おしかけた幼なじみ

遠藤さくらストーリー

地元から上京して早数ヶ月

〇〇は夢の為に進んだ

それは人との別れでもあった

〇　うーん眠い.…

目が開かない　しかし良い匂いがする？

ｸﾝｸﾝ

〇　うーん　良い匂いやな。

ｶﾁｬｶﾁｬ

ｼﾞｭﾜｰ

〇　えっ！？

覚醒する
誰もいない筈の部屋に誰ががいる

〇　だ、誰だ！

？？　おはよー♪

〇　何でいるんだ？さくら！

さ　そりゃ〇〇のお母さんからカギ預かってきた
　　んでそれで入りましたぁ〜♪

〇　そっか..…じゃない！何してんのよ！

さ　何かな？

〇　いやいやここにいる意味よ？

さ　それはお世話しに来たんだけど...汚いし

〇　ギクッ

さ　料理もやってなさそうで.…

〇　ギクギクッ

さ　ちょっと口に出して擬音だしてるよw

〇　しゃーないやんか

さ　それは良いとして早く着替え来てよ？
　　ちょっと匂うよ

〇　なんか酷くない！？

さ　何ででしょうねぇ〜♪

思えば高校卒業してから初めて会う

お互いいい雰囲気だったけど〇〇にはそれを
伝える勇気がなかった

それ以来上京してから会ってなかった

〇　気まずいなぁ　ﾎﾞｿｯ

部屋に戻り着替える

さ　ほら脱いだやつはこっち出しといてね
　　洗っとくから

ホントありがたいだけれども

〇　ありがと..…

さ　そうだよ感謝しなよ。なかなかこんな
　　幼なじみいないんだからね♪

愚痴をいっても仕方ない
用意されたご飯を座って食べる

〇　おっうまい。

ちょっと味の濃いのが好みなんだけどちようど
良く感じるのはさくらが俺の好みを知ってるからなんだろう。

さ　良かった♪

〇　........パクパク

いやね感謝してるよ！？でもさ気まずいよね！？

あんな風に何も言わなくって別れたのに！

さっきからさくらはずっと食べてる〇〇を見ている

さ　ふふっおいしい？

〇　そりゃ美味いわ。
　　よく俺の好みが分かってるしな。

さ　えへへ♪ そうでしょ？

〇　.......ご馳走様でした

さ　.....…はいお粗末でした

なんで！？

なんでここまでアピールしてるのに
分かってくれないの！？

さくらは内心煮えきれない〇〇に怒っている

〇〇が好きなのに素直になれなかった自分

そしてあの日告白してくれず去っていった
〇〇にも

しばらく地元と東京との離れた生活が続いていた

だけど何をいっても何をしても隣に〇〇はいない

日に日に自覚していくこの想い

ある日感情が爆発してヤケになりそうな所を
〇〇のお母さんに助けてもらった

〇〇母　ｸｽｯ   ほんとあのバカ息子はさくらちゃん
　　　　がこんなにも想ってくれてるのに

そう言って〇〇の部屋のカギと一緒に
新幹線のチケットまで用意してくれた

〇〇母　さくらちゃん頑張んなさい！

さ　はい！頑張って〇〇に伝えてきます！

てな感じでやって来たんです

さ　はぁ…〇〇は私の事好きじゃないのかな？

不安になる

やっぱり私はずっと幼なじみの関係よりも
一歩進んだ恋人になりたい

〇　おーい大学行ってくるけどどうするんだ？

さ　あっえっと…

〇　帰るんならちゃんと閉めて帰れよ。

さ　え、帰んないよ！

〇　そうなのか？  じゃあいつ帰るの？

さ　それは...…    
　　ほんとはずっといたい　ﾎﾞｿｯ

〇　えっ何ていった？

さ　なんでもない！まあ明日には帰るかな？

〇　ふーんそっか。じゃあ留守番頼んだよ。

さ　うんいってらっしゃい♪

でていく〇〇

〇　はぁ.....ずっといたいか。

そんな桜の想いに〇〇は決心する

ある所に電話する

〇　あっお久しぶりです。〇〇です。はい
　　今日なんですが会う時間ありませんか？
　　はい今からちょっと向かいますんで..…

電話をきりある所にいく為駅に向かった

夜

さ　〇〇ちょっと遅いな電話にもでないし何か
　　あったんじゃ.…

ｶﾞﾁｬ

〇　ただいま〜！

さ　あっお帰り♪　遅かったね

〇　ああちょっとした野暮用済ませて来たからな

持って帰って来た荷物を部屋に持っていく

さ　なに？

〇　まあそれは後でだな。ご飯はなんだ？

さ　へへーんこっちでは食べられてないと思って
　　味噌カツにしてみました♪

〇　まじか！やった美味そう！

さ　さっ　いっぱい食べてね♪

〇　あぁ　ﾊﾟｸｯ
　　美味いなぁどれもこれも懐かーわしく
　　てホント美味い！

〇〇の笑顔はさくらに向けられている

さ　////// えへっそれは良かった♪

凄い勢いで完食した〇〇

〇　はぁ美味かったありがとなさくら

　うんいいんだよ。

さくらはしばらくはもうこの状態が味わえないと思っている

〇　明日かえるのか？

さ　うん....…

ほんとは帰りたくない〇〇と一緒にいたい

〇　そつなのか？じゃあこの持って来たさくらの
　　荷物はどうする？

何をいっているのか分からず〇〇の持って来ていた物をみる。
それは実家で私が普段使いしている物

さ　えっなんで？

〇　ひひっ実は今日さくらの家いってな。
　　さくらのお父さんたちにさくらを下さいって
　　行って来た。

さ　えぇ！？

〇　まだ結婚とかじゃないからね。同棲だから
　　ずっと一緒にいたいんでしょ？

さ　......…

〇　さくら　ごめんね今まで伝えられなくて
　　俺はさくらを愛してるあの時はっきり伝えら
　　れなかったけどもう離したくない

さ　.........ぐすっ　ズルいよホントに

〇　で、返事は？

さ　うん💕

とびこむさくら

〇　おっと何だよ急に

さ　いいじゃんやっと通じたんだから

〇　何だよ匂うかもしれないぞ

さ　何朝いったこと気にしてるの？あれはうそ
　　だからね💕〇〇はいい匂いたから♪

〇　そうですかい

抱きしめる

さ　ふふっほんと長かった....…
　　夢が叶った

世話焼きな幼なじみの関係性は終わり
今日から甘い恋人生活が始まる　
そうこれから..…

おわり

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ありきたりな話になりましたが楽しんでいただければと