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純ジャパ社会人 24歳(♂)の英検1級合格記 【教材・勉強法編】




▶教材編


英検®1級単熟語EX 第2版

・概要:CEFRのB2上級〜C1上級の語彙を掲載した英検1級用の単語帳
・価格:2090円 (税込)
・収録語数:約5300語 (見出し語数 約2950語 + 関連語数 約2400語)
・特徴:CEFR C1の語彙が多数掲載 / 派生語の扱いが豊富 / 巻末には熟語の章と,分野別英単語の章

・感想:英検1級のための英単語帳は,英単語の選定,カバー率の観点から,これ1択。この単語帳を全部覚えればGREのVerbalは160が出そう (現在は147)。


VOA Learning English

・概要:アメリカ国営放送が提供するアメリカ英語のPodcast
・価格:無料
・登録:不要 (Podcastは無料で購読できる)
・詳細:平日に毎日更新されるPodcast。ゆっくり(体感0.5倍速),比較的平易な語彙で語られる。コンテンツはSDGs / 科学 / 口語表現 / 時事ニュース / 文化 / 語彙・文法 / 等,広範なテーマを扱うので,B2上級〜C1の学習者まで,収穫が多い教材となる。公式サイトには音源のスクリプトがあるが,速度調整ができない。紙ベースで学習したい人には,VOA のSDGsをテーマにした本もおすすめ。

・感想:中級者から上級者まで使えて,幅広いテーマを扱うのに毎日更新で無料なので優良教材。


▶︎勉強法編


●オンライン英会話:DMM英会話

オンライン英会話は英検のリスニングと,2次のスピーチに役に立った

英検1級のリスニングでは (試験のみに限ったことではないが),色々な発音,アクセント,スピードの話者を聞くので,世界中の講師が在籍するDMM英会話は役に立った。

英検2次のスピーチに向けては,2分間スピーチのためにその場で適当なお題出してもらい (何でもいいので思いつく社会課題を選んで,とお願いした),本番同様に,即興で (1分の準備で) スピーチした。スピーチに対するディスカッションでは,あえて反対の立場から質問をしてもらい,インタラクションの練習もした。その後,全体的なフィードバックをもらいながら改善した。


VOAのリスニング:2倍速再生

教材編で紹介したリスニング音源のVOAは,通常の音声速度が遅め (体感は0.5倍速)。1語1語はっきり発音されるので,リスニングが苦手な人にも◎。

通常速度に慣れたら,2~2.5倍速にして何度も聞くと,2倍速で聞いても大体聞き取れる (数ヶ月ほぼ毎日,30分以上聞く必要あり)米国英語と多様なトピックも聞き慣れるので,英検1級のリスニングは8割切らなくなる (私はBritish アクセントに苦戦)。

ちなみに3倍速は,音自体が不自然に圧縮され,聞き取りは至難の業。

VOAの公式サイトは,速度調整がないので使い勝手が悪い。そこで,以下の無料アプリがおすすめ。

・中級者 (B1~B2):VOA Learning English (2倍速まで / スクリプトあり)
・上級者 (B2 ~ C1):Castbox (3倍速まで / スクリプトなし)


TOEFL iBTの対策

「TOEFL iBT対策」と「英検1級対策」は,相乗効果があった。

例えば,英検1級の語彙 (C1レベルの語彙) はTOEFLのReadingに必要 (英検 → TOEFL)。また,TOEFLのListening音源が聞き取れると,英検1級の音源は遅く聞こえる (TOEFL → 英検)。

つまり,英検1級の難易度しか知らないと,それに苦戦するが,世界基準の英語試験であるTOEFLを知ると,「英検は比較的簡単」と思える部分があり,英検の主観的な難易度が下がる (逆も然り)。

英語力向上の面でも恩恵があるので,英検1級対策にはTOEFL iBTを,TOEFL iBT対策には英検1級をおすすめする。


【Short summary】

▶教材編
・単語帳:英検®1級単熟語EX 第2版
・Podcast:VOA Learning English

▶︎勉強法編
・オンライン英会話:DMM英会話
VOAのリスニング:2倍速再生
・その他:TOEFL iBTの対策

24 y + 62 days since my birth. July 22, 2024.

Acknowledgements:
I thank the speakers in VOA who have trained me every morning.



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