12/1〜5の日記

12/1
久しぶりに地元を自転車で走り回った。中崎町の古着屋に足を運び、いい感じのコーデュロイパンツを発見した。ブランドはL.L.Bean。東京だったらありえないほどの値段で売られていて、試着後に購入を即決した。大阪に帰省するたびにいつも古着屋さんで服を購入している。この値段に慣れてしまうと、東京の古着に手が出にくくなってしまった（めっちゃ買ってる）。地元は安くてなんぼの精神で店を経営している人が多いし、購入者もその価格設定に慣れている。だが、それは己の首を絞める行為でもあるため、いい塩梅で商売をしなければならない。そんなことを考えながら自転車を漕いでいた。その後、久しぶりに足を運びたかった喫茶店の目の前に着くとなんと定休日だった。やはりGoogleマップは当てにならない。これほどまでに信じられないものはないと店の前で呆然としてしまった。気を取り直して別の喫茶店に足を運んだのだけれど、とても居心地の良い空間で、店員さんも気さくだった。初めてのお店で少し緊張はあったものの、それはすぐになくなった。予定の時間が近づいてきたため、いつものカフェまで自転車を走らせる。店に入った瞬間に大阪のおかんたちが暖かく迎え入れてくれた。帰省するたびに、集まってくれる人がいる。今回は居酒屋さんのオードブルでパーティーを開催してくれた。2次会はカラオケ。圧倒的な歌唱力を持つおかんの歌声に一同聞き惚れていた。とても楽しくて寂しさの余韻が残る夜だった。次に会うときはもう少し成長していたい。

12/2
大阪最終日。午前中に目を覚まして、帰り支度をする。キャリーケースを転がしながら最寄駅へと向かう。もう帰るのかと少し寂しさはあったけれど、年末に帰省することを思い出して、穏やかな気持ちに包まれる。明日から新しい仕事が始まるため、新幹線の中で企業の情報を調べていた。約6年ぶりに会社に出勤することになるのだけれど、大丈夫なのだろうか。満員電車に耐えられる自信はない。まあそれも慣れの問題だ。人間の適応能力は非常に高いため、きっとこの不安は杞憂のままで終わる。とても楽しい大阪帰省だった。明日から気を引き締めてやっていきたい。

12/3
満員電車に揺られ、会社へと向かう。あまりの人の多さに電車のドアが閉まらず、駅員さんがドアの向こうへと人を押していた。異様な光景だが、これが東京という街だと思い知った。勤務初日はオンボーディングが中心だった。右も左もわからなかったけれど、少しずつ慣れていきたい。社員さんたちがランチに誘ってくださってありがたすぎた。とはいえ、都市部のランチは値段が張る。毎日ランチを食べていたらあっという間に破産するに違いない。そういえば2025年の目標が決まった。人にお金を使う1年にしたいと思っている。お金は使わなければ入ってこないし、どうせ使うなら人のためになる使い方がしたいと思った。まずは身近な人にお金を使う予定だ。妻にはアクセサリーをプレゼントすると約束したので、しっかりお金を稼ぐ必要がある。まずは新しい仕事に慣れろって話なのだけれど、全体像さえ掴めればなんとかなると思っている。目に見えない不安に押しつぶされるよりも、少し楽観的な方がいい。どうせなんとかなる。これは自身にとってお守りのような言葉であり、人生を通して得た教訓だ。

12/4
出勤2日目。各地の事業部のメンバーが東京に集まる日だった。年に2回しかないらしく、貴重な日に立ち会えた。朝から夜までMTG耐久レース。6時間以上はみんなで議論を重ねていた。とはいっても2日目の人間がその場に入れるわけがない。みんなの議論を聞きながら、事業理解を深めていた。仕事が終わり、事業部の忘年会に参加させていただいた。いい意味でユニークな人が多い職場だと思った。入社前に言われていた良い人が多いという話も本当で心の底から安心した。早くみんなの力になりたい。それが自身に与えられた使命だ。

12/5
今日からリモートワークが始まった。業務委託なのにPCを支給してもらったのは初めての出来事で驚いている。今はフルタイムで働いた後に他の企業さんの仕事をしている。仕事終わりにカフェに足を運んで23時前まで別の仕事を進めた。終わった頃には身も心も疲弊していて、寝たいという感情以外は湧いてこない。いかに早く寝るかに全振りしている。加えて、noteの毎日更新もあって、今の働き方はワークライフバランスもクソもない。新しい仕事に慣れればもう少し楽になるのだけれど、今のペースではきっと崩壊する。今は考える余裕がなさすぎるので、とりあえず年末までは目の前のことに集中する。今後どのような働き方にするかは年始にしっかり考えたい。

とにかく疲れた。無事に週末を迎える自分に拍手を送りたい。早く会社の戦力になれるようしっかり頑張りたい。新しい仕事をしながら毎日更新を継続しているのあまりにも偉すぎる。ご褒美に5兆円ほしい。それが無理なら5年寝てもお金に困らない権利をください。