完璧にはほど遠い未完成な夜
「文章が書けない」
書いては消してまた書いてはまた消して。それでも負けじと書いては納得いかずにまた消して。そんな作業を繰り返して、頭がおかしくなりそうになっている。そして、疲労感によって、考えることさえも億劫になってしまうそんな夜。
「これで大丈夫だ!」と思って、クライアントに提出した文章も赤をたくさん入れられてしまう。そんな赤を見ては、心がズタボロになってしまうこともある。自分の実力不足が1番の原因なんだけど、それにしてもへこむ。へこんでいても何にも前に進まないけど、それでもへこんでしまう。
まあ最終的には自分の実力不足を、受け入れて修正するんだけれど、自分の実力はいつまでたっても上には上がらないその事実に、嫌になるときがある。でも、傷つきながらも前に進む。
何もしなくても勝手に時間は前に進むんだよ。だからやるしかないんだよ。
正直なところ今まで自分が納得いく文章を書いたことがない。でも完璧を求めても、何にも前に進まないから、未完成ながらも自分が書いたものを世の中に出していく。
世の中に出した後も、また文章を読み返して、「この表現はなんか違う」とか「こんなことが言いたかったんだっけ?」ってなんてしまうことがある。
そして修正を繰り返して、少しずつ自分の納得のいくものを作り上げていく。いいものを作るために、新しい知識を取り入れる。その度にまた自分の書いたものに納得がいかなくなっては、書いては消してを繰り返す。
おそらくじぶんの書いた文章に、一生満足することがないんだろうな。
書いては消しての繰り返し。
この作業を一生続けていく
だって満足したくないもん。
満足したらもう終わってもいい。
でもまだまだ終わりたくないから絶対に満足したくない。
完璧には程遠い未完成な夜を今日も明日も過ごしていこう。
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