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もめんたりー・リリィ REMIX①
こんにちは、こじまです。縁あって2025冬アニメのGoHandsさま制作「もめんたりー・リリィ」のサウンドトラックを担当させていただきました。
振り返り記事
→①
→②
さて本放送も2025 1月から始まっているわけですが、併せてREMIX EPという形で、まずはシングルカットを順次リリースさせていただいてます。
これは本編サウンドトラックにVocalやRapを乗せて再構成するという企画で、remixと銘打っていますがre-arrangeという性質も強いです。
またEPリリース時にはDJ BAKUによるサウンドトラックMEGA MIXも収録され、こちらは私はまだ完成を聴いていないのでリリースを楽しみにいている要因のひとつです。
今日は、現時点でリリースされているシングルカット曲の紹介をさせてください。
第1弾『光射す場所で』/ボンジュール鈴木さん
12/11配信スタート✨劇判をRemixした『もめんたりー・リリィ REMIX』第一弾『光射す場所で』の歌唱と作詞を担当させていただきました🌹作編曲のRyosuke Kojimaさんの素敵な曲です! 2025年1月からのアニメの放送たのしみ✨ #もめリリ #もめんたりー・リリィ #GoHands https://t.co/bI3O5pzB9Z
— ボンジュール鈴木 (@bonjoursuzuki1) December 10, 2024
主人公チームのテーマ曲、という位置付けで作曲しました。原曲はメインPVや2話でも使用されましたのでそちらで聴いた事ある方もいらっしゃるかもしれませんね。
作中の先行きの見えない過酷な状況にあっても日常を手放すまいとする、<私たちの日常は、どこだって楽しい>な曲です。
第一弾のこの曲は放送前となる年末にリリースされたのですが、本作のハードな面はあまり明かされていないタイミングでしたので、透明感を全面に押し出したアレンジとなりました。制作に協力してくださったボンジュール鈴木さんのウィスパーボイスはその空気感に欠かせないものとなっています。ダメ元で共作をお願いしてみたのですが、快く引き受けてくださり、(恐らくかなりの数の制作と並行しながら)録音スタジオとマイクの選定にも拘って進めてくださいました。
制作にあたって彼女の楽曲を一通り聴き直したのですが、透明感の他に溶けるようなサウンド感や毒っ気のようなものも再現したい、と思い、でもサウンドトラックの元曲の土台となってる世界観もそのまま活かしたい、という事で両方がうまく両立できるように頑張ってみました。
放送が始まったこのタイミングで、改めて聴き直して作品の補助線としてみるのも良い体験になるのではないかと思います。
第2弾『YOAKE』/RUDE-α
Rude-α『YOAKE』
— Rude-α (@5leep3alker) January 24, 2025
「もめんたりー・リリィ REMIX」
より先行配信開始してます🔥https://t.co/1A0Qq9k3SZ
Prod by Ryosuke Kojima@koji6394 さんの手掛けた@MML_animePR 劇判曲のREMIX企画第2弾!
個人的にめっちゃ好きなビートだったので嬉しい😭#もめんたりー・リリィ #GoHands #もめリリ
本編では1話の最後等、重要な部分で流れる曲です。作曲途中では"memento mori"という仮タイトルで作っていました。その名の通り…なコンセプトで、他のサントラ曲はパリッとした軽めの作風が多いのですがこの曲はアコースティックギターやストリングスを使用し情感を出しています。
そういった作風がRude-αのエモーショナルな歌唱&ラップと合わさりロックバラードとなりました。
このREMIX企画が持ち上がった時点では、もめんたりー・リリィという作品の性質上、男性アーティストの起用が効果的なのか、どういう方向性にすれば良いか、という点は結構悩んだのですが、
作中の人物像にフォーカスするキャラソン的なアプロ―チよりは、視聴者側から彼女たちの過酷な行程を応援できるようなものにしよう、としました。
…のだけれど、Rudeくんの力強いリリックとパフォーマンスに、普通に感情移入できるような凄い良いものが上がってきたな、となり、拘って仕上げました。
彼はロックバンドもやってるので、hiphopとrockをうまく橋渡ししたようなサウンドにしたいな、と思っていて、その点がうまく実現できて嬉しかったです。
今回は以上となります。
次のリリースの際に、また紹介記事を書きたいなと考えています!
ではでは。