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Epiphone Les Paul Standard

2024年4月、意を決してGibsonレスポールを購入した。
P90が載ったヒスコレである。
中古ではあるが、自身が持つ一番高額なギターとなった。
P90よりもハムバッカーのほうがおそらく人気は高いだろう。
しかし、自分が惹かれていたのはP90だった。
P90はとても良い。弾いていて気持ちが良い。喰いつきが良い気がする。
でも、ハムバッカーって、どんな感じなんだろう
1959、PAF・・・んー、ハムバッカーも弾いてみたいなー

2024年11月、私は〇ndStreetに居た。ただの散歩のつもりだった。
(この間に、ストラトを1本購入したのはまた別のお話。)
目に飛び込んできたのは、よさげな色のレスポールだった。

Epiphone レスポールスタンダード2008年製 ¥25,000(税込27,500)

冷静に考えれば、この値段であれば珍しくないかもしれない。
だけど、なんだか色が良い。これは一体何色なんだろうか・・・

手に取り試奏をさせてもらった。初心者セットについてくるような小さなアンプを借りた。
Gibsonと比較するとボディが鳴っているというよりも弦が鳴っている気がするし、ネックとボディが分離している感じもするが、
フレットもあるし、レスポールの音はする。
4つのノブのうち、2つが50sモデルのハット、2つが60sモデルのスピードに変えられており、ストラップピンはシェクターが付属されている。おそらく前のオーナーは改造を楽しんでいたのだろう。
ちなみにペグはGrover製ロトマチック・チューナー、ということは60sモデルか。(ネックはそこまで薄くないため、ネックでは判断ができなかった)
HAND-CRAFTED IN CHINAというシール。中国青島工場製ということだろう。

2.5万であれば、1年ほど楽しんで売却しても、1万円くらいで買取してもらえるかな と自分に言い聞かせ、購入した。
ケースがなかったため、プチプチで包み、エコバックに入れて持って帰った、幸い、帰りの電車は空いていた。

翌日、弦を交換&もろもろ清掃。ブリッジの錆を落とそうとしたが、どうにもならない。「これはGOTOHのブリッジに変えるかな・・・」と考え、そっと部品を戻した。
ついでにピックアップを確認。
あれっ・・・
フロントのピックアップには「57CH(G) DOT:NECK,BRIDGE LP:NECK」、
リアは「HOTCH(G) LP:BRIDGE」というシールが張り付けてある。
DOT??Epiphone版ES-335のこと??ピックアップも交換されてる??


このギターは2008年製のレスポールスタンダードではあるようが、
ネットで検索しても同じようなカラーもないし、正式なモデル名もよくわからない(60sとか付いている思われる)。オリジナルのピックアップは一体何だったのか?これがオリジナルなのか?

年末年始の休暇中に部品交換をしようと思っていたが注文が遅れ、
さらに年始に風邪をひいたことで、作業できず、今日に至る。
ようやく部品を交換した。
GOTOHのブリッジとテールピースを付けた。テールピースは若干幅が合わずキツキツではあるが、何とか押し込むことができた。
アーニーボールの10-46の弦を張り、さっそく試奏。

あれっ、、、スゴイ音が籠るな・・・

フロント、センター、リア、どれにしても音が籠る。
そこでピックアップの高さを調整。下げることで若干の改善が図れたが、なんともぬけが悪い。DOTだからなのか・・・ピックアップ交換もしないといけないのか・・・2.5万で買ったのに、どんどん値が上がってしまう・・・
いっそ売ってしまおうかな・・・年末にエフェクター3つも買ってお金使ったし・・・

その後、別のギターの弦交換を行い、一息ついたところで
「ハムバッカーはよく歪みに強いっていうよな」と思い出し、再度トライ。
アンプ(Fender Champion20 これもリサイクルショップで8千円くらいで買った)の設定を「METAL(最も歪む設定)」にした。
ジャカジャーンと弾くと、おー!これは気持ちいい!となった。
これならもう少し遊んでみる価値があるなと思い直した。

というわけでEpiphone レスポールスタンダード2008年製。
Epiphone レスポールスタンダードの表面はフィルムが貼ってあるなんて話も聞くけど、本当なんだろうか?プレーンであってほしい。
そしてこのカラーは一体何色なんだろうか?レモンドロップにしては赤い?ハニーバーストの色が抜けた??わからない。
見た目がかっこよいので当分こいつで遊ぼうと思う。

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