カズ博多クリニック体験記①:予約〜手術当日

「自己紹介の次の記事が陰茎増大ネタってどうなんだろう...」と思いますが、自分の中では大きな出来事だったので記憶の新しい内に文字にしておきます。次回以降はもっと普通のアラサー男性美容医療・筋トレログになる予定。


前提:サイズのコンプレックス

高校生くらいから割とサイズに関するコンプレックスはありました。父親はそこそこデカいんですが、自分は同級生と比べても結構小振りだなーと感じていて、少ない小遣いやアルバイト代でネットで出回っている増大サプリや伸長器具を買ったこともあります。
ちゃんと継続すれば多少効果は得られたのかもしれませんが、自分は律儀に継続することはできなくて効果の真偽はわかりません。
それ以来増大に興味はあるものの特に行動に移すことができなくて、アラサーになるまで短小コンプレックスを引き摺る羽目になりました。
カズ博多クリニックについては長茎増大手術について調べている途中で知りました。”グランセンサー解放“という、他のクリニックにはない相当特殊なことをしているらしい。(カウンセリングの際に聞きましたが、情報流出を防ぐためにあえて医学用語ではないオリジナルの呼称を使っているそうです)

効果実感した口コミも効果がなかったという口コミも両方あって半信半疑ですが、いつまでもコンプレックスを抱えたままでいるのが嫌で手術を受けようと決めました。費用はかなり高額ですが、もしこれで効果がないとしても、それはそれで諦めがついてスッキリするのでは。

①予約

予約はクリニックHPの予約フォームから送りました。(電話だとなかなか繋がらないという口コミを見かけます。実際行ってみるとわかりますが、ほぼ先生のワンオペに近い形なので電話対応が難しいのは仕方ないかも)

1営業日くらいで先生からメール返答があり、
・基本情報(年齢/既往歴/過去陰茎関連の手術の有無etc.)
・来院日時
・希望施術内容
・当日施術希望の有無
などをやりとりして予約完了です。

当初は長径増大手術(88万円)だけを検討していましたが、メールで施術内容をやり取りする際にカリ高手術(15万円)も勧められました。
この時点で費用は103万円...予算が高くなるのは抵抗があったのですが、ここでケチって「もしかしたらあの時追加してたらもう少し変わったかも」と後悔するのが嫌だったので、メールの時点で追加をお願いしています。


いよいよ手術当日、新幹線で東京から博多に向かいました。

②カウンセリング

時間通りに来院すると先生本人が受付してくれます。手術を受けることは確定しているので、来院と同時に術後感染予防の錠剤を飲み、問診を記入してカウンセリングを受けます。

治療の説明を受けつつ、いくつか術前/術直後の症例写真も見せてもらいました。みんな結構サイズアップしているように見えますが、効果の出方は人それぞれなのかなという印象。

特にヒアルロン酸注入やシリコンボール埋め込みなどの一般的な長径増大術の修正依頼が多くて大変なようでした。実際に異物注入で形が歪んだ陰茎の写真も見せてもらいました。根本だけお団子みたいに膨らんだり、膨らみ方の左右差がひどかったり...あれでサイズアップしたとしても人に見せられないのでは。(先生も他院で被害を受けた人の訴訟サポートに関係する仕事もなさっているそう...)
これも先生のコメントですが、一般的な泌尿器科医は包茎手術ですらあまり経験を積むことができないそうです。手術で長い時間とたくさんの人手が必要になるので、クリニックの利益がほぼ出ないため、手術件数が限られるとのこと。
セールストークや特に他院を下げる感じの言い方ではなかったのですが、この辺のクリニック選びは難しいですね。

③診察

一通り説明を受けると実際に陰茎の状態を見てもらいます。先生が良い意味で事務的なので変に恥じらいとかは感じませんでした。

ここで結構衝撃的だったんですが、自分の陰茎、実は奇形が酷かったみたいです。
カリ周辺に皮膚が癒着しててほぼ形になってなかったり、陰茎と睾丸の方の皮膚とのつながり具合が左右非対称で陰茎が伸びるのを阻害していたり、尿道の形も軽度ですが尿道下裂という不自然な位置にある状態とのこと。他人とじっくり比べたりしないので分からなかったですが、確かに先生にコメントもらった部分はAV男優の陰茎と比べてちょっと変なところあったのかも。

④治療内容決定・代金支払い

診察まで終えると個人の陰茎の状態も踏まえて先生から治療の提案があります。当初の計画では
・長径増大手術:88万
・カリ高手術:15万 (本来30万円、他手術と同時で半額)
・包茎手術:無料
の予定でしたが、自分の場合は陰茎周りに奇形があるため、効果最大化を目的とした修正治療として2つ追加オプションを勧められました。
このオプション費用がなんと65万円!覚悟はしていましたが合計168万円で完全に予算オーバー...

正直めちゃくちゃ悩みました。事前に引き出してきた予算じゃ全然足りない。でも前述の通り、ここでケチって後で変にモヤモヤするのが嫌だったので、急遽近隣のコンビニで貯金を引き出し、オプション含めてフルでお願いしました。
※銀行やコンビニのATMは1日50万円の引き出し限度額があるのでギリギリでした。複数の口座にお金持っててよかったです...。これから受ける予定のある人は代金の準備には要注意。

治療の説明を受けたとしても先生と同じレベルで泌尿器の知識がないと真偽は判断できません。ネットの口コミも当てにならない中で、何を基準に高額な治療代を払うと決めるのか難しかったです。
自分の場合は、(効果が出ないとしても)残りの人生において“自分のコンプレックスと折り合いをつけるためのお金”と自分に言い聞かせました。

支払いを終えるとお手洗いを済ませていよいよ手術室に向かいます。

⑤手術

ズボンと下着を脱いで手術台に横になると目元にタオルを置かれ、手術部位の消毒と麻酔からスタートします。場所的に少し刺激を感じやすいので最初の麻酔はチクっとしましたが、ワクチンや採血よりは痛くなかったです。ちゃんと麻酔が効いているか確認後、手術は粛々と進められます。
目元が覆われているので、どういう作業をしているのかは見えませんが、電気メスのジューという音やハサミらしき鋭利な音が聞こえ、時折色んな方向に引っ張られている感覚も...。たまに先生が雑談を挟んでくれるので多少はリラックスできましたが、ちょっと怖かったです。

術中もコメントがありましたが、自分の場合陰茎の中も血管の位置や形成に奇形が多かったそうです。「これで発育が阻害されてたのかも...適切に処置はしました」とは言ってもらいましたが、そんなに変な状態だったんだなと若干ショック。別に先生のコメントを100%信じた訳じゃないのですが、もっと若い時に専門医に見て貰えば良かったな...。

30分くらいで手術が完了して、タオルを外して自分で陰茎の状態を確認できます。

平常時の大きさってメンタルとか気温とかでさまざまだと思うのですが、確かに萎えている状態にしては長さが出ました。術前+4cmくらいは伸びたような。
ただ術直後のサイズアップは一時的なんだとか。血流が改善することで一年程少しずつ大きくなっていくそうです。(※術後5日目の現在、確かに術直後よりは小さくなりましたが、それでも術前よりは+2cmくらい伸びた感じがします!)

術後ケアの説明も兼ねて、実際に傷跡に軟膏を塗り包帯を巻いているところを見せてもらいます。カリ高手術を受けた場合はカリとその下の皮膚が癒着しないように、また陰茎が伸びた状態で傷が癒えるように包帯の巻き方や引っ張り具合のコツがあるみたい。詳しいアフターケアのやり方については別途マニュアルが貰えます。

一通りアフターケアの説明を受けたら手術は完了。パンツとズボンを穿いておしまいです。

⑥術後

包帯のせいで若干違和感はありますが普通に歩けます。誰かの体験記で「術後も大きくしていくためにはちゃんと最大まで勃起させて射精するのが良い」と見かけたので、先生にも確認し、結局シアリス(10mg)を購入しました。交通費のサポートと相殺して1万円の出費ですが、168万円も払った後だと誤差みたいなものに思える。

来院してからちょうど1時間くらいで病院を出ました。この間に治療の説明を受けて支払い済ませて手術まで終えた、というのは結構なスピード感ですね。

その後は傷を抱えたまま博多観光するわけにもいかないのでそそくさと帰りました。麻酔が切れても特に痛みはないし血が滲んだりはしないのですが、陰茎のサイズが若干変わって包帯も巻いているのでボクサーだと歩きにくかったです。しばらくの間はゆったりしたトランクスで生活するのがいいのかも。

⑦感想

これを書いているのは手術直後なので術後の進捗や効果実感は追々書きます。

効果があるか不安ではありますが、なんとなく物事が前に進んでスッキリした感覚です。現時点で他の人にこの治療を勧められるかは分かりません。
でもモヤモヤ悩んでいるくらいなら、そしてそのモヤモヤを40代、50代まで持ち越して生きるくらいなら、自分の懐事情の範囲で行動に移してみても良いんじゃないかなと思います。ダイエットや美容整形も同じかもしれません。

最終結果は多分1年後になりそうですが、焦らず様子見します。(そもそもそんなにブログが続けられるのかという問題も...)

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