【比較】iPhone16e、iPhone14、iPhone15、iPhone16の機能比較：進化と差別化ポイント
2025年2月20日（木）深夜、Appleから次世代のiPhoneSEが発表されると期待されていたiPhoneは、SEの進化版ではなく、これまでにないナンバーリングのまったく新しいiPhoneとして『iPhone16e』という名前で登場しました。
「iPhone16eってどんなiPhoneなの？」
もしそうたずねられたら
こう答えましょう。
AppleのAI機能が使える
一番安いiPhone
まさに、ど直球 ストレートな表現‼️ 次に…
「AppleのAI機能…それ以外に何が違うの？」
そう突っ込まれたら、以下の13つのポイントから、良いところ、イマイチなところを確認して、iPhone16eってこんなiPhoneだよって、こう答えましょう。
A18チップ採用（6コアCPU、4コアGPU、16コアNeural Engine）
C1チップ初搭載で26時間の長時間再生。
画面が6.1インチOLEDで綺麗。
認証はFace ID（顔）。
充電はUSB-C。
アクションボタン搭載。
レンズが一眼。
アウトカメラは48MPで高画質。インカメラは12MP。
超広角レンズ非搭載。
マクロ撮影非対応。
AAAゲームに対応。（高画質ゲームOK）
最大7.5WのQiワイヤレス充電に対応。
MagSafe充電 非搭載。
iPhone16eがどんなiPhoneか大体分かったところで、本題。
じゃあ、iPhone14、iPhone15、iPhone16とそれぞれのiPhoneと比べてどっちがいいの？
という話。
価格でいうと、iPhone16eが1番安くて128GBモデルが¥99,800、続いてiPhone15の128GBが¥112,800、そしてiPhone16の128GBが¥124,800となります。
iPhone14シリーズはiPhone16eの登場で、Apple公式サイトから姿を消したので、iPhone14を購入するならAmazonか、中古ショップになります。
では機能面で、それぞれのiPhoneを比較してみるとしましょう。
搭載チップの比較
iPhone16e、iPhone14、iPhone15、iPhone16のチップ性能を比較すると、一番性能が良いチップを搭載しているのは、iPhone16。
次に、iPhone16e。そしてiPhone15、iPhone14の順。
iPhone16eはiPhone16と同じA18チップを搭載しているものの、GPUのコア数を比較すると、iPhone16が5GPUであるのに対して、 iPhone16eは一つ足りない4GPUとなっているので、iPhone16の方がiPhone16eより性能が高いんです。
バッテリー持ち
iPhone16e、iPhone14、iPhone15、iPhone16のバッテリー持ちを比較すると、最大26時間のビデオ再生ができるiPhone16eがダントツ一位です。
iPhone16e
iPhone16eに続くのは、最大22時間のビデオ再生ができる、iPhone16、それに続くのはiPhone14とiPhone15の最大20時間。
iPhone16eのバッテリー持続時間の持ちは、過去iPhoneの中でも歴代5位に輝くiPhoneです。
歴代iPhone バッテリー持ち時間 上位5機種
【1位】16Pro Max 最大33時間
【2位】15Pro Max / 14Pro Max 最大29時間
【3位】13Pro Max 最大28時間
【4位】16Pro 最大27時間
★5位★ iPhone16e 最大26時間
iPhone16eのバッテリー持ち時間が歴代iPhoneの上位になった理由は、Apple初の自社設計モデムである『C１』チップを搭載したことによる、省電力効率のおかげのようです。
6.1インチOLED画面
iPhone16eの登場で、iPhone SEシリーズが終焉を迎えました。このことで、これまでのTouch ID（指紋認証）がなくなり、ホームボタンが消失したことで、画面が6.1インチまで拡大。
さらに画面は“液晶”ではなく、有機ELを採用した鮮やかなOLEDディスプレイに生まれ変わりました。
これはiPhone14とまったく同じ画面を使用したようです。
充電ポートはUSB-Cを採用
iPhone16eの充電ポートはUSB-Cが採用され、その規格はUSB2.0でデータの転送速度は最大480Mbpsになります。
これは、iPhone15、iPhone16と同等のようで、iPhone15Pro、15ProMax、16Pro、16ProMaxのUSB3.2 Gen2の最大10Gbpsには及びません。
とはいえ、充電ポートがUSB-Cになったことは非常にありがたい。
アクションボタン搭載
iPhone16eには、iPhone15Proシリーズ以降のiPhoneに標準搭載されたアクションボタンが搭載されています。
アクションボタンには以下のような多種多様な操作の割り当てが可能です。
・消音モード
・集中モード
・カメラ
・ビジュアルインテリジェンス
・フラッシュライト
・ボイスメモ
・ミュージックを認識
・翻訳
・拡大鏡
・コントロール
・ショートカット
・アクセシビリティ
カメラ性能
iPhone16eにはカメラレンズが1つだけ搭載されています。
対するiPhone14、iPhone15、iPhone16は2つのレンズを搭載していて、超広角の撮影ができます。
超広角の撮影ができないことがiPhone16eの残念なところ…。加えてマクロ撮影もできません…。
一方で、画質は良いです！
アウトカメラは48MPで、インカメラは12MPなので、撮った写真をトリミングしたり、拡大しても画像が劣化しにくいのが魅力的。
AAAゲームに最適
iPhone16eはAAAゲームもサクサクと動作するiPhoneとして最適です。
実際にApple公式サイトより、iPhone16eがAAAタイトルのゲームがなんなくプレイできることが明記されてます。（以下参考）
ちなみにiPhone14、iPhone15はAAAゲームに対応しておらず、対応しているのはiPhone16です。
MagSafe非対応
実はiPhone16e、MagSafeに対応していません。
対応しているのは、最大7.5WのQiワイヤレス充電です。
MagSafeに対応していないのは非常に残念で、かなりのマイナスポイントなのですが、iPhone16eのバッテリーは最大26時間も持つ、iPhone歴史上5位に入るほどのバッテリー持ちの良さが売りなので、MagSafeなしでも…ということかもしれません。
あとは製造コストの面でMagSafeを削った、ということも考えられるでしょう。
ということで、MagSafe対応のiPhone14、iPhone15、iPhone16と比較して、MagSafe非対応のiPhone16eは見劣ります。
まとめ
iPhone16eは姿形はiphone14と似ているものの、中身は似て非なるiPhone。
最新チップ『A18』を搭載し、Apple Intelligenceに対応しながらも、最大26時間もの長時間バッテリー内蔵でさらに手のひらサイズ。
レンズは1眼とちょっぴり寂しいですが、解像度は48MPとしっかりとしたカメラ機能を備えています。
iPhone14、iPhone15と比較しても見劣りしないiPhone16eではありますが、やはりチップ性能やカメラ性能で上回るiPhone16にはかないません。
とはいえ、これまでiPhoneSE（第3世代）を使っていた方にとっては革新的なiPhone、それがiPhone16eです。
この記事がためになった‼️と感じた方がいらっしゃれば嬉しいです。