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Kotlinの変数定義

Kotlinの理解をさらに深めていこうの会、今回は変数の宣言について学習していきます!前回の記事で、Kotlinの変数はvarとvalによって宣言されていることを学びました。それらの違いや、どのような状況のときに使い分けが発生するかなど、見ていければと思います。

Kotlinの型定義

おさらいになりますが、Kotlinにはvarとvalという2つの変数定義方法があり、それぞれの宣言方法に意味を持っています。

・var(variable)
再割り当て、つまり変数の書き換えが可能な変数宣言です。

var i: Int

ここで使われているIntはデータ型を示していますが、これは変数の定義時に割り当てられる値からデータ型が推測できるときに限り、省略が可能です。
例えば、

var i = 10

上記のように、変数宣言時に10という値が割り当てられていた場合、Intとしなくても型を推測してくれる、という特性を持っています。(type inference)

・val(value)
一度割り当てられたら、中身を変更できない変数宣言です。valはvalue、つまり読み取り専用という意味を持っています。Javaでいうところのfinal変数とか、JavaScriptのconstがイメージとしては持ちやすいですかね。

変数宣言については、先ほども書いた通りでJavaScriptに近い雰囲気を感じるし、むしろ読みやすいなという印象なので、ここまではいい感じ。
最後におさらいとして、データの型についてまとめて本記事を終えたいと思います。

データの型

Kotlinのデータ型は、数値型と文字列型の大きく2つに分けられます。

・数値型
Double - 8バイト
Long - 8バイト
Float - 4バイト
Int - 4バイト
Short - 2バイト
Byte - 1バイト

・文字列型
Char - 文字
String - 文字列

ちなみに文字列型で複数行のリテラルを格納する場合は、以下のような囲み方で記述することができます。

fun main() {
    val s = """
        Hi!
        How are you?
    """.trimIndent()
    println(s)
}

# trimIndentによって、改行と無駄なインデントを削除


変数の型定義を今回取り上げましたが、この部分だけ見てもJavaよりKotlinの方がしっくりくるというか、自分的にも読みやすく理解しやすいなと感じました!Javaの勉強も引き続き行いつつ、Kotlinの勉強も続けていき、Kotlinでまた何か制作物ができるところまで頑張りたいと思います!

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