プロシュートとは?生ハムとの違いや食べ方について
こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング、
「料理・調理・家庭料理の資格取得講座」担当スタッフです。
皆さんはお肉はお好きですか?
私はとても好きで、特にハムに目がありません!(^^)
今回は、そんなハムの一種である
プロシュートについてお話したいと思います。
原産国のイタリアでは、プロシュートは豚のもも肉のハムを意味し、
処理方法によっても名称は変わってきます。
日本では生ハムの方が一般的に良く知られているかと思いますが、
プロシュートという名称は「燻製しない生ハム」を意味します。
こうして並べてみるとややこしいですが、
実はプロシュートの方が燻製されていない分、
日本でいう生ハムよりも「生」なのです。
非加熱で作るプロシュートは、
菌の発生を防ぐために大量の塩に漬けられます。
こうすることで、もも肉中の余分な水分が取り除かれ、
菌が発生しにくい環境が作られるわけです。
塩に漬けたあとは、乾燥した低温環境でじっくりと熟成させます。
この熟成の風味が、プロシュート好きにはたまらなく良いんですよね。
じっくりと熟成することで質感もしっとりとしますので、
私なんかは、生ハムよりもプロシュートが好きですね。
お値段が少々高いので、あまり頻繁には食べられませんが(笑)
熟成の期間は18~24カ月が最適とされています。
熟成期間が長いほど豚肉本来の旨味が出て、
食感も口当たりの良いものになります。
しかし長すぎると特有のクセが出てくるため、
人によっては苦手と感じる場合もあるそうです。
もちろん原材料となる豚肉の品質も味を決める重要なポイントです。
好みの熟成加減や味を見つけられるまで、
何種類か試して比べてみるのも面白そうです。
食べ方としては、もちろんそのままでも十分美味しいですが、
本場のイタリアではメロンやイチジクなどの果物に添えて、
オシャレな前菜として出すこともあるそうです。
他にもバゲットやチーズと合わせたり、
あえて少し加熱したものをパスタに入れてみても、
濃厚な旨味が溶け出して美味しいですよ。
是非試してみてください。