やりたいことを嫌いになる覚悟はありますか？

自分のやりたいことをやり続けると、それが本当に好きかどうかわからなくなってしまう時がある。好きかどうかわからなくなると、なぜやっているのかもわからなくなって、やりたいことを途端に投げ出したくなってしまう。

あなたはやりたいことを嫌いになる覚悟はありますか？

僕は文章を書くことがやりたいことでそれが仕事になっている。毎日欠かさず文章を書いているし、やりたいことを仕事にできていることはありがたいこと。

でも今後も文章を仕事にし続けるためには結果が必要になる。

仕事になるということはそれで賃金を頂くことになるから、趣味でやるよりも責任が多くのしかかってしまうんだよね。

やりたいことを仕事にする絶対条件としてまず結果を出さなきゃいけない。結果が出なければ、僕以外の人に仕事を回されるのがオチ。そして、自分の仕事がなくなってやりたいことを仕事にはできなくなってしまう。

それは嫌だから「今日は書きたい気分じゃないな」と思っても、文章が嫌いになりそうでもいつも通り文章を書き続けなければならない。

良い文章が思い浮かばない時も、文章が嫌いになりそうな時も、締め切りがあればそんなことは関係なく、文章を書く必要がある。

やりたいことが嫌いになりそうになる時はいつも「好きなことは趣味でも良いのでは？」と疑問に思ってしまう。

でも書き終えた後の達成感や世の中に自分が書いた文章が出た後は、「頑張って書いてよかった」と思うし、読者さんの声を読むとありがたい気持ちになる。

文章が成果物として、誰かに読まれた時にはいつのまにか負の気持ちはいつも消えている。

やりたいことを仕事にするには「好きなことを嫌いになるかもしれない」という覚悟が必要。

遊びじゃなくてお金を頂くわけだから、自分に重く責任がのしかかる。

自分にのしかかったプレッシャーに打ち勝つ自信がないようであれば、やりたいことは、趣味に留めておいた方が良い。

好きなことを嫌いになるかもしれないという覚悟を決めること。

そして、結果をきちんと残すこと。

当たり前のことかもしれないけど、その2つをきちんとやり遂げた人だけがやりたいことを仕事にすることができるんだろうね。