子どもの状態を知るための「医学的な情報」
ダウン症に特化した小児リハビリをしている理学療法士の胡崎亮介です。
4児の父親で、次男がダウン症(小学校3年生)理学療法士の仕事をしています。
ダウン症に特化した訪問看護ステーション
ダウン症に特化したオンライン講座
を大阪府で運営しています。
ダウン症に特化した支援note
【子どもの状態を知る事ができる大切な情報】
ダウン症のお子さんに関わらず、今は育児や療育に関する沢山の情報や
医学の情報が検索すると見つけられる時代になっています。
その中には
「こんな動きや遊び、おもちゃが良いよ」という情報が沢山あり、なるほど!うちの子にもやってみようと。そう思われる機会も多いと思います。
そして逆に
「NGな声かけ、こんな徴候は○○のサイン」
など、不安な気持ちになることも同時に多くみられるようにも思います。
そして、このお話は、リハビリ職や支援者さんにも同じ事があてはまるかもしれません。
いくら有益な情報でも、それがしっかりと目の前の子どもと噛み合っていないと、なかなか効果を発揮できないものかなと思いますし、実際以上に不安な気持ちになってしまうこともあるんじゃないかなと思います。
要はそれらの情報をもとに
「この子にとってどうか?」を考える事が重要だと思います。
そして、その時にとても大事なのが医学的な基本情報です。
例えば、うちの子は力がなかなかつかないなぁ。
体力がないなぁ。
あまり興味を示さないなぁ。
など、そう思われた時にそれを子どもの性格や、能力の課題と決めつけてしまっていませんか?
もしかしたらそれは
栄養面であり、血液データからわかるバランス面のことであり、甲状腺などのホルモンであり、内臓の調子であり、循環のことであり。
沢山の要因がその背景にはあります。
ダウン症のお子さんのみに言える事ではありませんが、医療従事者、支援者はそれらの医学情報を加味してお子さんの体調、様子、その上に発達の視点という考え方をすることが大切だと思います。
実はとっても当たり前のことを言っているのですが
関わるお子さんが元気だから、その視点を忘れてしまいがちになります。
今一度そういった所も含めて、支援の目を向けられると良いなと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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