  Campagnolo Ghibli

タイヤ:Vittoria Pista Control  11ber

ギア比:53-14

ウェア:Sunvolt S-Ride クロスワンピース

グローブ:Sunvolt S-Ride エアログローブ






2023夏。今年もインカレが始まった。

昨年は大会直前に流行り病やコース試走での大落車など苦い思い出となってしまったので、今年こそ昨年の雪辱を晴らすために準備してきた。しかしシーズン前半は思うような走りができず調子も上がらなかったため不安があった。

全日本MTBが終わってからインカレのためにロードとトラックにシフトし、試合や合宿を重ね走り込んだ。直近のRCSでは2位を獲得したりと結果もついてきていると感じている中チームとしても良い雰囲気で大会に挑んだ。

夏合宿
最高の環境でインカレに向けた練習ができた


今年のインカレはトラック競技とロードレースの日程が1週間ずれているので個人的には切り替えることができるので嬉しかった。まず最初はトラック競技。今年は千葉県のTIPSTAR DOME。室内250mバンクでとても走りやすい。最高の舞台で学生の日本一を決めることができることにワクワクしていた。



1日目

大会初日は4kmチームパシュートに参戦。
チームとしてはこの夏、最も力を入れてきた種目。正直勝負に絡めるほどの実力はまだないが、チーム一丸となって全力で走ることを決めていた。

目標は4分25秒切り。昨年のタイムは4分45秒だったので大幅な秒差だが今年は狙えるレベルとなっていた。自分でもどこまでいけるか楽しみだった。練習してきたことを発揮するのみ。

📸@keita.y.826

大会オープニングレースとしてレースがスタート。今年は2走目としてスタートした。1周目から目標タイムから速い時計で回る。多少突っ込みすぎている気もしていたがタイムを落とさないように自分の番が来て回す。体感的には序盤からキツい。。身体もいつもより動いている感じが弱い。チームに迷惑がかからないよう踏ん張る。2巡目も回したがキツく交代後に離脱。残りはチームに託しゴールとなった。記録4:28:043。

📸@keita.y.826


目標タイム更新とはならなかったが、立命館としての自己ベストを大幅に更新することができた。全体の10位となりTOP10に入れた。優勝校とはまだまだ差が大きいがようやくTPで他大学と勝負できるようなタイムに近づいてきたことに嬉しく感じた。チームとして成長を実感できた。来年は上位を狙えるように頑張りたい。

📸@keita.y.826


反省点は想像以上に身体が動かなくチームの脚を引っ張ってしまったこと。本来自分は離脱することなく最後まで引っ張る役割だが全うすることができなかった。チームの皆に助けられた結果となった。DHのポジションがまだしっかりきていないことや日によっていける時といけない時がある。今回はいけない日となってしまった。ポジションを煮詰めて苦手なDHもこなせるように来年は準備したい。

チームの走りは良かったが個人の課題が顕著に表れたレースとなった。2日目は休み。3日目のマディソンで魅せる走りができるようにと切り替えた。



3日目


トラック最終日。今年から初挑戦となるマディソンに参戦。
ルール的にはポイントレースだが、2人1組で行われるため終始ハイスピードなレース展開となる。交代時が見所の種目で握手をしてスピードを維持や加速に繋げるところが魅力的に感じる。

後輩の松井とマディソンに挑んだ。レース数は今大会で2回目となるのでまだ慣れてないが、練習は積んできた。自足では負けていないと感じていたので交代がどれだけスムーズにいけるかが課題。

MDは予選があり上位5校が決勝に上がれる。不運なことに予選の組に優勝候補が集まる死の組に入ることに。決勝に上がるために予選が決勝だと思い挑んだ。予選は計4回のポイントと少ないので前半からポイントを狙うプラン。初のレースでは番手についたが交代で遅れるきっかけとなってしまったので、前張りで走ることを決めていた。


📸@kazutaka.inoue

スタートは自分から。プラン通りスタートから順位を上げ3番手へ。交代も上手くいき予定通りにレースが進んだ。順調に進み最初のポイントへ。ポイント周では松井に任せることに。ギリギリでポイントを取ることができなかったが、残りのポイントに向けて切り替える。

📸@keita.y.826

1回目のポイントを節目に集団が活性化。日大が積極的に動き始めハイスピードな展開に。重要なところでミスをし交代ができなかった。他のペースアップに対応できず離れてしまった。次で何とか交代できたが集団との差が埋まらない。キツすぎて吐きそうなくらい頑張ったが追いつくことができずにゴール。6位で予選敗退。



全力を尽くしたが、交代のタイミングや駆け引きという技術面で圧倒された結果となった。ペアと競い合ったからこそいつもとは違う悔しさ。自脚レベルもだがマディソンという種目の技術力の経験値不足が大きかった。他チームと比べ交代の回数も少ないことや交代の速度、タイミングが大きく目立っていた。

しかし、前半の位置取りや動きは良かったと感じる。初戦の修正ができていたこともあり最初は良かった。あとは中盤からの動きも含めマディソンの基礎の動き。しっかりとこの一年間で練習を積んで来年のインカレでリベンジしたい。

📸@keita.y.826


今年のインカレトラックでは昨年よりもチームの成長や新たな挑戦の一歩を感じることができた。やるからにはトラックでも結果を残していけるようになりたい。来年ラストのインカレに向けて準備していけたらと思う。

来週には本命のロードレース。174kmと長丁場のレースとなるのでトラックでの疲労を取り入念な準備で挑みたい。

沢山のご声援、サポート本当にありがとうございました。
引き続きインカレロードへ応援よろしくお願いします🙇‍♀️

立命館大学自転車競技部
高本亮太


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