4 months intensive course Day6
4 months intensive course 6日目。
今日は3時間だけの日。
実は今朝WS前にランニングをしていて、途中で足が痛くなってしまい走れなくなってしまった。
無理せずランニングは諦めてウォーキングに切り替えたけど、どことなくすっきりしない気持ちが残ってしまった。
そのせいか今日はウォームアップが足りていない感じがした。
感じがしただけなので、周りの人からみたら普段とそんなに大差はないのかもしれない。
けれど自分からすると、やはりそれはとても大きな"違和感"で、ワークや稽古をするときの小さな不安に繋がったりする。
こういうことはきっと、どの俳優さんも抱えていることなんだろうなと思う。
いや、俳優だけではないか。
心身の"違和感"や"不調"とうまく付き合っていかないといけないのはアスリートの人たちもきっとそうだし、会社勤めの人もきっと同じなのかもしれない。
その中でどう折り合いをつけていくのか、そしてその日なりのベターへ持っていけるのか、そのアプローチの仕方は様々あって万人に当てはまるやり方はないのだと思う。
今日の終わりはそんな話をした。
自分も一参加者なのでこうした方がいい、ああした方がいい、みたいな助言めいたことは極力しないようにしている。
けれどこの話題に関しては、自分も自分なりの方法をまだまだ模索中であるし、現場では互いに共有することもないので、とても興味が湧いた。なので、まず自分のアプローチ(と呼べる代物でも大してないのだけど)を共有してみた。
誰が良くて誰が悪い、誰が上手くて誰が上手く出来ていないか、ということではなく、こういう場だからこそ、それぞれのアプローチや良さを互いにシェアすることで、全員がさらに高い場所へと向かえるんじゃないかなと思った。
良い潮流が生まれれば、自ずと全員を上へ上へと押し上げてくれるものだ。
誰かが分からない、ということをちゃんと考えてみる。
たとえそれが既に通った道だったとしても、もう一度振り返ってみる。
その過程で、自分が学んできたものを振り返ることにも繋がる。
自分は何を持っていて、具体的にどういうことができるのか、それを誰かに伝えようとする中で、自分自身も忘れていた思わぬ掘り出し物を見つけることがあるかもしれない。
実際、今日色んなことを思い出すことができた。
他人の疑問は実はいろんな意味でギフトなんだと気づいた日だった。
3 moment no holiday, switch
今日はこのメニューを。
基本的にここでワークをやる時は挙手制なので、やりたい人が席に向かう。
当てられてワークをするという形ではなく、自分でやりたい時にやりたい順番で前に出る。
私はなんだかんだいつもぐちゃぐちゃ悩んでしまって、最後の方になってしまう。
けど今日は珍しく1番初めに出てみた。
緊張、というのは特になかったのだけど、心身ともになんだか落ち着かない、そわそわした状態で3 moment が進んだ。
これはこれでよい収穫があったなと感じた。
準備がまだ完全に整っていない、でもやってみる。そんな時、いつも以上に浮き足立ってしまうし、不安も大きく外が気になり出してしまう。
この条件の中で相手に最大限意識を向けるという
のは、準備が整っている時よりとてもハードに感じる。でも、とてもよい訓練になった。
実際今日やってみて、いつも以上に相手の一瞬一瞬に没頭しようと必死になった。
とても落ち着くなんてことはなかったし、冷静でいるなんてこともできなかった。
オーディションや現場でもこういうことは多々あるように思う。
自分の準備が整って挑める時ばかりではない。
1番最初にオーディションする時もあれば、自分のシーンからリハーサルが始まることもある。
もしくは、最後にやることだってもちろんある。
最後は最後で、どうそこまで自分の中の火を消さずにいられるか、それも大切な準備になる。
せっかく4ヶ月もあるのだから、自分の居心地の良いところでばかりやるのではなく、順番やあまり得意でない人など、コンフォートゾーンから出ていけるような挑戦・試みをしていきたいと思う。
おわりに
このnoteは全文無料で読めるようになっていますが、100円で購入できるようにもなっています。
演劇の話や趣味のランニングの話、読書の話や私自身の日々の体験を気の赴くまま細々と書いていこうかなと思っています。
頂いた100円は全額パレスチナ支援の寄付に繋げたいと思っています。
自分で書いておきながら自分の文章に100円は高すぎると思っています。なので、全文無料、100円は本当に心が動いたり、すごく良いものを読んだなとか、学びや気づきに繋がったと思って頂けた時だけで大丈夫です。
読んでもらえるだけで心はホクホクするので、気が向いた時に気兼ねなく読んでくださると、とっても嬉しいです。
前回の記事をご購入頂いた方、ありがとうございます。寄付に関しても、別途で記事を書いていけたらなと思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
小比類巻諒介
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