市川猿之助よ!政治家のように,厚顔・無恥になれ!

「市川猿之助が、自殺未遂か?」衝撃的なニュースが日本中を駆け抜けた。
原因は、事前に発表された週刊誌の見出しとの見方がある。
 個人に対するセクハラやパワハラは決して許されるものでない事は、自明の事である。
 しかし世の中には、個人に留まらず、多くの人たちに不快な思いを与え、また傷つけてもいっこうに平気な職種がある。「政治家」である。先日も、日本維新の会所属の参議院議員、梅村みずほ氏が入国管理の問題について、明らかに無知さを曝け出し、多くの人を傷つけた事は記憶に新しい。それにも関わらず、本人は一向に反省する気配もない。厚顔・無恥である。日本維新の会も梅村みずほ氏を処分する気配もない。この様な問題発言は以前にも、杉田水脈議員や森喜朗元総理大臣の例を挙げるまでもなく、枚挙にいとまがない。なぜこの様な厚顔・無恥な議員が日本に多いのか?私は、原因は現行の選挙制度にあると確信している。現行の立候補者に極めて都合の良い選挙制度では、真の民意を代表できる政治家を選ぶことはできない。その事について、以前私は『革命的政治改革「平成維新」』で指摘した。
 かつて週刊誌で不倫を指摘された男性タレントが「不倫は文化である」と豪語して批判をかわし、長く芸能界で活躍した。残念な事に、都知事選に立候補した事により、芸能界の露出は極端に減ってしまったが。彼の都知事選への立候補は、至極当然のことで、先日も歌手出身の議員が、国会で自身の新曲の発表をするという珍事が発生している。タレントが選挙公約もないままに、政治家に転出する例はいとまない。政治家と芸能人は類似する点が多い。
 繰り返すが、個人に対するセクハラやパワハラは決して許されるものでない。しかし私は猿之助の才能を惜しむ。だから重ねて言いたい。
市川猿之助よ、政治家のように、厚顔・無恥になれ!
 


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