『ラクガキ傘歌』 BLUE SHEEP

傘をくるくる明日に向けて歩く少女は 雨を弾くショーケースに足を止めた
「いつかこんな赤いドレスを着飾れたらいいな」 雨の拍手を浴びている

雨上がりの公園の少年を見て バカみたいと鼻で笑う自分がいた
怪獣やヒーローや特別な何かが その世界を彩っている

君のその手は世界を変えられるんだ だからもういつだってなんだって何も怖くない
その旅は魔法をかけられるんだ 心の地球を飾った宝物を抱きしめて
ららら

鏡に映る赤いリップとイヤリング 床を叩くハイヒールが響いていた
いつか夢見た場所から離れた今も どこか期待をしまってる

ガタガタ鳴く電車の窓の自分を見て 変わらないなと声に変えずに呟いた
怪獣やヒーローや特別な何かは この世界を忘れている

ららら

目を瞑って1人で歌う 少年がいた 誰も知らない世界の中で歌っていた
そこに政治やお金で守られた 街の明かりも期待もない

君のその手は世界を変えられるんだ だからもういつだってなんだって何も怖くない
その旅は魔法をかけられるんだ 心の地球を飾った宝物を

君のその目は世界を見渡せるんだ 怖いものなんてないさ
いつからか死んでしまうから

君のその手は魔法をかけられるんだ 心の宇宙を飾った流れ星を抱きしめて
ららら


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