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【2024最新】AirPods 4と AirPodsPro 2の違い・比較の学び

2024年9月10日(火)深夜、新しい次世代のAirPods『AirPods 4』が発表されました。

AirPods4(ノイズキャンセリング搭載)

第4世代となるAirPodsです。
第4世代のAirPodsは以下の2つのモデルがあります。

AirPods 4は、今までの第2世代、第3世代のAirPodsと比べて、サイズ(高さ)が小さくなり、充電方式がLightningからUSB-Cへ変更されたことが最大の特徴です。

AirPods4

【AirPod 4 本体サイズ
高さ:30.2 mm ← 小さくなった
幅:18.3 mm
厚さ:18.1 mm
重量:4.3 g

【AirPods 4 充電ケースのサイズ
高さ:46.2 mm
幅:50.1 mm ← 小さくなった
厚さ:21.2 mm
重量:32.3 g ← 軽くなった

【AirPods 4 充電タイプ
USB-C

第2世代、第3世代第4世代のAirPodsを横一列で並べてみると、明らかに第4世代のAirPods 4のサイズが非常にコンパクトになっていることが分かります。(下記 Apple公式サイトより)

【左】AirPods4  【中央】第3世代  【右】第2世代

さらにもう1つのモデル「アクティブノイズキャンセリング搭載 AirPods 4」については、

その名のとおりノイズキャンセリングモードが機能し、

さらに外部音取り込みモードや、適応型オーディオ(=空間オーディオ)の機能も備わっています。

そこで疑問に思うこと。

それは、

AirPodsPro 2と何が違うの?”

ということ。

これだけの機能が充実してるAirPods 4だけに、AirPods Pro 2と比較して、何が一体違うのか、分なりにくい状況に…。

そこで今回、AirPods 4AirPodsPro 2の両者のスペック的な部分を比較してみたところ、

以下の点で、AirPods 4AirPodsPro 2は大きく違うことに気づきました。

本体
 ・AirPods 4の方が小さく軽い。
タイプ
 ・AirPods 4はインナーイヤー型。
 ・AirPodsPro 2はカナル型。
充電ケース
 ・AirPods 4の方が小さく軽い。
Magsafe
 ・AirPods 4は非対応
 ・AirPods 4(ノイキャン搭載)は対応。
ノイズキャンセリング
 ・AirPodsPro 2の方が強い。
コントロール
 ・AirPods 4は音量調整に非対応
再生時間
 ・AirPods 4は5h(ノイキャンは4h
 ・AirPodsPro 2は6h。(ノイキャンは5.5h
価格
 ・AirPods 4:¥21,800
 ・
AirPods 4(ノイキャン付):¥29,800
 ・
AirPodsPro 2:¥39,800

お値段的にはAirPodsPro 2との差は、¥10,000~¥1,8000の価格差。

この価格差をどう捉えるかは、ワイヤレスイヤホンに何を求めるか、によって「重視」その価値が分かれるところ。

そこで、AirPods 4AirPodsPro 2の異なる性質を大きく分けてみると、

 ① ノイズキャンセリング性能の違い
 ② コントロールの利便性の違い
 ③ 再生時間の違い
 ④ サイズの違い
 ⑤ インナーイヤー型とカナル型の違い
 ⑥ “補聴器”としての役割
 ⑦ 価格の違い

を挙げることができます。
この①〜⑤の5つの視点から、AirPods 4AirPodsPro 2の違いを簡潔に説明したいと思います^_^

ノイキャン性能を重視するなら…


“ノイズキャンはできるだけ強力な方がいい”

ノイズキャンセリングの性能を重視している方は、

初代AirPodsProのノイキャンの2倍の性能をもつ、AirPodsPro 2が適しています。

たしかにAirPods 4にもノイズキャンセリングが搭載されてはいるものの、

外音の遮断性能は、AirPodsPro 2の方が勝ります。(イヤホン本体の形状がAirPodsPro 2が密閉性に優れたカナル型であることも影響しています。)

コントロールの利便性を重視したいなら…


“イヤホン本体をタッチすることで
音量調整を行いたい”

ワイヤレスイヤホンの使い勝手として、音量調整の操作をiPhoneやiPad、パソコン側でわざわざ行いたくない! という方はAirPodsPro 2が適しています。

AirPodsPro 2本体のステム部分には、タッチコントロールが行えるセンサーがステム部分に搭載されています。

ステム部分を押す、あるいは上下にスワイプすることで「音量調整」や「一時停止」、曲の「スキップ」、あるいや“ノイキャン“と“外部音取込”のモード切り替えを、AirPodsPro 2ではイヤホン本体で行うことが可能。

対するAirPods 4は、ステム部分に感圧センサーが搭載されていて、音の「一時停止」や「曲のスキップ」、「電話に出る」などの操作はできるものの、

『音量調整』や“ノイキャン・外部取込み・適応オーディオ”の『モード切り替え』はイヤホン本体側で行うことができません。

音量調整やモード切り替えは、接続しているiPhoneやiPad、パソコン側で行う必要があります。

サウンドコントロールの利便性を取るなら、AirPods 4よりAirPodsPro 2を選びましょう。

再生時間が少しでも長い方がいいのなら…

AirPods 4とAirPodsPro 2では、再生時間がAirPodsPro 2の方が「1時間」ほど長い。

1回の充電で再生できる時間は、
AirPods 4が最大5時間(ノイズキャンセリングの場合は4時間)。
AirPodsPro 2は最大6時間(ノイキャンは4.4時間)。

1時間であっても再生時間が長い方がいいという方は、AirPodsPro 2が適していると思いますが、

個人的にはそこまでの差がないので、再生時間を判断基準とすることは微妙な感じもします。

なるべく小さくて軽い方がいいなら…

大きさや重さが気になる方は、AirPodsPro2より軽くて小さい「AirPods4」が適しています。

サイズや重さが気になる場面はやはり外出先。

ズボンのポケットに入れてもかさばらず、持ち運びやすいのはAirPods 4

具体的にAirPodsPro 2と比べてどのくらい小さくて軽いのか、
調べてみた結果…

本体サイズは、高さが0.7mm、幅が3mm、厚さが6mm、AirPods 4の方が小さく、重さは1g分軽い、ということが分かりました。

充電ケースについては、高さが1mm、幅が10mm、厚みが0.5mm小さく、重さは16gもAirPods 4が軽いです。

【左】AirPods 4        【右】AirPodsPro 2

ちなみに、AirPods 4とノイキャン搭載のAirPods 4とでは、イヤホン本体、充電ケースの両サイズは同じであるものの、充電ケースの重さだけが異なり、AirPods 4の充電ケースの方がノイキャン搭載のAirPods 4の充電ケースよりも2.4gほど軽いことが分かりました。

【充電ケースの重さ】を比較
・AirPod 4:32.3 g
・AirPods 4(ノイキャン搭載):34.7 g

イヤーチップが苦手な方は…

耳に装着したときの感触として、シリコン製のイヤーチップがどうも苦手…という方は、AirPods 4がおすすめ。

AirPods 4は、インナーイヤー型のイヤホンなので、
イヤーチップを装着する必要はなく、直接耳に挿入するタイプなので、遮音性はあまり高くはないものの、圧迫感が少ないので長時間つけていても比較的快適。

対するAirPodsPro 2は『カナル型』。

耳に装着する部分にはシリコン製のイヤーチップを付けるため、外部の音をしっかり遮断するため密閉感が強いのが特徴。

そのため、人によっては圧迫感を感じやすく、長時間つけていると疲れやすい傾向があります。

また、シリコン製のイヤーチップはしばらく付けていると、耳の中で蒸れることがあり、敏感肌の方は痒みや肌に合わない場合があります。

さらにイヤーチップは耳垢(みみあか)などの汚れが付着しやすいため、衛生面でインナーイヤー型の方が優れています。

まとめると、AirPodsPro 2はイヤーチップが必要なため、イヤーチップが苦手な方、肌が弱い方にはAirPods 4の方をおすすめします。

とはいえ、しっかりと外部音を遮断する密閉感に抵抗がなく、強力なノイズキャンセリングを重視したい方は、AirPodsPro 2でも良いかと思います。

イヤーチップが苦手だけどノイズキャンセリングを必要とする方は、AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)を選ぶと良いでしょう。

“補聴器補助”としての役割

AirPodsPro 2は今後のアップデートで、軽度から中程度の難聴が認められる方向けに革新的なヒアリング補助機能が追加される予定です。

ヒアリング補助機能はあくまで補聴器の補助という役割であり、医療機器である補聴器と同類ではないものの、

臨床レベルでユーザーの周囲の音を増幅させる機能のようです。

このアップデートの説明がアップルから行われた後に、補聴器メーカーの株価が軒並み一斉に下落したことから、

AirPodsPro 2のヒアリング補助機能に世界の注目が集まっていることがうかがえます。

対するAirPods 4にはヒアリング補助機能のリリースは行われないため、聴力に自信がない方は、AirPodsPro 2をオススメします。

価格を重視する方は…

金額重視の方は、有無をいわずAirPods4でしょう。

AirPods 4¥21,800
AirPods 4(ノイキャン搭載)¥29,800
AirPodsPro 2¥39,800

このように、一番安いのはAirPods 4。
次に安いのは、ノイズキャンセリング搭載のAirPods 4。

一番高いのはAirPods Pro 2。

さて、あなたならどちらを選びますか?

アクティブな動きでも快適さを求める方は…

最後に、スポーツなどの激しい動きにも対応するフィット感を重視したい方は、AirPods 4よりも迷わずAirPods Pro 2を選択すべきでしょう。

AirPods 4の付け心地については、様々な記事や動画でレビューされているとおり、

より多くの人の耳にフィットするように、歴代のAirPodsシリーズから形状が一新し、改良されています。

そのため、これまでのどのAirPodsでも装着してみて、合わなかった方でも、ピッタリとした装着感を感じることができるはずです。

とはいえ、頭を大きく揺さぶるような、激しいトレーニングなどの運動中でもしっかりとフィットして落下してほしくない、ということを求める方は、

イヤーチップを取り付けるタイプのAirPodsPro 2を選択することが賢明です。

一方で、汗を軽くかく程度の短時間のウォーキングくらいであれば、汗蒸れしないAirPods 4でも良いかと思います。

この記事がお役に立てば幸いです♪

ガジェキンブログ


















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