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1000冊ビジネス書を読んだ読書家が選ぶ「マーケティング入門」おすすめ本6選

「売れる売り方をするために!」

本noteを読んでいただき誠にありがとうございます。

今回のテーマは…おすすめ本紹介!!!

今回は「マーケティング入門」と題しまして、マーケティングについて学びたい人にまず読んでほしい6冊を厳選しました!

マーケティングと言われてピンと来てない方のために…

* マーケティングとは *
❖企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念
出典:wikipedia マーケティング

つまり、モノ・サービスを与えるために関わる全ての活動です!
具体的に言うと商品戦略・営業戦略・販促戦略など…

モノ・サービスを顧客により多く与えるためにマーケティングは存在します!

一方、情報社会になった今、マーケティングによる効果は力が弱くなっています…

理由はスマートフォン(以後スマホ)の普及により、顧客が以前より得られる情報量が多くなったから。

以前は何か食べるなら、無難な外食チェーン店に足を運んでいましたね。
しかし、スマホの普及により、検索すればおいしいお店がわかるようになりました…

会社がどれだけ売り込んでも、顧客には自分に合った情報が手元から分かってしまいます。

対策として、年々新たなマーケティング手法が増えています。
しかし、一時的に効果があるだけの限定的なものばかり…

そんな中、マーケティングにより成功している会社もあります。
その会社に共通しているのは、マーケティングの土台となる考え方を常に意識し実践していること。

そこで、今回はマーケティングの土台となる考え方の6冊を厳選しました!
情報過多による変化の激しい時代、周りに振り回されない売り方を身につけていきたいですね!

それでは見ていきましょう!!!


◆ 1冊目 ドリルを売るには穴を売れ!

「ドリルはニーズ、穴はウォンツ」

マーケティングとは、売ることに関する全てのこと。
営業戦略、商品戦略、販促企画など。

私達が買い物をするその時点で会社からのマーケティングによる影響を受けています。

マーケティングはデータを駆使して戦略を立てると思いがち…

マーケティングの本質は理論として学ぶよりも現場で観察・体験すること。
そこで感じた心理面での考えや顧客の行動をマーケティングとして戦略に反映する。

現場こそがマーケティングの根源、そのことを学べる1冊になっています!

内容は、ストーリー形式で説明、章後半に物語の解説をしてます。
物語は、中堅商社で働く主人公が、会社のイタリアンレストランの立て直しをするためにイトコからマーケティングについて学びます。

データや情報に頼らず、現場での「肌感覚」を通したマーケティングによってレストランを立て直していきます。

何年も読まれ続けており、マーケティングの基本を学ぶならまずこの1冊と言える本です!

マーケティングについて学びたい、でも具体的な目的が決まっていない人はまずこの1冊を読み込むことをすすめます!

また、文字を読むのが苦手な人、いきなり読むのに不安な人はこちら!

こちらはタイトルは異なりますが、マンガ版になっています!

物語は原本と同じですが、マンガなので初めての人でも気軽にマーケティングについて学ぶことができます。

文庫サイズのため持ち歩きやすいです。

買う際はタイトルが異なりますのでご注意ください。


◆ 2冊目 USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 

「映画のテーマパークじゃなくてエンターテイメントのセレクトショップにしよう!」

USJのV字回復の立役者、株式会社刀CEO森岡毅さんが書いた1冊。
来園者数が右肩下がりだったUSJの戦略を大幅変更し、数あるイベントや戦略を9割以上も成功させました。

月間来場者数をあのディズニーリゾートを超えるまでに成長させたマーケティング論を紹介しています。

また、テーマパーク業界の現状や日本企業のマーケティングに対する課題なども書かれています。

マーケティングは会社で働く誰もが知ることによって、成長することができるものだという考え。

私自身もこの本をきっかけに本気でマーケティングを学ぼう、そう思った1冊でした。


◆ 3冊目 たった一人の分析から事業は成長する 実践顧客マーケティング

「1人の顧客を徹底的に理解したマーケティング手法」

本書で紹介している「顧客ピラミッド」と「9セグマップ」はとてもシンプルでマーケティングの専門知識は一切必要ないマーケティング手法です。

無数のマーケティング手法が考案されている中、情報の流動性から時代の流れが早くなり、それらは限定的になっています。
その中で、顧客も情報を日々集め、考えが変わっています。

「1人の具体的な顧客「N=1」を徹底的に理解する。」
それが顧客が本当に求めている商品やサービスを生み出す可能性を増やすためのマーケティングのあるべき姿。

P&G、ロート製薬、ロクシタンを経て「スマートニュース」をアプリランキング1位に伸ばした著者が本来のあるべきマーケティングについて書いた1冊です!

ビジネスは顧客がいて初めて成り立ちます。

顧客を基点に、徹底した分析や変化を確実に捉えるために必要なマーケティングの考え方が書かれています!


◆ 4冊目 僕らはお金で何を買っているか

「物を売る基本はお客様をよく見ること」

物があふれる現代では、物は置くだけでは売れません。
技術の向上により物は良くて当たり前…

物を消費する「モノ消費」から体験に価値を置く「コト消費」という考え方になりました。

コト消費になったのはわかるけどどうすればいいかわからない…
そこで、本書ではPOPによる商品を通した体験の売り方や、モノ消費からコト消費へ変化した本質を解説しています。

また、ストーリーと解説の2部編成になっています。
ストーリーでは、呉服問屋で働く主人公が呉服が売れずに悩み、社長のすすめでマーケティング講習に参加します。

そこで出会ったマーケターから物ではなく体験を売る方法を教わります。
コト消費の本質を学び、主人公も会社も成長する物語です。

コト消費の基礎を学び、体験を売るための本質を学ぶことができます!
物語の内容が小売業・サービス業によっていますが業界関係なく読んで学べる1冊になっています!


◆ 5冊目 実践的カスタマー・エクスペリエンス・マネジメント

「顧客の期待を超える体験を!」

購買基準が「便利・安い」から「ブランド・購買チャネル」に代わりつつあります。

モノ・サービスを受ける以外に顧客が求める価値は多様化しています。
そのため、顧客の感情を知るための指標だった「満足度調査」は行動と一致しなくなりました。

また、会社は市場の成熟化で新規顧客の獲得が厳しく、既存顧客と関係継続が大切になりました。

購買判断において、顧客が求める価値を超える体験が必要になる中、CX(カスタマー・エクスペリエンス)が重要視されるようになりました。

CXとは一連の体験から出る価値の総量。

CXを測るための指標であるNPS(ネット・プロモーター・スコア)を活用し、顧客の求める価値を超える体験を生み出すためのマーケティング手法とは?

トヨタ自動車、リクルートキャリアなど400社以上を支援したノウハウを元に、CXM(カスタマー・エクスペリエンス・マネジメント)を解説しています!

特に、小売業やサービス業の方には読んでほしい!


◆ 6冊目 僕らはSNSでモノを買う

「誰でもメディアになれる時代!」

誰もがコンテンツの作り手になり、広告予算がモノをいう時代が終わりました。

中小企業や個人事業主が大企業と並んで情報発信ができます。

その手段の1つがSNSであり、購買判断の1つとして活用されています。
口コミ、本書でいうUGCがこれからのSNSマーケティングの要。

SNSの本来の目的は友人・知人とつながること。

時代が経つにつれて情報収集の場になりました。

SNSマーケティングで売上を上げるための方法が書かれています!

普段何気なくしている購買までの流れを客観的に理解できます。
SNSマーケティングの考えの基本を学べる1冊になっています!


◆ 終わり

最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

マーケティングは経営者に限らず、働くすべての人が学ぶべきだと考えています。
顧客に必要とされるにはどうすべきか…
自分で考えるのも大切ですが、他の人の考えから学ぶことも時に必要です。

AIや5Gの普及など、世の中はまだまだ発展し続けます。
その中で、顧客の求めるものの変化を正確に捉えるために、マーケティングは知って損はありませんよ!

今回は入門でしたか、今後中級者、上級者のためのマーケティング本も紹介していけたらと思います!
お楽しみに!!!

それではまた次回に!!!

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