痛み(疼痛)No.1

・体の表面で感じる痛みを体性痛
皮膚、筋肉(横紋筋)、骨、腹膜が体性痛センサー
➕「血管の痛み」も含む。
切り傷、打ち身、表面の炎症、血管が裂けたり詰まったりした場合に、ここと指で示せる痛み。

痛みが示せない「内臓痛」という。
胃や腸などの内腔が傷がつくと、なんらかの痛みが生じる。
胃炎・腸炎などピンポイントで分からない。
手が届かず、対処ができないため、正確な位置を知る必要がない。
ぼんやり・ずしん・じわじわと重苦しさや鈍痛と表現される。


                                                                                      内臓痛に引き続き体性痛が起こることは、炎症が臓器にとどまらず、腹壁まで波及していることを指す「やばい」サイン。

押したら痛む「圧痛」
その場所が、炎症?腫脹?など様々な原因で起こる。
離した時痛むのが「反跳痛」
炎症が腹膜まで波及しているサイン

痛みの原因は?
①炎症が起こっている
②引っ張られたり、圧迫されたり
③異常に熱い、冷たい
➕痛みを伝える神経のどこに異常があるか?
を、順番に見ていく。

①炎症
好中球やリンパ球が攻撃し、血管ないからサイトカインを放出
②伸展・圧迫
神経が直接引っ張られたり、圧迫されたりして発生
③異常温度
熱い・冷たい物に触れると痛い。
他、病気による体温変化はまた違い。
高温での節々の痛みは、炎症や血管拡張に伴う圧迫によるもの。
※センサー(神経)の誤作動では、鎮痛薬は効かない
鎮痛薬は炎症を抑える薬→伸展・圧迫、神経性の痛みには効果なし


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