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シニアのロンドンひとり旅➕語学留学⑪

68歳のシニア🧓がロンドンの語学学校に通い出しました。さてどんな毎日が待っているでしょう。

先週末(8/17)をもって英語学校の予定していたコースを終了しました。元々は三か月間の英国滞在を計画して、美術館、博物館巡りや観光ばかりだと時間を持て余すことになると思い参加した語学学校でした。終了してみるとこちらの方がメインとなっていて、充実感、満足感も高く、さらにシニアとして改めて得たものも大変多かったと感じています。68歳にして英語を学び直してどうなるものかという気持ちもありましたが、実際に挑戦してみて英語を勉強する面白さを改めて感じることになりました。英語を勉強するのは、会社時代に多少使うことがあった時期があり少し勉強しましたが、これを除くと学生時代以来となりました。シニアの学びは何ら強制されてやるものではなく、自分の意思で自分のペースでできるので大変やりがいがあります。これに加えて今回学んだ学校の雰囲気がとても良かったと感じています。施設は決して立派ではありませんが、校長を始め一人ひとりの先生がそれぞれ人柄が良く、自由で思いやりのある雰囲気をつくっていました。
私が主にお世話になった先生は二人いて、ひとりが20代後半のニュージーランド出身の女性、もうひとりが60歳ぐらいの地元イギリスの女性でした。二人ともそれぞれの個性をうまく出しながらも、楽しくそして明るく学生にしっかり向き合った対応を徹底していました。共通していたのが、話す、聞くということについて重点を置きながらも、基本の文法をしっかり身につけることから発展させるやり方でした。
それから一緒に学んだいろいろな国の出身の、そして幅広い年齢層の仲間に恵まれたことです。圧倒的に若い人が多かったのですが、彼らとも壁をつくることなく対等の立場で接触することができたことが良かったと思っています。なかには10代後半で、私とは祖父と孫のような年齢差があるにも関わらず一緒に英語を学べたことは、彼らの将来の夢、目標といったものも感じられ、シニアの私も大いに元気づけられました。60代後半ともなるとどうしても脳が固くなり記憶力の低下も著しいですが、知らない単語を調べたり覚えたりすることで物凄く脳の活性化につながったことは実感として感じています。これをこのまま終わらせるのではなく何とか多少でもいいから続けていくことで、脳を活性化し続けられたらいいと思っています。
学校はとても良かった一方で、ロンドンでの生活は物価が物凄く高く、住居費も高くかかります。特に安全で快適に近い物件になればなるほど家賃は高く住みづらい状況です。私の場合は留学代理店を通じて学校と住まいを探してもらいました。学校はいいところが見つかった一方で、住居は当初契約していた内容とは違ったりして戸惑いもありました。大きな反省として残っています。
観光のことについてはほとんど書いてきませんでしたが、土日の休みを利用してイギリスのカントリーサイドを見てきました。ロンドンとは異なり伝統的なイギリスの風景の素晴らしさ、人柄の良さを感じることのできる時間にもなりました。いくつかを写真で紹介しておきます。
こんなイギリス留学生活でしたが、正直英語力はさほど進歩はありませんでした。しかしシニアとして改めて人生のいきがいというものを再発見することのできる時間になったと思います。これにて、シニアのロンドンひとり旅+語学留学を終了いたします。ご覧いただき、ありがとうございました。
(8/22Ryo Shimo)

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