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新しい日課。

 妻は熱心にテレビドラマを見るタイプなのだが、僕はテレビ自体ほとんど見ない。そんな僕が少し前からドラマに夢中だ。そんなことを書くと、どうせまたお前も『愛の不時着』かよ、と思われるかもしれないが、そうじゃない。そういえば、『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』反中・反韓の論客で知られるベストセラー作家、百田尚樹氏をも虜にしたとYahooニュースであがっていた。まあ、それは置いておくとして。。。

 僕が見ているのは二つだ。一つは『危険なビーナス』、そしてもう一つが『恋する母たち』。どちらも話題作なので見ている人も結構いるんじゃないかと思う。そしてどちらももうすぐクライマックスを迎える。

 映画はわりと見る僕だが、ドラマはほとんど見なかった。なぜか?改めて考えてみた。一本完結の映画は見応えがあり、スケール感に加えて芸術的要素もある。一方ドラマとなると、毎週見続けないといけない。しかもその重圧に加えて、一話でも見逃してしまうと、もういいやとなってしまう。(まあ今はアプリから見逃しても見れるのだが)それに映画のほうが時間もとられない。とまぁいろいろと要因はあるが、一番はドラマなんてつまらないと勝手に決めつけていた僕の偏見だろう。

 昔はそんなことはなかったが、いろんなメディアに触れるにつれて、そんな偏見のこぶが少しずつ大きくなっていたような気がする。あぁ、本当にもったいないことをしていた。

 毎週金曜と日曜が楽しみで仕方ない。そして、その日の10分前になると妻のiPhoneのアラームが鳴り出す。最初は怪訝に思っていたが、すごく助かっている。今夜も楽しみだ。