9/11〜15の日記

9/11
今日は朝からMTGづくしで、作業をする時間を確保できなかった。一通りMTGが終わったとホッとする間もなく1ヶ月に1回の難病の定期通院の時間がやってくる。白内障の濁りを取るレーザー治療を受けてから左目の視力が回復傾向にある。今回も少し回復していたらしい。右目にできためばちこ（ものもらい）を見た担当医が「大きなものもらいができていますね」と笑っていた。担当医との付き合いは1年以上になるが、笑みを浮かべてくれたのは初めてのような気がする。少しだけ距離が近づいたような気がして何だか嬉しかった。その後、カフェで仕事をしたのだけれど、診察の都合で両目の瞳孔が開いたため、思うように集中できなかった。診察の後は5,6時間はものを見づらい時間があるため、いつも難航している。気を取り直して、病院の辺りを散歩。坂を下ると都庁が目に入ってきた。外国人の方が写真撮影をしているのを自分もきっと海外に行った際は同じようなことをしているのだろうなと微笑ましく眺める。本格的な夏は過ぎ去り、日没の時間は秋の涼しさが体の中に染み渡る。つい最近まで年末年始だったのに、もう9月なのかと驚きを隠せない。まだまだやり残したことがあるため、年末を笑って迎えられるように、目の前のことに丁寧かつ全力で取り組んでいきたい。

9/12
右目のめばちこの転職活動が無事に終わり、左目に就職することが決まった。色々言いたいことはあるけれど、とりあえず早く治したい。めばちこのせいで1日を無駄にしてしまった。1日の大半を睡眠に費やして、そのほかの記憶がほとんどない。おそらく18時間は寝ていた。幸いにも今日は深夜対応の仕事がないため、何も考えずに体力回復に努めようと思う。

9/13
最近は転職活動を勧められていない。自分でもどうしたいのかがわからなくなってきためだ。どの道を選ぶのが正解なのかはわからないし、正解にできるかどうかは自分次第という事実はとうに理解している。自分を知れば知るほど、何がしたいのかがわからない。どんな生活を送りたいのか。それもさまざまな選択肢が用意されている。ただ一つわかっているのは、仕事に食いっぱぐれたくないということだ。そのことだけを考えるのであれば、転職活動をするよりも全力で営業活動に勤しんだ方が早い。だが、会社に入って仕事について学ぶのも捨てきれない。とりあえずいろんな企業の情報を見ていいる。10月中には片付けたい問題なので、悩むよりも行動しようと思う。

9/14
MacBook以来の大きな買い物をした。ずっと欲しいと思っていた金子眼鏡の眼鏡を購入した。これまでは1万円程度の眼鏡を使っていたのだけれど、金子眼鏡の眼鏡はまるで質が違う。まずめちゃくちゃ軽い。店員さんから手渡された時に、あれ？これ眼鏡を持っているんだよな？と驚くぐらいには軽かった。フレームもかっこいいし、これをつけるだけ大人の男の仲間入りができるような気もする。だが、稼いだお金が呆気なく消え去るのはいつまで経っても慣れないものだ。ふと立ち止まって考えると、でも欲しいものを購入するために仕事をしているんだよなとも思った。年齢に見合った物を持てるように仕事を頑張りたい。そして、かっこいい大人になりたい。

9/15
某メディアでお世話になった同い年のライター兼編集者さんと新宿でしっぽりするカラオケという名目で集まった。まずは思い出横丁のお店に入ったのだが、焼き鳥が3本で800円と外国人価格すぎて驚いた。これは長居できないと思い、さくっと飲んで次のお店へと向かった。次に入ったお店は価格が良心的だった。そ外国人価格に関して、大阪の黒門市場を思い出した。コロナ禍で外国人観光客が減り、幾つものお店が閉店に追い込まれた。価格を上げすぎた結果、地元民から見放されたというニュースを見て、そりゃそうだよなと納得せざるを得なかったことを思い出した。今はまた外国人観光客が戻ってきているため、コロナ禍前の価格に戻っているのかもしれない。だが、大切にすべきは地元民だと思う。とはいえ、これは綺麗事に過ぎない。生き残るために価格を上げるのは当たり前の話だ。この問題に関しては、正解はないのだろう。だが、価格上昇は元のお客様が離れる理由になり得ると頭に入れておきたい。

9月も後半戦を迎える。大阪帰省で予定を詰め過ぎたせいか、今週はめばちこに頭を悩まされる1週間だった。そろそろ転職活動も再開させたいし、新しく始まった仕事もしっかりやり遂げたい。夏は過ぎ去り、秋がやって来る。新しい季節の到来が自身の新しい挑戦に味方しますように。