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就活生と海外留学生と総合型選抜の受験生がよく陥る過ち

高校生・大学生と話す日々、その中には多くの就活生、海外留学生、大学受験生がいます。ES(エントリーシート)やエッセイや小論文について悩み、考えている学生の話をよく聴く機会があります。


この「何を書けばいいか」という悩みを抱える学生は、よく混同していることがあります。

それは、今悩んでいるのは(=考えたい、解決したい)のは、
a. 「私が何を考えているか」なのか、
b. 「どうしたら合格するのか」なのか、
ということです。

aの課題は"自己理解"です。私は何をしたいのだろうか。本音を見極めたり、方針を決断したりすることを必要としています。答えは自分の中にあります。

bの課題は"テクニック"です。その企業/大学は何を求めているのか。選考基準や求める人物像を調査するため、ネットや公開資料や関係者を必要としています。答えは自分の外にあります。

つまり、今の課題がaなのかbなのかによって、次の行動は異なるはずなんです。これを間違えると、目的と手段が合致せず、欲しい答えを手に入れられない可能性が高いです。


ちなみに、a(自己理解)なしにb(テクニック)を考えることには抵抗がある人もいるかもしれません。本質的な考え方だと思います。しかし人によっては、時と場合によっては、aを放棄せざるを得ない場面もあるようです。1つの考え方だと思っています。


もしESやエッセイや小論文で悩んでいたら、ぜひ自分に問うてみてください。参考になればうれしいです。




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