顎を触る、顎に手をあてる時の心理

こんばんは!諒設計アーキテクトラーニング
「心理・カウンセラーの資格取得講座」担当スタッフです。

本日は「顎を触る時の心理状態」についてのお話です。

人は何らかの心理状態にある時に、
その心理状態に応じた行動をとりがちです。

これは心理と行動が密接に関わっているためで、
顎を触るという行動にも心理が隠れているのです。

では、どのような心理が隠れているのでしょうか。
それは顎を触る時の状況によって異なります。

たとえば何か話をしている時や、
何か物事を行っている時には、
その話や物事に集中している可能性が高いといえます。

「なるほど~」などと言いながら
顎を触る仕草をしている人を見かけると思いますが、
このような場合に顎を触るのは関心のサインです。

また、話の内容に対して警戒している可能性や、
何か言おうとして考えているという可能性もあります。

いずれにしても、頭を働かせて集中している時に、
人は顎を触ることが多いのです。

話をしている時以外、
つまり何もしていない時に顎を触る心理としては、
男性と女性で異なります。

男性の場合はリラックスしている、
女性の場合は何かを隠そうとしている心理の現れといわれています。

このように状況に応じても心理状態が違ってきますが、
実は単に癖で触っているというケースも多いものです。

ですから、実際のところ顎を触る仕草だけで、
その人の心理状態を判断するのは簡単ではありません。

そのため、他の仕草とセットで見極めてみるのがよいでしょう。

たとえば、人は何かを興味を持っている時、
前屈みの姿勢になることが多いものです。

また、口や鼻を触るという行動は、
心理的プレッシャーを感じる時にとりがちです。

ですから、話をしている時に前屈みになりながら顎を触っている場合には、
相手はその話に関心を持っていると捉えることができ、
顎だけでなく口や鼻を触っている時には何らかのストレスを感じ、
何かを隠そうごまかしていたり、嘘をついている可能性が高いと言えます。

動揺している時には目をきょろきょろと動かすことが多いので、
顔を触ることにこれもセットになっている場合には、
何かを隠そうとしている可能性がかなり高くなります。

行動心理学は人を観察することから始まります。
ぜひ皆さんも相手の行動をよく観察してみてくださいね。

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