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人生とは『王道ルートを外れてからが本当の人生』だ

昔、電車の吊り革に書かれている本の広告にこんなワードが書かれているのを思い出した。
小学生の時に書いた将来の夢にはたしかパイロットになりたいと書いたと記憶してるが、そんな人生とは1ミリもかすらない日々を過ごしている。
大学生になった時でさえ、社会に出たら2〜3年で恋人と結婚して30になる頃にはマイホームを持って、子どもも出来て忙しい毎日、なんて考えてた自分がいたが半分弱ぐらいしか成立していない。
でも今の生活に不満があるかと言えば全くなく、むしろこれで良かった、これが良かったと胸を張って言える。
あの時電車で見た広告の本、読んでみたいな。

僕は大学を卒業して初めに入社した会社は大手家電量販店の会社。
つまり街の電気屋。ありがたいことに最終的にはMD(マーチャンダイジング)というメーカーから商材を仕入れる立場をいただき、大手メーカーと商談する機会を頂けていたが入社してしばらくは中学の同級生と比べて何か知らない劣等感を感じていた。今思えばそんな劣等感なんて全くいらないが。
その後突如自分でサービスを作りたいと思ってエンジニアを志し、スクールに通いながら勉強したり。実家から渋谷へ毎日1時間ちょい掛けて通っていたが、この時が人生で一番勉強した3ヶ月だと思う。ちなみに受験勉強はほぼしたことない人生です。

そんなこんなの甲斐があり無事にサービス会社へ入社出来たものの、自分の実力に絶望する毎日でまったくついていけず1年半働かせていただいた後に上司へ相談して別の道へ。
幸運にもめちゃくちゃ親身に相談に乗っていただける一回り以上年上の上司だったので、今でもとても感謝しております。
もっと貢献したかったとも思うが、今でもその選択は良かったと思う。

その後大手メーカーで営業、SaaS系のベンチャー企業でインサイドセールスを経験した後、今はIPテックのベンチャー企業でセールスとして働いています。
新卒の頃、いつかはMacBook片手に働きたいなーとミーハー心で夢見てたけど無事叶ったぞ(違う)

まさかのエンタメ業界にいるので、日々「タレントの〇〇さん起用出来ますかね?」なんて数年前の自分なら想像もしていなかった毎日。売り上げ規模も桁違いの業界だから、たまに「えらい額扱ってるな」なんて思ったり。
タレントの撮影に参加した時は、「うわー〇〇さんだめちゃくちゃ綺麗」って思いながらただただPCとお友達だったり。
今は代理店向けの営業担当を任せていただいているのですが、代理店最大手の名前聞いたら誰もがわかるような会社と商談して「我々のサービスは〜」なんて新卒の頃の自分に見せてあげたらビビると思うしたまにビビりながら涼しい顔して立ち向かってる。

昨日で今の会社にジョインしてようやく1年経ったのだが、あっという間とも思えるし日々を振り返ってみるとほんとに3年ぐらいに感じて前職の記憶が10年前ぐらいに感じる。
今の自分の実力で通用しているとも思えないし、日々高い山に登っているような感覚だけどありがたい事に充実した日々を過ごしている。

どうして今のような日々を過ごしているのか。狙ったわけでもなく計算して辿り着いたわけでもなく、ただただ自分の直感を信じて突き進んでいたな、と。
思えば今の会社に入る時も代表の長尾さんとオファー面談をした直後、1分後に奥さんに相談して長尾さんへ入社をお願いした記憶が。

王道の人生とはなんだろうか。そんなものはない気がする。履歴書が複雑だろうがそんなものは関係ない。自分の言葉で話せればそれでいい。

noteってこんなのでいいのか?って思いながら最近マイブームの朝活をオフィス近くのカフェからキーボードをカタカタと。

よし、そろそろオフィス向かいますかね。今日もがんばろう

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