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飛鳥のおとうと4


〇 いやはや今日は濃い1日だった..…


突然現れて道案内してくれた岩本蓮加

入学式で隣に座って仲良くなった井上和

世の中的にいって羨ましいスペイベが重なった

〇 あんな美人2人と今まで一緒にいたなんて
  ファンが知ったら殺されるわい!

ブツブツ独り言が多くなる

時間的に夕方に差し掛かっていた

〇 夕飯どうすっか? 姉ちゃんいるし確認して
  決めようかね

電話をかける

体感的にワンコールもしないですぐ繋がった

〇 あっもしもし姉ちゃん

飛 おい!今日入学式だけだったよなぁ?
  おそいぞ!

〇 いやいやオリエンテーションもあったし

飛 それにしても遅いじゃないか!
  あすかちゃんを寂しい思いをさせて
  それでもおとうとか!?

〇 ごめんねw夕飯姉ちゃんの好きなもの
  作ってあげるからさ♪

飛 しかたない ゆるしてやるか

〇 ありがとう 何かいいかな?

飛 肉!

〇 了解 じゃあ買い物してかえるから待ってて

飛 おー気をつけるんだぞ!

電話をきり周囲にスーパーがないか調べた 




〇 ありゃここらへんスーパーないじゃん!

どうやらスーパーは道挟んで反対側をしばらく
行かないとないらしい

〇 困った..…

戻ってもいいけどこれ以上姉ちゃんを待たせる事は得策ではない

〇 さてどうする?

まだ地理もちゃんと分かんないしお店も何かどこにあるのか分からない

つくづく今日はトラブルが襲ってくる

しかし同時に幸運もやってきた

?? えっ? あれもしかして〇〇くん!?

声をかけられ名前を呼ばれた

〇 そうですけど…あれ?
  もしかしてしーちゃん!?じゃないか!

史 そう!えっなんでこんな所にいるの?
  上京してきたの?

〇 ああそうだよ 乃木大学に進学したからさ
  いま姉ちゃんのところに居候してるw

史 そうなんだ♪ まあ飛鳥さんなら黙ってる
  だろうけどw
       そういえば何してるの?

〇 ああね、まだ来たばかりだからさスーパーの
  位置とか分からなくて困ってる

史 そうなんだ♪ じゃあさ案内してあげよっか♪
  あっちに商店街あるから行く?

〇 えっいいの? 助かる〜♪

史 ふふっいいんだよ♪
  〇〇くんに久しぶりに会えて嬉しいし/////

好意に甘えることにした〇〇





史緒里の案内でお店をまわる

スーパーにはない地元感満載な雰囲気
都会の中でもこんな所があるのか…
うん嫌いじゃない

〇 しーちゃんはこういう商店街とか来るの?

史 たまにね♪ こういう空気感好きなんだぁ♪

〇 うん俺も好きだよ

史 ふぇ///// ちょっといきなり何いってんの?

〇 えっ何がよ? 商店街いい所じゃん?

史 あっ そっちね///

いきなり好きっと言われたと思い勘違いする

紅くなっていく頬
〇〇は気づかないから良かったけど

史 (久しぶりにあったけどカッコよくなってる
  あの頃は可愛さのほうが強かったのに/////)

何年も会っていなかった〇〇は大人の男性へと
変身していた

史緒里ももれなく意識してしまった

史 じ、じゃあこっちねお肉屋さんとか八百屋さ
  んとかあるから///

〇 おっ助かる♪ 
  いや〜しーちゃんが居てくれて良かったよ♪

平気でそんな事いう

史 まあね♪いってもこれでも歳上だから♪

〇 なんだよそれw昔は緊張しいで泣いてて
  俺の後ろにくっついいたくせにw

乃木坂に入った頃は泣き虫で会うたびに〇〇の
後ろにひっついてきていた

〇 あのしーちゃんがねぇ〜♪

史 何よなんか言いたそうね!?

〇 いやぁしーちゃんが綺麗になっててホント
  驚いてる

史 なっバカ!はっきりいうな////

〇 何だよ思っただけだろ?

史 それでも恥ずかしい///

ちょっとした事を言うのは変わってない
しかし
あの頃と違うのはかっこよさが増しているから

じゃあドキドキするのは?
何故なのか?

そんな事を考えていると買い物の時間があと
ちょっとで終わろうとしているのが分かる

〇 さぁ買い終わったかな?ありがとうね
  しーちゃん予定よりだいぶ早く終わったよ

史 う、うん 
  そうだね飛鳥さんが待ってるもんね!

もう終わりの時間が来た

欲を言えばもっと一緒にいたいけど..…

〇 そうだ もうちょっと時間ある?
  そこに美味しそうな和菓子の店見つけてさ
  一緒に入ってくれる?和菓子にめがなくてさ

史緒里はその予定外の提案に歓喜する

まだ〇〇くんと話せる

ドキドキする気持ちを抑えながら

史 じゃあ行こっかな♪私も好きだしさ/////

〇 おう!






和菓子屋さんの中は落ち着いた感じの古風な
たたずまいで〇〇はすぐに気に入った

店員さんにメニューを伝えて2人でまつ

〇〇は史緒里とたわいもない話しをする

史 でね!やまがホントありえなくてね

〇 へぇー山さんは相変わらずですかい。

今日の史緒里は饒舌で〇〇は聞き専門に
徹っしていた

それにしてもしーちゃんは嬉しそうだと
〇〇は思う

店員さんが待ってきてくれた和菓子も聞く
材料には丁度良い

〇 なんか彼女の愚痴きいてる彼氏みたいやな。

そんな言葉か無意識に口から出る

史 な、何言ってるの///////!?

慌てたのか食べていた和菓子を喉につまらせようとする

〇 wwwほらっお茶ゆっくり飲みなよ?

史 〇〇くんがおちょくるからでしょ!

内心その言葉でドキドキが止まらない 
鼓動が聞こえてもいいぐらいに大きくなっている

〇 でもさ..…

史 うん?

〇 こういうしーちゃんとの時間好きだよ?

史 はうっ/////



お茶の時間が終わり〇〇くんは帰って行った

もちろん連絡先は交換済み

史 はぁーやっぱり私/////
  〇〇くんの事意識するしかないじゃない💕

史緒里のドキドキは加速していく
知らないのは〇〇だけ


〇 こーのー瞬間を無駄にはしなーいー♪
  じんせーあっとーいうまーだ♪

つづく



あすかちゃんの機嫌がどんどんわるくなっていきますwそろそろあすかちゃん報われても
いいのかも?





ありがとうございます♪作品に役立てます