世界の米事情、日本米はマイナーだった

こんにちは!諒設計アーキテクトラーニング
「料理・調理・家庭料理の資格取得講座」担当スタッフです。

突然ですが、皆さんは食べ物の中で何が一番好きですか?
ちなみに私はお米が一番好きです。

といってもお米だけを食べるのが好きなのではなくて、
おかずと一緒に食べるお米が好きという感じです。

おそらく私と同じような方って結構多いのではないでしょうか。

そこで、今回は「お米」についてお話ししようと思いますが、
世界で最も食べられているお米って何か知っていますか?

日本米(ジャポニカ米)であったら嬉しいですが、
実は世界的なシェアは15~20%くらいしかありません。

最も食べられているのがインディカ米で、
世界シェアの80%以上を占めています。

ちなみにインディカ米は、私たちがよく知るタイ米のことです。

日本人にとってタイ料理は世界の数ある料理の中でも特に馴染みが深く、
タイ料理ではインディカ米が使われているので、
日本では「タイ料理に使うお米=タイ米」というように
認知されるようになったのです。

上記のシェアをみて気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、
世界で生産されているお米は、大きく分けると
ジャポニカ米とインディカ米の2つしかありません!

もちろん、日本のお米をみても数多くの品種があって、
世界的にみても2万以上もの品種があるといわれていますが、
それらはジャポニカ種とインディカ種のどちらかに分類されるのです。

当然ながら日本のお米のほぼ100%はジャポニカ米ですが、
実は日本がジャポニカ米の主要な生産国ではありません。

世界最大のジャポニカ米生産国は中国なのです。
主に、黒龍江省、吉林省、遼寧省、江蘇省、浙江省、安徽省、
雲南省の7つの省を中心として栽培されています。

前述のとおりお米の品種は2万以上もあって、
品種によって甘味や粘り気、硬さ、香りが違いますので、
ジャポニカ米でもいろいろ試食してみると楽しいですよ!

それにタイ料理などのエスニック料理は
ジャポニカ米よりもインディカ米が合うので、
エスニック料理を作る時にはインディカ米を使うことをおすすめします(^^)

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