【Race Report】RCS最終戦・明治神宮外苑大学クリテリウム
大会名:全日本学生RCS最終戦・第18回明治神宮外苑大学クリテリウム
開催日:2024年3月10日
開催地:東京都・明治神宮外苑外周コース
天候:晴れ
コンディション:ドライ
コース:1.5km × 20Laps = 30km
リザルト:13位
使用機材
ホイール:DT Swiss ARC 1100 Dicut 50
タイヤ:Continental Grand Prix 5000TT TR
ウェア:Sunvolt S-Ride Proパフォーマンスセパレートワンピース
ボトル:Beka
開幕戦の富士クリテから一週間後、RCS最終戦である神宮クリテに参戦。
富士クリテからの一週間は実家に帰省し、ゆっくりするはず、、の予定が就活生には関係無し。ESと面接をこなしつつ週末に向けてトレーニングと調整。有意義な時間を過ごせた。
大学生にとってインカレと同じくらい勝ちたい人が多いであろう神宮クリテ。2024年は開幕したがRCSにとって年度を締めくくる最終戦。昨年予定よりも多くのRCSレースに参戦したことにより現在RCSランキング4位。今回優勝してもポイント差的に総合優勝はできないのでシンプルに優勝することが目標。
当日は実家から40分と移動時間が短く身体的にも疲れを感じることなく。長距離移動には慣れたといっても大阪からだと6時間。The東京アドバンテージ。レースまで入念に準備できた。
レースプランは2通り。
・有力選手含む6人以上の逃げだできた際ジョインして逃げ切る。
・集団ゴールの場合最終コーナー手前でトップに立ち、ロングスプリント。
→スプリントでは勝機が薄いと判断したため少しでも自分の土俵にしたかったためと捲られたとしても表象台圏内は獲得できると判断したため。
メンバー的に逃げたいであろう選手が多かったため、メンバーによるが十分に逃げ切りが狙える可能性があった。場に応じて状況を判断することが重要であることを忘れずにレースへ。
ランキングが4位ということでスタートはシードだろうと思い、ゆっくり準備しスタートラインに並んだが、シードはランキング3位までと虚しく最後尾からスタートに。対して問題はないので気にせず。沢山の観客や他校の応援団らによる会場の雰囲気は神宮でしか味わえない。特別な雰囲気を感じつつレースに向けてのモチベーションも高めることができた。
スタートから先頭に入り有力選手のチェックに。日大岡本、中央山下、順天渡邉、早稲田神村辺りと有力選手が積極的に展開していた。序盤からアタック合戦となったが良い位置をキープしていたため身体は余裕あり。調子も悪くないと確信。
9周目7名ほど抜け出した良い逃げに乗ることに成功。入っていないのは明治くらいの有力な逃げ。集団とのギャップもでき逃げ切れる可能性を秘めていたが厳しかった。
その後何度も逃げを試みたが決まることなく、レースが決まったのは15周目。日体玉城が単独で抜け出し、慶應大前さんが単独で追走をかけるなど小さい人数の逃げができたが、決まらないだろうと集団待機することに。しかし逃げ出した少人数が固まり逃げ集団となった。
中央のチェックがあり集団は中々距離を詰めることができなかった。残り3周のホームで日大岡本の鬼引きにより集団は一気に絞られた。個人的にもここはキツかった。
残り2周に入り、早稲田大仲と抜け出すが決まらず。最終周でギリギリ先頭をキャッチすることができたが追いつくので力を尽きてしまい13位でゴール。
終わってみると勿体無いレースをしてしまった。勝ちたいと思うばかり心逸り、重要な展開の際に反応する脚がなかった。いつもながらだが、視野の拡張と自身の実力を過剰評価しすぎないことを意識しなければ。逃げ切りプランを後半ギリギリまで引き摺りすぎてしまったことも反省点。9周目の逃げが決まらなかった時点でプランを移行するべきだった。結果論だが。。
しかしレースを通して決定的な逃げを逃した以外は後手を踏むことなく展開することができた。位置取りが良かった点が恩恵を受けれた。その点においては確実な手応えを感じることができたのでこれからのレースにも活かしたい。後手を踏まなず且つ勝負に勝てる選手像を目指したい。
3回目の神宮も目標には届かなかったが、来年またチャンスがあるのならリベンジしたいと思う。
次戦はまだ未定だが、JICFオープンロードorCJ菖蒲谷になるだろう。2024のマウンテンバイクシーズンも始まる。次戦まで少し時間があるので春合宿を通じてトレーニングを積んでいきたいと思う。
沢山の応援、サポートありがとうございました。
立命館大学
高本亮太