社会貢献とお金を稼ぐこと
今の職場でCSRも担当しています。
まだまだ小さなベンチャーなので、
やれることは限られていますが、
少しずつ取り組みを始めています。
CSRや社会貢献について、よくある議論。
社会貢献をしている企業が伸びているんじゃない、
伸びているから社会貢献できるんだ。
実際CSR担当となってみると、
わからなくない、でも単純に認めたくもない。
そのジレンマについて向き合ってみました。
出発点を間違えていた。
自分はどちらかというと、
お金をかせぐことより、社会貢献したい、
そっちの人間です。
でもお金がないと動けない、
行き詰まりみたいなものを感じました。
どうしたら、そっちにお金がつくのか、
例えば、投資や寄付を加速しよう。
それも一つの答えかもしれない。
だけどなんか釈然としない。
お金を稼ぐことが先にあるのは変わらないから。
そこがおかしい。
”お金を稼ぐ”とみえている”通常のビジネス”だって、
基本的には社会に貢献してるから稼げてる。
社会貢献活動だって、電気や車がいるし、
スマホもネットも使っている。
そういう会社が、CSRと銘打ってることだけが、
社会貢献なのではない。
そういう基本的なことが抜けていた。
稼ぐことを正当化しているわけでもない。
認識すべき事実。
どういう心構えで取り組むか。
出発点には立てた。
では何をしていこうか。
製造業なら自然環境に配慮している。
IT企業だと啓発活動をしていたりする。
それは償いなのだろうか。ちがう、感謝だ。
自分たちの会社はいいことしてる。
さらに自分がいる環境への感謝をしよう。
それを表現するのがCSR。
そう考えるとスッキリした。