お酒は健康にいい?お酒がもたらす心身への効果について

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング、
「飲み物・ドリンクの資格取得講座」担当スタッフです。

自粛生活が続き、外出する機会が減ったことから、
家でお酒を飲むようになったという人もいらっしゃることでしょう。

古くから日本では、お酒は「百薬の長」と言われるように、
健康によいものとして扱われていますが、
実際にお酒は健康にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?

その効果としては、第一に「リラックス効果」が挙げられます。
おそらくお酒を飲む人の多くが、
楽しむためやストレス発散のために飲んでいると思います。

お酒には、理性を司る大脳新皮質の働きを弱める作用があって、
これによって本能的な部分を司る大脳旧皮質などが活発になり、
気持ちが上がったり元気が出たりするようになるのです。

それに伴って嫌なことを忘れ、ストレス発散にもつながります。
また、お酒の香り自体にもリラックス効果があるといわれているほか、
お酒には筋弛緩作用もあるので、体の緊張状態がほぐれ、
体に対するリラックス効果もあるのです。

また、毎日適量のお酒を飲む人は、
時々飲む人や全く飲まない人と比べて、
心筋梗塞をはじめとする「冠動脈疾患」による死亡率が
低い傾向にあるという調査結果が出ています。

ただし、これはあくまで“適度に”飲んだ場合で、
飲む量が多いと逆に死亡率が高くなるとされています。

また、お酒を飲み過ぎることで、
肝臓に負担がかかったり、血液や尿酸値が高くなったり、
カロリー過多や栄養バランスの乱れなどから、
生活習慣病を発症しやすくなります。

お酒に依存してしまうアルコール依存症も懸念されます。

お酒は適量だと“百薬の長”になりえますが、
飲み過ぎると健康を害してしまうので、
お酒を飲む人は適量にとどめることが大切です。

適量は人によって異なりますが、
アルコールのグラム単位でいうと、
平均として男性で40g、女性で20gとされています。

20gに相当するお酒の量は、
ビール1本(ロング)、日本酒1合、ワイングラス2杯程度です。

女性では上記の量を上限に、男性では上記の2倍量を上限とし、
健康に配慮しながら楽しく飲むようにしましょう。

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