姿勢が悪いと心身にさまざまな悪影響が!
こんばんは!諒設計アーキテクトラーニング、
「整体・ボディケアの資格取得講座」担当スタッフです。
今回は「姿勢による心身への影響」についてです。
人は常に重力の影響を受けていますが、
骨や筋肉の力によって姿勢が保たれています。
しかし、正しい姿勢を維持するためには、
日頃しっかりと正しい姿勢を意識して暮らす必要があって、
人は少しでも楽をしたいと思う生き物ですから、
楽な姿勢をとろうとし、その状態が続くことによって、
徐々に骨が変形したり、体を支える筋肉の力が弱まったりして、
姿勢が悪くなっていきます。
姿勢が悪くなると、たとえば猫背の場合には、
前屈みの姿勢になることで肺が圧迫されて呼吸が浅くなったり、
血液の流れが悪くなって疲れやすくなります。
また、特定の筋肉や骨に強い負担がかかるために、
肩こりや首こり、頭痛、腰痛などを引き起こしやすくなります。
このような体への影響だけでなく、
自律神経のバランスの乱れや、
前屈みの姿勢によって太陽の光を取り込みにくくなることで、
精神的な不安につながることもあるのです。
このような影響から、悪い姿勢でいると
自律神経失調症やうつ病などの心の病気になりやすいといわれています。
ひとたび姿勢が悪くなると、
重力の影響もあってより修正するのに労力がかかるので、
少しでも早く姿勢の改善に取り組むことが大切です。
大人になると骨が固くなるために、
姿勢を直すことができないといわれていますが、
実際には大人になっても姿勢は治せます。
確かに骨が柔らかい子供の方が改善は容易ですが、
時間をかければ改善していくことができます。
大人の場合、運動不足の影響から
肩回りや腰回りの筋力が弱まって姿勢が悪くなることが多いもの。
猫背、反り腰、巻き肩の原因が筋力の低下が原因であれば、
筋力を鍛えて筋肉量を増やしてあげれば姿勢が崩れにくくなります。
そして良い姿勢がキープされると、
少しずつですが骨の形も変わっていきます。
猫背や反り腰の人は腹筋と背筋を、
巻き肩の人は肩甲骨周辺の筋肉を鍛えましょう。
すぐに筋肉はつきませんが、続けていくと次第に筋肉量が増え、
姿勢もよくなっていき、体が軽くなります。
大人でも諦めず姿勢改善に取り組んでいきましょう!