知床で「クマ活」「シャチ活」サステイナブルツーリズム
終ての地で、自然とともに暮らす日常を体験する。
流氷がもたらす生態系の豊かさが世界的に評価され2005年に世界自然遺産に選定された知床半島。この豊かな生態系にある知床の暮らしを覗いてみると文明がどれほど進化を遂げようともかなわない自然の厳しさを感じることになります。知床の自然と共生する人々の暮らしを感じてもらう旅。これまで知り得なかっただろう世界自然遺産の日常をお届けしたいと思っています。
知床で暮らす皆さんの日常を覗く
ご存知の通り、大変残念な事故があったことを受けて企画への影響も危ぶまれましたし、街は沈んでいるとも聞いています。観光ベストシーズンの知床で、こんなタイミングだからこそ得られる感情を、持ち帰ってもらえたら嬉しいし、地域に笑顔を届けられたらと思っています。知床の地域を支える住民の皆さんも、参加者の訪問を心から楽しみにしています。
申込はTRAPOL公式LINEからお問合せも受付中です!気になったら、登録後「お問合せ」から何なりとご相談ください🙂
3種類の基本コース。宿泊や体験選択は自由自在。
知床でのサステイナブルツーリズムは5泊6日の「知床満喫コース」平日1泊2日の「クマ活コース」週末2泊3日の「シャチ活コース」と3つの基本プランをご用意。
また「クマ活」「シャチ活」の他にも、「知床の森活」、「知床のシャケ活」、そしてもちろん「知床のサ活」も。多種多様な「活」をご用意し、地域の方といただく地域グルメも贅沢にご用意しています。
基本コースA~Cを選ぶのがおすすめですが、6月7日~12日の間は、実際いつ来て、いつ帰ってもOKとなるよう、最大限調整をさせていただきます。
ヒグマやシャチをはじめとした、世界的にも稀有な生態系を持つ知床で、自然の下、貧富に関わらず、ただ生き物の1種でしかないと感じる、ヒトの暮らしぶり。自然との共生の様を感じてもらえれば幸いです。
同行メンバーも楽しい!
同行スタッフ・メンバーは、「#つながる余白をつくる旅」でも一緒に旅をした、旅のプロばかり。このメンバーがいれば、どこにいようと絶対楽しい。そんなメンバーで、楽しさを保証してお送りします。
気になったら、詳細・申込はこちらから。
ご質問等はTRAPOL公式LINEで受けておりますので、気軽にお声がけください!
なぜ知床で旅のプロデュースをしたか
旅のサブスク「HafH」を通じて日本中を旅して3年。今年、自分なりにテーマがあって。それは「余白力」という言葉。
働き方改革で残業がNGになって、コロナ禍で何でもオンラインになって、オフィスや教室からなくなってしまった、雑談の余白。そして旅ができない時代が2年続いて奪われた、自然と触れ合う心の余白。今や、"あえて"余白をつくろうとしないと生まれない時代になってやいないかと感じています。
2022年に求められる、余白力。
良くも悪くも、生き方の正解がなくなったこのご時世、自分なりの生き方を見つけなければならないのは、それはそれで少し大変なこと。敷かれたレール通りに生きるのも一手だけど、そこ先に待っている未来は、決して明るいとは言えないのも事実。今のうちから、自分で自分の生き方の正解を探した方がいいな、なんていう漠然とした感覚はありつつも、どうやって見つければいいのかがわからない。そんな時に、両手が埋まっていたら、掴めなくないか、次のチャンス。
余白が、次の生き方を見つける大切なきっかけにつながると思っています。
余白力を磨く旅、第1弾。僕がこれまで旅を続けた中で、心を揺さぶられた場所にお連れしたいとの思いで半年前から企画していたのが、今回の知床行きです。#TRAPOL / #TABIPPO と一緒に思いを込めてつくりました。
自然の中に入り、非日常の「日常」を体験する余白を、あえて作っているきっかけを。この機会にお楽しみいただければ幸いです。
DJをするような感覚。
普段、行き当たりバッタリ系旅スタイルな僕。行き当たりばったりだからこそ、余白がふんだんにあって、想像もしない偶然(セレンディピティ)が現地で起こる、これが旅の醍醐味だと思ってる派です。だからこそ、こういうツアーにも偶発性が生まれやすい「のりしろ」みたいなものをしっかりデザインしていかねばならないと思っています。
従来の、何時何分、どこに集合、みんなでバスで出発し、分刻みで移動するような、先の読める旅なんて、僕たちが作る必要はない。かといって、偶発性は事前に読めないからこそ偶発性であって。
素敵な偶発性を起こすには=地域の自然、人、文化、そしてその日集まった参加者のバイブスの重なり合いでデザインされるわけなんですが。もう、この要素の重なり合いなんかは、まるでDJブースに立っているような気持ちです。いろんな要素=音をうまくチューニングしながら、素敵な偶発性=曲を作り上げていき、参加者に届けていく。
旅作りは、もはや僕にとっては「作品」なのです。
今回、初めての場所で、企画する作品を、ぜひご一緒できれば幸いです。