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自分が分からなければ相手の事なんて分からない

先日、自分の健康について
私の考えと香川に帰ってきた経緯を
簡単にお伝えしました。

私自身、生まれ育った土地で活動し
旧友と過ごす時間が増えることで
自分が何者であるか!?

という終わりのない問いに対して
少しずつ知る事ができている。

そのように感じています。

このように書くとちょっと哲学的だったり
抽象的であったりしますが。

実は自分の事を知る事は
スポーツトレーナーやセラピストとして
選手やクライアントの事を知る為に
非常に重要な事なのです。


今回はその理由と知る為にできることを
お伝え致します。


最近私は、一番の『名医』は自分自身である。

そのように選手やクライアントへお伝えしています。


どんな手術が上手い、ドクターやゴッドハンドの
整体師より自分の身体のことを自分で知り、調整し
健康被害に遭わないように日々を暮らす事ができれば
大病を患う事も怪我をすることも、慢性的な怪我に
苦しむ事もありません。

もちろん自分を知るきっかけに我々が気づきを与えたり、
感度が良くなるように一時的に身体を調整、内的認識力を
あげるサポートは必要です。

私はこれまでのnoteでもお伝えしてきた通り
多くのスポーツ障害やいわゆる不定愁訴と呼ばれる
多くの症状を経験してきました。


そのひとつひとつを克服するごとに、自分の
身体の事が分かり、自分の心が分かり、これまでの
行動や感情の必然性を理解することができました。


変わる自分に向き合うたびに、また新たな問題に
直面し、それが伸びしろだと感じられると自然と
ワクワクして過ごしてきました。


その為、今出会う選手たちが怪我で苦しんでいても
その必然性やそれをきっかけに大きくジャンプアップ
していく姿が容易に想像できます。


またそれを伸びしろと感じ取ってもらう為に
どのようなワクワクが必要かも理解できます。


繰り返しになりますが、そうなれたのも
私自身が怪我と向き合い、不定愁訴と向き合い
悶々とする自身の感情と向き合うことで
選手たちの悩みや苦しみや消化不良な思いを
共有できていると感じています。


《人のふり見て我がふり直せ》


とはよく言ったもので。

人の問題はよく目について

指摘や指導ができても

なかなか自分の事は棚上げして面と向かっては
向き合えないものです。

その為、今日の私からのメッセージは

選手やクライアントで上手くいかない
症状や部位、よく理解できない訴えや行動が
ある際には、そういった側面が自分や自分に近い
家族にないか胸に手をあてて考えてみてください。

そして自分に思い当たる節があればそれを全力で
解決してみてください。

クライアントのなかなか硬さが取れない部位があれば
そこが自分自身も硬くないかを確認する。

といった具合です。

それが解決できた頃には選手に対する関わりや
指導の仕方が随分変わっていると感じられるはずです。

私の今の一番の伸びしろは眼と肌です。

よくなる為であれば何だってします。

それが自分を成長させてくれ、今後出会う
クライアントに対しての大きなアイデアに
なると確信しているから。

ぜひ皆様も、今抱えている不調や痛み。
悩みや不安などと向き合ってみてください。

その時間や日々が必ず無駄じゃなかった。

そう思える日がきますので。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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