「ありがとう」と言えること
こんばんは!
ダウン症に特化した小児リハビリをしている理学療法士の胡崎亮介です。
4児の父親で、次男がダウン症(小学校3年生)理学療法士という、リハビリの仕事をしています。
ダウン症に特化した訪問看護ステーション
ダウン症に特化したオンライン講座
を大阪府で運営しています。
Noteでは、ダウン症に関すること育児に関することリハビリや、仕事に関することをゆっくり投稿していこうと思います。
今回のテーマは
「ありがとう」の意味の深さ
の内容で、お話させて頂きます。
僕たちの仕事は、幅広く言うと医療職
利用者さんから、たくさんの「ありがとう」の言葉をかけてもらうことのできる仕事だなと思います。
サービス業って
利用者さんが「よろしくお願いします」と言って来られ、お店側が「ありがとうございました」って言って帰られます。
医療職って特殊
利用者さんが「よろしくお願いします」と言って来られ、利用者さんが「ありがとうございました」と言って帰られます。
変わってますよね。
今回感じたのは、自分の立ち位置について。
「ありがとう」の受け取り方の話です。
なんか、ふと思ったんです。
例えば、高齢の利用者さんから
リハビリや支援に対して「ありがとうございました」と言葉をかけてもらうとどうでしょう。
普通に考えて、自分よりも40年も50年も年下の若輩者の自分に深々と頭を下げてくださる。
日常でこんな場面、遭遇することはない事だと思いませんか?
でも、この職種はそれが日常的にあるんです。
そして、そこに慣れた30代の中堅さんは、この光景の意味に気づきにくくなってます。
40歳のあなたは、10歳の子どもの価値ある行動を受けた時に、深々と頭を下げて、ありがとうございました。と言えるでしょうか?
そして毎日「ありがとうございました」
と言ってもらえる仕事をしている人は、その意味を噛み締めているでしょうか?
慣れた言葉を、慣れた耳で、慣れた感性で
聞き流していないでしょうか。
ありがとうの言葉を伝えるときの気持ちは
本当に心に届くものがあります。
一度、本気で誰かにありがとうございましたと
言ってみればわかると思います。
その言葉の意味深さを感じると
それを聞く意味深さも変わるなぁと。
そう感じた、この最近でした。
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