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こどものもう一回は何回するの -前編-

世界中の幼稚園を繋げこどもの未来を創る建築家の藤井亮輔です。

mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
vision
「世界中の子供たちが友達になれる世界」

こんにちは。
今日は、私が2020年5月に出版した「天才を創る環境」から。


こどものもう一回は何回するの

こどもは特に0歳から5歳に共通するのが、「もう一回して」、「もう一回する」という行動です。皆さん、最後まで付き合った事ありますか。

私は、建築の設計で幼稚園・保育園を設計していたこともあり、こどもを授かる前からだいたい、このぐらいだろうな。という思いはありました。皆さんは、だいたいどれぐらいだと考えますか。

正解を先にお伝えすると。こどものもう一回は、約30回繰り返します。

これを聞いて、びっくりした人いませんか。私も最初、10回ぐらいだろうな。と思っていたのですが、その3倍もすることにびっくりしました。

この行動には深い心理が働いています。それを、今からお伝えしますね。

こどもは、大人の知識を教えられても意味を理解できていないので、自分で体験したことについて、しっかり体で感じて頭で絵をかいて整理している状態です。

なので、皆さんに注意してほしいのは、こどもがもう一回したい。もう一回して。というお願いに付き合ってあげることが大事なんです。

こども自身で感じたことについて、自ら頭で絵を起こして整理していこうとしているので、その途中、もしくは2回目以降が無いと、考える力を妨げることになります。

さて次回は、こどもの「もう一回」について、アメリカの研究者のお話をします。

建築家・教育者・著者・講演者
藤井亮輔


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